244■ヒメジョオンは代表的な植物   (キク科ムカシヨモギ属)

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[解説]
ヒメジョオンは帰化植物の代表とも言うべき雑草である。
 キク科ムカシヨモギ属で、都市周辺の路傍や野原でよく見る。
  北アメリカ原産で、明治初期に渡来し、全国に広がった。

しかし現在は大正時代に渡来したハルジオンになわばりを奪われつつある。
 実際、個人的な観察では、東京近辺でも、群馬県でも、
  ヒメジョオンより、ハルジオンを見ることの方が多い。

ハルジオンとの違いは、ヒメジョオンでは、
 葉が茎を抱かないこと、茎が白い髄で満たされている、ことで区別できる。
  ハルジオンは茎は中空で、つぼみに頭が垂れる傾向があることも特徴だ。

ハルジオンの花は白〜淡紅色だが、ヒメジョオンの花は白〜淡紫色だ。
 写真は八千穂高原で撮影したが、八ヶ岳の山麓ではヒメジョオンが観察できる。
  標高1400mまではよく見かけ、2000m以上でも出会うことがある。
 
[パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]。
    ---SRSは地球の能力開発---
    -----内なる自然を育てよう-----

    [撮影・解説:栗田昌裕 040830記]
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