26■イチモンジセセリ(セセリチョウ科)

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■イチモンジセセリは高速で飛び、渡りをする蝶
   /セセリチョウ科/パラレル法

【解説】
イチモンジセセリはセセリチョウ科の蝶。
 分布は本州中南部から南西諸島まで。幼虫で越冬する。
  北海道までみかけるが、それらは移動個体と考えられている。

食草はイネ科、カヤツリグサ科のいろいろな植物。
 イネを好み、幼虫はイネツトムシと呼ばれる。
  幼虫は葉を糸で閉じて筒状にするが、その状態をツトと呼ぶ。

成虫は年2回以上発生し、夏以後に急に増える。
 南西諸島から世代を繰り返して北上し、
  夏の終わりから秋になると関東地方でもよく見かける。

03年9月中旬には長野県八千穂高原でも数多くの個体を見た。
 写真は同年9月下旬に高槻市の芥川流域で撮影した。
  強靱な筋肉を持ち、弾丸のように素早く飛ぶのがすごい。

   【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
       ---SRSは地球の能力開発---
       ---心の中の自然を育てよう---

      [撮影・解説:栗田昌裕 040709記]
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