【今週のちょっといい話】 第133話−第138話

      
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森○卓○さん(男性24歳)
SRS速読法初級講習(第325クラス)、ステップ8で提出。
133■「東の空の夕焼け」
 7/9。今日の夕焼けはとてもきれいだった。なんともいえない赤い色である。僕は今ま
で夕焼けができるのは、太陽の沈む西の空だけだと思っていた。それは違っていた。
 西の空だけでなく東の空にも夕焼けができて、赤くなっていた。

134■「メダカの視野」
 7/10。今、メダカを観ていて、あることに気付いた。メダカの視野に関することだ。
 メダカに前と横から指を近づけると、それに気付き、逃げる。しかし、真上から近づけ
ると、メダカは全く指が近づいてくることに気付かない。
 そういえば、自分も真上は見えないな。
 【栗田注:コブラやハブも見えない方向からうまく接近すると、手で捕まえることがで
きるそうです】。

135■「祭りとみこし」
 7/11。夕方頃、外の雰囲気がとても好きなので、よく散歩に出る。今日も、気分が良か
ったので、散歩をしていると、近所でお祭りがあった。子供と、大人が一緒におみこしを
かついで、近所をまわっていた。そういえば、僕も小学生の頃にかついでいたなあ。
 みこしをかつぐだけで、あんなに楽しく感じるのは不思議だ。

関○裕○さん(女性24歳)
SRS速読法初級講習(第325クラス)、ステップ8で提出。
136■「待合室の女の子」
 待合室で。となりに1〜2才位の女の子とその両親らしき3人がいました。
 女性が女の子に「お名前は?」と聞くと女の子は「○○ちゃん」。「おいくつ?」と聞
くと「1つじゃないよ、2つだよ」。「お兄ちゃんのお名前は?」と聞くと「○○ちゃん」
と、たどたどしいながらも話せる事がうれしいようで、得意げに質問に答えていました。
そこで女性が「じゃあパパのお名前は?」と聞くと、女の子は(少し考えてから)「パパ」
と答えました。女性は笑いながら「○○でしょう?」と名前を教えても、「違うよパパは
パパ」と言い張っていました。その「パパ」本人は苦笑いをして、「いいよ、いいよ、パ
パで上等だよ」と言っていました。女の子はその後もずーと片言で、話し通しでした。意
味がわかっていないような言葉でも繰り返し発していました。
 ほほえましいのと同時に、私もその女の子のように何でも吸収していたころがあったの
かな、と思うと今はちょっと選り好みをしている気がして反省もしました。

137■「市立図書館」
 久し振りに地元の市立図書館にいったら、木、金の開館時間が2時間のびて7時までと
なっていた。これで祝日も開いてくれたら、市も努力してくれてるな、と思うのですが。
 公共施設が私たちの要望に答えた形でいろいろ変えていってくれると、何だかとてもう
れしい気持ちになるのですが…私だけでしょうか。(でも図書館はもっと長時間開けてほ
しい。知的欲求がたまってる社会人の為にも!!)

138■「あれから十年」
 帰りの電車で中学校時代の友人とあって、「あれから10年だね。早いよね」等と話をし
ました。友人はやりがいのある仕事につき、大変そうながらもがんばっていました。
 私は、たぶん同年代の友人達と比べたら遅すぎる程のスロースターターです。
 「友が皆、我よりえらく…」などと思いましたが、友人もがんばってるし、私もがんば
ってる!と思い直して夢をかなえるべき、気持ちを新たにがんばろうと思いました。