103■コムラサキは紫色の構造色を示して軽快に飛ぶ蝶
    /タテハチョウ科/小さい旅99/パラレル法

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【解説】
コムラサキはタテハチョウ科の蝶(学名Apatura metis substituta)。
 食草は、ヤナギ科の植物でヤナギ、シダレヤナギ、ポプラなど。
  分布は北海道、本州、四国、九州。南西諸島はいない。幼虫で越冬する。

コムラサキ属(Apatura)は、日本からヨーロッパまで広く分布する。
 雄は翅を見る角度によって、紫色に輝くので、コムラサキ(小紫)の名がある。
  その点はオオムラサキも同様で、その仕組みを構造色と言う。

花には来ないで、樹液や腐った果実などで吸汁する性質がある。
 写真の個体は、長野県八千穂高原で撮影した。何のために路上にいたかは不明。
  構造色については「生命能力・生命戦略法」の第9番を参照のこと。
 
     [パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]

メッセージ「構造色を持った蝶は、
         日常を超えた美を感じさせる」。
    
     ---小さな旅は発見の旅、心の旅---
    ---SRSは美しい地球の能力開発---
     -----内なる自然を育てよう-----

    撮影・解説:栗田昌裕 (050729撮影050730記)
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