135■マルバルコウ ヒルガオ科ルコウソウ属

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 図鑑で見てぜひ本物をみたいと願っていたら、まもなく路傍で遭遇できた。大変に朱色が美しい小型のアサガオといえば分かりやすい。花は五角形で直径は2センチ弱。実際はヒルガオ科だが、昼になると、花は閉じているので、アサガオに近いと個人的には感じている。江戸時代の1850年頃に、熱帯アメリカから渡来した。その後、暖地を中心に野生化し、現在は北陸、北関東以南に分布するという。この写真は群馬県月夜野町で撮影したので、ほぼ北限で出合ったことになる。見た目には可愛い花なのだが、農業の立場から見ると厄介な雑草である。これが繁殖すると絡まれてトウモロコシが育たなくなるというのだ。価値は立場によって異なるものだ。葉が割れていないことに注目したい。   
[撮影・解説:栗田昌裕]
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