123■キタテハの翅裏は枯葉色の保護色(擬態)をなす
     /タテハチョウ科/小さい旅130/パラレル法

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【3D昆虫図鑑 解説】
キタテハはタテハチョウ科の蝶(学名Polygonia c-aureum)。
 一般論については、3D昆虫園の122番に記載した(→参照)。
  キタテハの分布の南限は種子島だが、迷蝶として琉球列島で確認されることがある。

画像は8月1日に福島県北塩原村で撮影したもの。
 ハーブに飛来して吸蜜するキタテハの翅裏をとらえた。夏型の翅裏の画像である。
  翅裏は夏型は明るく、秋型は褐色が濃い。いずれも枯葉に似せた擬態戦略だ。

学名に「c-」とあるのは、シータテハ同様、後翅中央にc字型の模様があるため。
 英語では、キタテハはThe Chinese commma、シータテハはThe Comma。
  エルタテハはThe Large Comma。キタテハの模様は実際にはcよりもLに近い。

     [パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]

メッセージ「キタテハの翅の裏は地味に見えるが、
        日射しの中で見ると
          味わい深く興味深い模様である。
            しっかりと見る目を持とう」
    
     ---小さな旅は発見の旅、心の旅---
    ---SRSは美しい地球の能力開発---
     -----内なる自然を育てよう-----

    撮影・解説:栗田昌裕 (050801撮影060327記)
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