122■キタテハは山吹色の翅に黒の斑紋を持つ中型のタテハチョウ
     /タテハチョウ科/小さい旅129/パラレル法

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【3D昆虫図鑑 解説】
キタテハはタテハチョウ科の蝶(学名Polygonia c-aureum)。漢字では黄立羽。
 北は北海道から、南は種子島まで分布する。東京都内でも見かける。
  食草はクワ科のつる植物であるカナムグラ。

翅は文字通り黄色が基調で、黒褐色の縁取りを持ち、内部に黒い斑紋がある。
 後ろ翅の黒い斑紋の中には水色の点がある。
  シータテハに似るが、シータテハの方が翅の縁の凹凸が深い。

年に数回発生して、成虫で越冬する。
 夏に発生する夏型と秋に発生する秋型では、色模様が異なる。
  夏型は黄土色、秋型は山吹色で、黒い斑紋も秋型の方が小さい。

写真は、福島県北塩原村で8月1日に撮影した。夏型である。
 庭に栽培されているハーブの花に吸蜜に飛来した。
  花の他に、他のタテハ類と同様に、樹液、腐った果実にも来る。

     [パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]

メッセージ「普通種であるが、
        この蝶が翅を広げて止まっているところを見ると、
          味わい深い明るい翅の色に接して気分が高揚する」
    
     ---小さな旅は発見の旅、心の旅---
    ---SRSは美しい地球の能力開発---
     -----内なる自然を育てよう-----

    撮影・解説:栗田昌裕 (050801撮影060326記)
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