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■モンシロチョウは紫外線で雄雌を見分ける
/シロチョウ科/パラレル法
[解説]
モンシロチョウはシロチョウ科の蝶である。
食草はキャベツやダイコンなどのアブラナ科の野菜。
イヌガラシなどの野草も食する。
分布は日本全土で、耕作地の周辺に多く見る。
日本ではもっともよく見かける蝶の一種だが、
日本で土着種であったどうかは議論の余地がある。
現在は南西諸島でも見かけるが、昔からいたわけではない。
沖縄では1925年に最初の1頭が採集され、
八重山諸島では1966年頃から採集され始めた。
写真の個体は5月上旬に、奄美大島の住用村神屋で撮影した。
奄美大島では1927年に初めて2頭が採集された。
現在はたくさんの個体を見ることができる。
吸蜜中の花はキク科のムラサキカッコウアザミ。
アサギマダラの雄が好んで集まる外来植物だ。
タンカンの畑の下生えで、モンシロチョウも吸蜜していた。
モンシロチョウは紫外線を見ることができるという。
雄の羽は紫外線を吸収し、雌は反射するので、
モンシロチョウが見ると雄の羽は真っ黒に見えるのだろう。
[パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]
---SRSは地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
[撮影・解説:栗田昌裕 040608記]
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