86■アオバセセリは日本産セセリチョウの中で唯一、青緑色をしている。
    セセリチョウ科/小さい旅57/パラレル法

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【解説】
アオバセセリはセセリチョウ科の蝶。
 この蝶の画像は3D昆虫園の第65番で紹介した。ここでは一般的な知識を示す。
  翅の表も裏も青緑色で光沢がある。後翅の後縁はオレンジ色だ。

分布は北海道を除く日本全土である。南西諸島も含む。
 上の画像は奄美大島で撮影した個体。第65番と同様、イジュの花で吸蜜中だ。
  通常は年に2、3回発生する。寒冷地では発生回数が減る。越冬は蛹でする。

食草はヤマビワ、アワブキ、ヤンバルアワセブキ、ミヤマハハソなど。
 成虫は花蜜を吸うだけでなく、動物の排泄物や地表の水も吸う。
  日本のセセリチョウの中では大型で目立つ種である(本州のセセリでは最大)。
 
     【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】

メッセージ「セセリチョウ科の蝶の多くは褐色のものが多い。
       アオバセセリの基本は青緑色で、大変ユニークだ」。

       ---小さい旅は心の旅、発見の旅---
       ---SRSは美しい地球の能力開発---
       ---心の中の自然を育てよう---

      [撮影・解説:栗田昌裕 050624撮影050703記]
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