250■シロノセンダングサは幕末に渡来した雑草
   (キク科センダングサ属)

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[解説]
シロノセンダングサはキク科センダングサ属の植物。
 江戸時代の末期に渡来したと言われ、シロバナセンダングサとも呼ぶ。
  世界の熱帯から暖帯に広く分布する一年草。

9月から11月にかけて開花する雑草だが、群生して咲く様子は美しい。
 頭花には5−7ミリの長さの白い舌状花が4−7個ある。
  舌状花の配置が完璧に整った花をみつけるのは難しい。

実は細長く先に3−4個のトゲがあって、衣服につく。これが繁殖の戦略だ。
 全体の姿はコセンダングサと呼ばれる帰化植物によく似ている。
  違いは、本種には白い舌状花があることだ。
  
奄美大島や喜界島や沖縄では1年を通して開花を見ることができる。
 本州から渡った秋のアサギマダラはこの花によく集まる。
  日本にもともといた蝶がこの花に集まる様子は不思議さを感じさせる。 
  
[パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]。
    ---SRSは地球の能力開発---
    -----内なる自然を育てよう-----
    [撮影・解説:栗田昌裕 041119記]
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