55■ツマグロヒョウモンはイジュの花で好んで吸蜜する
    /タテハチョウ科/パラレル法

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【解説】
ツマグロヒョウモンはタテハチョウ科の昆虫。
 ヒョウモンチョウの仲間である。幼虫で越冬する。
  本州西南部以南に分布するが、分布域が拡大しつつある。

食草はスミレ科のスミレ類。
 メスは前翅の前方の端に黒地に白い帯のある斑紋を持つ。
  オスにはそのような斑紋がないので、区別は容易である。

メスは飛んでいるときの様子が、カバマダラという蝶に非常によく似る。
 地面に止まることが多い。前翅の裏はやや朱色がかって美しい。
  翅を開閉しながらゆっくりと吸蜜する姿をよく見かける。

写真は奄美大島の長雲峠で撮影した。
 白い花はツバキ科のイジュの花。
  イジュの花には他の数種の蝶とともに本種が次々に飛来して吸蜜していた。
     
   【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
       ---SRSは美しい地球の能力開発---
       ---心の中の自然を育てよう---

      [撮影・解説:栗田昌裕 050529撮影050530記]
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