 |
一つ前の画像に戻る |
 |
次の画像に進む |
 |
3D昆虫園リストへ |
 |
HP表紙に戻る |
|
【解説】
コムラサキはタテハチョウ科の蝶(学名Apatura metis substituta)。
その一般的な知識は3D昆虫園の第103番に示した(参照)。
そこでは、翅の裏の画像を示した。
この蝶の雄の翅の表には、微細な凹凸を活用して紫色に発色する仕組みがある。
光の干渉を起こして発色する仕組みで「構造色」と呼ぶ(→生命戦略の第9項)。
写真は雄なので、ごくわずかに紫色の発色が見える(心眼が必要かも?)。
コムラサキ属は、世界に数種いるが、その輝きが美しいので、
切手の題材として取り上げられている。
描き方は、翅の左右を異なる色彩に描いて構造色であることを示唆している。
コムラサキには遺伝的な2つの型がある。いずれも構造色は同様に持っている。
通常のものは、褐色をベースに橙色の紋を見る。
黒色をベースに白色の紋を持つものがあり、これをクロコムラサキと言う。
[パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]
メッセージ「構造色で輝く生命体は意外に多いものだ」。
---小さな旅は発見の旅、心の旅---
---SRSは美しい地球の能力開発---
-----内なる自然を育てよう-----
撮影・解説:栗田昌裕 (050729撮影050730記)
3D植物園の画像の無断複製・無断使用を禁じます。
 |
一つ前の画像に戻る |
 |
次の画像に進む |
 |
3D昆虫園リストへ |
 |
HP表紙に戻る |
|
|