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■謎を秘めたラッカセイの花/落花生/パラレル法
落花生の花を知らない人が多い。
見たことがあるという人は、東京の成人の中では数%以下だと思う。
写真のように黄色くて愛らしい花である。
一方で落花生の実を知らない人はいない。あのピーナッツだから。
ピーナッツが土中になるということは半数以上の人が知っている。
しかし、花が土中に咲くわけではない。
空中に咲く花から、どうして土中の実がなるのか。
「落花生」という名前にその謎の答えが隠されている。
花が咲いて受精が終わると、
その花の子房という部分から、槍のような突起が出てくる。
その突起は驚くべきことに土中に突き刺さっていく。
この槍の中には受精したDNAが入っているのだ。
ささった先は地面の中でふくらんでピーナッツができる。
一つの槍の先には、なぜか二つの実が入っている。
だから、双子のことをピーナッツで表すのだろう。
収穫のときに見ると、伸びた突起は根のようにも見え、
芋でもないのに、
種子は根の先になっているかのようにも見える。
何とも不思議な植物だ。
なぜ、このような戦略を取るようになったのか。
進化の企画会議の途中経過が知りたい。
身近な不思議に目を開こう。
それがSRSの「地球の能力開発」につながる。
パラレル法で立体視ができるのでやってみよう。
【写真は、2003年9月1日、群馬県中之条町で撮影】
[撮影・解説:栗田昌裕]
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