311■トウモロコシの雄花は雌花よりやや先に咲いて自家受粉を避ける
     /イネ科トウモロコシ属/小さい旅65/パラレル法

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【解説】
トウモロコシ畑の様子は3D植物園の第72番で示した。参照のこと。
 トウモロコシは雄花と雌花が同じ株に咲く。
  茎の頂には、十数本に別れた雄花をつけた花穂がつく。

雌花はいずれトウモロコシの実になる部分で、葉の付け根(葉腋)につく。
 細長い花柱が伸び出して、それが集まると髪の毛のように見える。
  雄花が成熟後、1、2日して雌花が開花して自家受粉を防ぐという。

上の写真は雄花の花穂を示している。2月上旬に沖縄本島で撮影した。
 同じ日本でも、地域により開花時期はかなり異なり、それが季節感を生み出す。
  関東平野では6月下旬頃から花を見ることができる。

   [パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]

メッセージ「植物は自家受粉を防ぐために、
       いろいろな仕組みを持っている。
        何事も関心を持っていると、
         見えない仕組みが見えてくる」
    
     ---小さな旅は発見の旅、心の旅---
    ---SRSは美しい地球の能力開発---
    -----内なる自然を育てよう-----

    撮影・解説:栗田昌裕 (0503撮影050710記)
    3D植物園の画像の無断複製・無断使用を禁じます。



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