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[解説] ヒメアカタテハはタテハチョウ科の蝶である(学名:Cynthia cardui)。
分布は日本全土。オーストラリア、ニュージーランドを除く世界中で見られる。
成虫で越冬する場所では、一年中観察できる。寒い場所では幼虫でも越冬する。
食草はキク科のゴボウ、ヨモギ、ハハコグサなど。
その他にも、マメ科、セリ科、イラクサ科など意外な植物を食する。
南関東以南では成虫で越冬できるので、一年中観察が可能だ。
英語名はPainted ladyと呼ばれる。カラフルな色模様がその名前の由来である。
写真の個体は大分県の姫島の海岸で、「日向ぼっこ」のために翅を広げた様子。
この直前にはスナビキソウで吸蜜していた。
この蝶には移動性がある。ヨーロッパからアフリカに移動するという。
日本では、北海道でも見られるが、関東より南で越冬した個体が、
世代を重ねて北上して広がったものが主体になっていると言う。
【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
メッセージ「世界中で最も分布が広いことで有名な蝶だが、
その移動の詳細には謎が残っている。
よく見かけるからといって、よく分かっているわけではない」。
---小さい旅は心の旅、発見の旅---
---SRSは美しい地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
[撮影・解説:栗田昌裕 050602撮影050708記]
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