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■リュウキュウミスジは奄美大島以南に住む
/タテハチョウ科/パラレル法
[解説]
リュウキュウミスジはタテハチョウ科の蝶である。
奄美大島以南に住んでいるので、リュウキュウという名がある。
食草は、マメ科植物とニレ科のリュウキュウエノキ。
飛翔の仕方が独特だ。ぴらりぴらりと滑空するように飛んで、
葉の上などで休憩する。しばらくするとまたぴらりぴらりと飛ぶ。
太陽光線が当たると黒っぽい色彩にも独特の美しさが感じられる。
よく似た蝶にコミスジがある。白いスジが三条あるのでミスジと呼ぶ。
コミスジは奄美大島より北の屋久島、種子島以北に住む。
採集場所で区別できるので、混乱することはない。
翅表の模様はほとんど同一だ。
翅の裏の地色が暗いのがコミスジで、
地色が明るいチョコレート色で白の縁取りが目立つのが本種だ。
発生は、年5−6回とされ、
幼虫で越冬するという。
幼虫の形態は独特で、枯れ葉のような形に見える。一種の擬態だ。
2004年の奄美大島では、
2月の初日にもう本種を見ることができた。
写真の個体は3月下旬に、喜界島で撮影した。
パラレル法で立体視ができるのでやってみよう。
---SRSは地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
[撮影・解説:栗田昌裕]
画像の無断複製・無断使用を禁じます。
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