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            【解説】 
            3D昆虫館の第64番ではアゲハの蛹が研究所に来た経緯とその写真を紹介した。 
 それを撮影したのは6月14日の夕方17時50分であった 
  よく見ると、うっすらと翅が透見できる状態になっていた。 
 
そこで、6月15日の午前4時に、再度研究所を訪れた。 
             すると、予想通り、羽化が行われて、成虫が姿を見せていた。 
  写真では、上方にあるのが蛹の殻で、下が羽化したばかりの蝶の姿だ。 
 
羽化したばかりの蝶は羽がまだ柔らかく、伸びきっていないので、 
 しばらく時間をかけて羽が伸びきって固まるのを待つ。 
  小さな蛹の中からみるみるうちに立派な羽が伸びてくる仕組みは素晴らしい。 
 
羽化した成虫は体内の老廃物を液状の「尿」として排泄する。 
 それによって床が汚れないように、蛹のついた枝は白板に貼っておいたのだ。 
  上記の撮影時点では、おなかはまだふくらんでおり、未排泄だ。 
 
羽化したばかりの弱い状態のときに攻撃や干渉を受けると、 
 翅が致命的なダメージを受けてしまい、飛べなくなってしまう可能性がある。 
  そこで、羽化はもっとも干渉を受けにくい深夜に行われるのであろう。 
 
この個体は雄である。  
 蛹化から羽化までの日数は約8日。 
  この日数は季節によって異なる。 
    
まもなく、夜明けが来る。 
 この蝶は窓から放たれ、東京の町中で元気よく生きていくことになるだろう。 
  どんなドラマが待っているのか、誰も知らない。 
    
   【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】 
 
メッセージ「劇的なドラマは、人が寝静まっている間に進行する」 
 
       ---小さい旅は心の旅、発見の旅--- 
       ---SRSは美しい地球の能力開発--- 
       ---心の中の自然を育てよう--- 
 
      [撮影・解説:栗田昌裕 050615撮影050616記] 
      3D昆虫園の画像の無断複製・無断使用を禁じます。 
 
             
 
              
                
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