254■シランは中央部分の先が波状になった可憐な紅紫色の花
                           (ラン科シラン属)

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[解説]
シランはラン科シラン属の多年草。シランとは紫蘭という意味。
 関東以西の本州、四国、九州から沖縄まで分布している。
  山地のしめった林内に生える。

花は通常4〜5月に咲く。写真は奄美大島で3月末に撮影した。
 花は紅紫色で、茎の先に6−7個ついて咲く。
  葉はやや幅広の長楕円形。

ラン科の花は独特で、一般に、下に唇弁、上に側花弁があり、
 さらに上方に出ている背萼片、左右に出ている側萼片がある。
  それらの背後に苞というものがある。

シランの場合、萼片や側花弁はすなおに伸びた楕円形で先がやや尖る。
 唇弁は3つに裂けて、その中央部分は円筒状をなし、
  先端が波状になっているのが何ともユニークで美しい。
 
[パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]。
    ---SRSは地球の能力開発---
    -----内なる自然を育てよう-----
    [撮影・解説:栗田昌裕 041123記]
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