130■アケボノソウ リンドウ科センブリ属

一つ前の画像に戻る
次の画像に進む
番号順リストへ
アイウエオ順リストへ
HP表紙に戻る
 私は山路でこの花をみていっぺんにファンになった。図鑑で見たときには全体像の写真だったので、この花の魅力が分からなかったが、花を細かく見ると大変に奥ゆかしく詩的な図柄である。花びらは通常5枚(ときに4枚)に分かれている。分かれたそれぞれに黄緑色の蜜腺溝がある。蜜腺の外側に深緑色の小さい斑点がある。この斑点があけぼのの星に擬せられて名前がついたのであろう。高さは50センチほどの2年草。花期は9〜10月。この写真は9月中旬に撮影した。どの花の蜜腺にも蟻が来ており、無心に蜜をなめていたのが印象的だ。 
[撮影・解説:栗田昌裕]
画像の無断複製・無断使用を禁じます。


一つ前の画像に戻る
次の画像に進む
番号順リストへ
アイウエオ順リストへ
HP表紙に戻る