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[解説] イシガケチョウはタテハチョウ科の蝶である(学名:Cyrestis thyodamas)。
3D昆虫園の第43番では一般的なことを紹介した。参照されたい。
ここでは、イジュの花で吸蜜している個体を紹介する。
イジュは奄美諸島を北限とするツバキ科の樹木である。
5月以後の梅雨時に開花することがその特徴だ。
この花には、蝶を初めとする多くの昆虫が集まる。
イシガケチョウもイジュに来ることが多い蝶である。
他の花で吸蜜するときは、落ち着かないで、絶えず動き回るのが特徴だが、
イジュの花で吸蜜するときには、時に動くのを忘れて没頭する様子が見える。
イシガケチョウが止まるときには、翅を開いて止まることが多い。
しかし、イジュの花で止まるときは、さまざまであり、翅の観察に適している。
翅を閉じて止まっているときもあり、翅を開いて止まっている時もあるからだ。
【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
メッセージ「イジュの花には不思議な誘因力がある。
その本質はまだ謎であると思う」。
---小さい旅は心の旅、発見の旅---
---SRSは美しい地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
[撮影・解説:栗田昌裕 050529撮影050711記]
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