44■リュウキュウアサギマダラの交尾(3)/マダラチョウ科/パラレル法

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【解説】
リュウキュウアサギマダラはマダラチョウ科の蝶。
 奄美大島が分布の北限で、この島では集団越冬する習性が知られている。
  越冬地では周年を通してこの蝶を見ることができる。

しかし、その発生には年間を通して波がある。
 写真を撮影した奄美大島の笠利町の海岸では、3月末になると、
  食草のツルモウリンカの葉裏に見る幼虫の数が急に増えて来る。

したがって、交尾も折々に行われているはずだが、
 撮影しやすい状況で観察できることは稀である。
  この日は運がよかったのかもしれない。

止まっているのはマメ科のギンネムの木で、丸い形に集まった蕾がついている。
 これは南西諸島では路傍に普遍的に生えている雑木である。
  交尾しているペアは、そのままの状態で飛翔して移動できる。

   【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
       ---SRSは地球の能力開発---
       ---心の中の自然を育てよう---

      [撮影・解説:栗田昌裕 050403撮影050404記]
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