【解説】 コイケマはガガイモ科カモメヅル属のつる性多年草(学名 Cynanchum wilfordii )。
分布は関東以西から九州。太い根茎を持つ。茎を切ると白い乳液が出る。
7−8月に花が咲く。花のつき方は散形花序をなす。
イケマとの違いは、花序の柄がイケマでは葉柄より長いが、本種は短いか同長。
花冠が5裂するが、イケマではそり返るのに、本種はそり返らない。
写真の株は7月20日に、上毛高原での水田脇で撮影した。
蕾があるのでイケマとの区別がしやすい。葉の雰囲気も異なっている。
チズモンアオシャクという蛾はコイケマやガガイモを食すという。
[パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]
メッセージ「イケマを見慣れると、
コイケマがそれと違う種であることはよく分かる。
同様に、一般論として、
一つ何かがよく分かると、
類似したものとの違いがよく分かるものだ」。
---小さな旅は発見の旅、心の旅---
---SRSは美しい地球の能力開発---
-----内なる自然を育てよう-----
撮影・解説:栗田昌裕 (050720撮影050722記)
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