【今週のちょっといい話】 第139話−第143話

      
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大○潔○さん(女性27歳)
SRS速読法初級講習(第325クラス)、ステップ8で提出。
139■「バスの運転手」
 たまたま電車ではなくて、バスを利用しようと思い、久々にバスに乗った。バスに乗る
といつも思うのだが、狭い道の曲がり角などでよく電柱や建て物にぶつからずにスイスイ
運転できるなあと運転手さんを尊敬してしまう。
       
140■「ニガウリ」
 今年種をまいた苦瓜は、芽を出したものの少し前まではなんだか弱々しく、枯れちゃう
かもしれないと思っていたが、今はじゃまくさいほど葉を繁らせ、黄色い花を咲かせてい
る。今年はお腹いっぱいゴーヤチャンプルが食べられそうだ。
      
141■「傘をさす選択」
 傘をさそうか、さすまいか、迷うくらいの小雨の時、私は傘をささずに歩いていたら道
路をはさんで一方の歩道を歩いている人は皆傘をさしていて、もう一方の歩道を歩いてい
る人は皆、傘をさしていないのに気づいた。
 まるで、申し合わせたかのようにそうなっていたので、なんだかおもしろかった。
      
内○○さん(男性27歳)
SRS速読法初級講習(第325クラス)、ステップ8で提出。
142■「雑草とチャンス」
 日曜日、朝の散歩をしていると、道端の雑草に目がいった。即見るとそれらの雑草はブ
ロック塀の小さな割れ目に根を張り、30cm程の茎をのばしていた。
 その生命力としたたかさに感心した。
 どんな所にも生きる場所はある。小さなチャンスでも見逃すなと言っているような気が
した。  

河○洋○さん(女性32歳)
SRS速読法初級講習(第325クラス)、ステップ8で提出。
143■「手袋の協力」
 レストランでたまたま小さな子供ずれの家族(6人〜7人)2組と一緒になった。はじ
め片方の子供がぐずって泣いていた時、お母さんが動物の形の手袋であやして泣き止ませ
ていた。私が席を外している間、もう片方の家族の子供が泣き出し、同じ様に母親が動物
の手袋であやしていた。
 私はその動物の手袋が小さな子供を持つ親の間ではやっているのかと思っていたが、は
じめに泣いた子供のお母さんが、なかなか泣き止まない子供に困っていたもう片方のお母
さんを見かねて貸してあげたらしい。
 小さな子供を持つ親同士の、小さな協力がとてもほほえましく思えた。