277■タケ(一種) /イネ科不明属

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【解説】
タケはイネ科植物だが、イネ科の植物は世界に6000種もある。
 そのうちの約45属、670種がタケやササの仲間だ。
  タケやササの仲間は木質で中空の茎を持ち、これを稈(かん)と呼ぶ。

タケノコが出たあとで、その皮(=稈鞘)が早く落ちるのをタケと呼ぶ。
 皮が長く残って稈を包んでいるものをササと呼ぶ。
  タケもササも花はなかなか咲かないが、一度咲くと枯れてしまう。

竹林は日本の景観の重要な要素をなすが、
 種類は多いので、実際に出会った種の判別は難しい。
  外国の旅先で出会った竹の種類を特定することはさらに困難だ。

竹はもともと熱帯や暖帯に多い植物である。
 赤道に近い場所で見る竹の多くは束になって密集して生えている。
  日本の竹林に慣れた目には、その生えている様子自体が感動に値する。

写真はオーストラリアのケアンズにあるパロネラパークで撮影した。
 無数の竹が、日本では体験できない密度で美しく生え揃っている。
  そんな竹林の中の小径を散歩するのはちょっとすごい体験だ。

   【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
   ---SRSは地球の能力開発---
    -----内なる自然を育てよう-----
    撮影・解説:栗田昌裕 (041228撮影050129記)
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