34■エルタテハ(タテハチョウ科)

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■エルタテハミは後翅の裏にLの字を持つ美しい蝶
    /タテハチョウ科/パラレル法

【解説】
エルタテハは近畿地方以東に住む蝶である。成虫で越冬する。
 食樹はハルニレ(ニレ科)、シラカンバ(カバノキ科)。
  翅表はオレンジ色が基調で美しく、翅裏は褐色で枯れ葉を思わせる。

斑紋だけを見ると、タテハチョウ科のヒオドシチョウにも似るが、
 本種では後翅の表面に(前翅にも)白い部分があるので、区別できる。
  後翅裏面中央の小さい白紋が「L」に見えるのでエルタテハと呼ぶ。

本州では山地で見かけるので、平地育ちの私にはあこがれの的であった。
 写真の個体は蓼科高原のピラタスの丘で8月初めに撮影した。
  イタドリの葉の上でひたすら日光浴をしていたのが印象的だった。

   【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
       ---SRSは地球の能力開発---
       ---心の中の自然を育てよう---

      [撮影・解説:栗田昌裕 040802記]
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