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【解説】
コツバメはシジミチョウ科の蝶。分布は、九州以北である。
食草は、ツツジ科、バラ科の植物で、花やつぼみを食べる。
前翅の長さは10〜14mm程度の小型の蝶である。
春先の4〜5月に、他の蝶に先駆けて出現し、それ以外は見ることはない。
ギフチョウやツマキチョウと同じで、春だけに一回発生する蝶である。
翅表は青いが裏は地味な褐色の上、小型で動きも俊敏なので気づく人は少ない。
そんなコツバメに6月下旬の支笏湖湖畔で「予想外」に出会ってうれしかった。
ツツジ類の花びらに止まり、花の上を移動し回っていたので撮影は苦労したが。
「本州とは季節感に1ヶ月以上のずれがあるなあ」と実感した次第だ。
卵を産むと1ヶ月くらいで蛹になり、そのまま夏、秋、冬を越し、
春になると羽化をして出現し、飛び回る。日光浴をする姿もよく見る。
地味だが、動きは可愛らしく、春を感じさせてくれる貴重な生き物だと思う。
【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
メッセージ「季節限定のため、その気で探さないと出会えない生き物がいる」
---小さい旅は心の旅、発見の旅---
---SRSは美しい地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
[撮影・解説:栗田昌裕 050624撮影050627記]
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