61■ナミエシロチョウは分布を次第に北に広げつつある
    /シロチョウ科/小さい旅18/パラレル法

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【解説】
ナミエシロチョウはシロチョウ科の蝶。ツゲモドキが食樹。
 トカラ列島以南に分布。八重山諸島が北限だったものが次第に北に広がった。
  ここ数十年で分布が北に広がった昆虫は多いが、本種もその一例だ。

リュウキュウアサギマダラ、タイワンウラボシシジミ(以上はトカラ列島まで)、
 シロオビアゲハ、ナミエシロチョウ、イワカワシジミ、オキナワビロウドセセリ、
  ヒメイチモンジセセリ、オオシロモンセセリ(奄美諸島まで)が北上種の例だ。

写真は奄美大島の笠利町で撮影した。
 海岸近くの林の中のシロノセンダングサの花で吸蜜していた。
  個体数が多いとは言えないが、笠利町ではときどき目撃することが出来る。
  
   【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】

メッセージ「絶滅しない生物の分布は次第に拡大するものだ」

       ----小さい旅は心の旅、発見の旅----
       ---SRSは美しい地球の能力開発---
       ---心の中の自然を育てよう---

      [撮影・解説:栗田昌裕 050529撮影050611記]
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