【今週のちょっといい話】 第1063話−第1066話

 
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第1063話(読者)■読んだことのない内容で興味深い
   「本がいままでの10倍速く読める方法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著)の感想文。
「今までに読んだことのない内容で興味深く読んでいます」。
                        (TK。57歳。男性。神戸市。041208受け取り)


第1064話(初級)■自分でできなくしている自分に気づき劇的な変化が起きた
(初級速読法5日間集中クラスの2日目の講習前に書かれた「チェックリスト」
       と2日目の体験談より)
「<チェックリスト>
【気づき】
 11/29(月):4年前、2年前にそれぞれ亡くなった友人の夢を見る。彼らの夢を見たのは初めて。面白い夢であった。視界がとてもクリアで明るくなった気がする。眼球が昨日より動きやすかった。
 12/2(木):縦書きの本を多読、速読しているせいか、縦の眼球運動がスムーズにひっかからずできるようになってきた。前より夢を見る。とても面白い。
【今週のちょっといい話】
 12/1(水):よく立ち寄る駅に隣接するお花屋さんの角にかわいい猫の置物をみつけた(私も猫を飼っている)。前からあったはずなのに、全然気づかなかった。視野を広げるとグンと情報量が広がる。また、いかにも自分が『見て』いなかったことにも気づいた(多分普通の人より)。
 12/2(木):2ヶ月前から今後どうしても必要な、でも一番苦手な英語の通信教育講座を受講しています。アメリカで使われる生の英語が教材で、最初は全く聞きとれないほど早い実際の英語。とくに3ヶ月目の教材は難しくざ折しそうになっていたが、その時に栗田先生の言葉を思い出した。『できないと思っている人はそれはもちろんできないです。最初から自分で決めているのですから』。ハッとしました。全ては自分が決定していることに気づいたのです。難しいと思ったら難しくなり、できないと思ったらできない。これに気づいた瞬間、私は何でもできる気がしてきたのです。うちの猫とさえしゃべれるかもしれない!と。そうすると英語が前より英語として聞こえてきました。意味が分かるわけではないのですが、そのままの英語の音としてすんなり耳に入ってきたのです。以前は『難しい難しい』と思い聞いていました。自分で勝手に何倍も難しくしていたのです。この自分の変化は、速読を初め、全ての思考に応用できることです。私の何かがガラガラと崩れるのを感じました。とても大きな変化でした。
【夢変化】以前よりハッキリ記憶に残るようになった。特に、訓練をした日はよく夢を見る。
【役立て】今週のちょっといい話でも書いたように、自分の考え方次第でできることもできなくなる事に気づき、物事をポジティブに考えるようにしていった。
<ステップ3>
【大文字訓練】『大ちゃん』は黒でぶ厚い大きい人。アスレチックで遊んだり、泳いだり、新体操をしたり転げ回ったり、飛んだり一緒に踊ったり、大きくなったり小さくなったり。
【イメージ訓練/自己拡大法】自宅の2階にいた自分は大きくなるにつれ、屋根を打ち破り外の景色がどんどん眼下に広がり、雲を越えオゾン層を越え宇宙に出た。縮小:小さくなるにつれだんご虫に見下ろされ…
【手のひら凝視】空間的に大きく見る:周辺の景色が感じられた。手は平面的に見えた。物質的に大きく見る:手の厚みを感じた。ぬくもりや脈を感じた。時間的に大きく見る:手が変化した(大小など)。
【全体の感想】訓練をしていると呼吸が深くなり、心が落ち着いてきた。音読読みの域を超え、文字をそのまま形として認識できるようになってきた。自分の固定観念がいかに強いものか解った。
<ステップ4>
【イメージ訓練/単純移動法】タイタニック号のような豪華客船。ピンクのサンゴ礁がキラキラ光る海を私はきれいな海に浮かぶコテージから見ている。波はおだやかで季節は夏。まっ青な空が広がっている。船にはきらびやかな飾りと中世の女性のシンボルが刻まれている。
【樹木法】白い木蓮が咲きほころぶ巨大な樹。後ろには更に巨大な建物。樹は風に揺れ、木蓮のいい匂いが私に届く。
【閉眼指回し】3指、4指は色彩に最も変化が出る。特に3指は模様がサイケデリックで様々に変容した。
【全体の感想】光の読書の感覚がつかめてきた。訓練をすればするほどできるようになってくる。前より視野が広がってきた。前に進む気持ちが大切だと思う」。
         (AT。27。女性。SRS速読法初級第445クラス受講者。041204受け取り)
[スタッフ注:ATさんの読書速度は、初速が1010字/分でしたが、
     初級講習で、24200字/分(24.0倍)に到達しました。
なお第445初級クラス全体の平均は32147字/分(40.3倍)でした]。
[栗田注:閉眼指回しは、SRS速読法の教室でのみ指導される特殊な訓練です]。


第1065話(中級)■SRS空間の展望が見え始め、7万字を超えてうれしい
 (中級速読法5日間集中クラスの3日目に書かれた
         ステップ17と18の訓練体験より)
「<ステップ17> 【KW】「心も体も柔軟に、そして生命力を高まれ!」
【柔軟訓練】『まわひねりき』をやると指先まで気合いが入った。指回し訓練では、全身が潤ってきた感じがある。体全体が共鳴しているような。柔軟度もいつもよりアップした。
[栗田注:『まわひねりき』とは17ステップで指導される独自の柔軟操作です]。
【穴埋め】とても細く、そして深い落とし穴だった。およそ10mくらい。地上にはだれもいる気配がなかったのでケイタイ電話で救急隊を呼んで引っ張り上げてもらった。穴は、庭にあった余分な土を使って9割ぐらい埋め、そこに植物を植えた。
【樹木法】首を傾け始めたときに幹が右へ折れ曲がり、その後は直線的に伸びていった。葉の緑色がいつもより薄かった気がする。また、途中で木の前を子供が2人走り抜けていった。自分の過去の姿かもしれない[栗田注:イメージ訓練の際に予想外の出現をするものは、潜在意識からのメッセージであることが少なくありません]。
【文字複写法】とても幻想的な世界が出来上がった。『人』は二本の足を使って動き回り、『鳥』は青く輝いて、太陽の日差しの下、元気に飛び交っていた。『石』は途中で金色に輝き出した。何とも言えない不思議な光景だった[栗田注:種々のカラーが出現したところがよいところです]。
【カーテンの原理】なるほど、と思った。これは速読だけでなく、議論やコミュニケーションにも応用できるだろう。ものわかりがいい、ということの感覚がつかめた気がする。いい玉をどんどん作っていきたい[栗田注:カーテンの原理は、17ステップで指導される内容です]。
【総合感想】カーテンの原理の話は印象的だった。念じて、整理されたファイルをどんどんつくっていけば必ず道は開けると感じた。自分はものわかりが悪いので、これをきっかけにして改善できたらなあと思う。後は、個人より大きな枠組みで情報処理のシステムが働いているというのは驚きである。(SRSは)まだまだ奥が深い。それゆえおもしろい。
<ステップ18> 【KW】「レインボー」
【柔軟訓練】左右に振ることで体が伸びていく感覚があった。実際に伸び率も上がった。+αの工夫で活路を見出せることがわかり、今後の参考にしたいと思った[中級速読法以後に学ぶSRSの柔軟訓練では毎ステップ異なる複数の方法が指導されます]。
【日月法】前後にイメージを描くことで空がパノラマ型に広がり全身が包まれるような感じがした。体全体がすっきりとし雲が晴れたような感覚。
【樹木法】川辺のあたたかい日差しの下で木が育っていった。首を前に傾けると徐々に視点が上空へ移っていき、木も少し前方へ折れ曲がった。全体としてふっくらした感じの葉のしげり方だった[栗田注:講習では、樹木法も、ステップ毎に異なることをしています]。
【総合感想】・実はだれもが未来をスーパーリードしているという話は、自分にも、他人をみても思い当たるフシがある。自分は全く健康に気をつかっていないがほとんどカゼをひいたりはしない。自分をいろいろせん索することで未来の落とし穴が発見できそうな気がした。そしてその穴を訓練で埋めていきたい。・イメージと文字を結合させる訓練が増えてきて、SRS空間の展望も徐々に見え始めてきている。速読中に文字に色がついたり、何となく香りも感じている。字数も7万字をこえて、とてもうれしい。最終日はぜひ100倍に到達したいです[栗田注:『SRS空間』は講習で学ぶ概念です。この方は、実際に、最終回には、100倍を超えました。速読法の中級講習では、初級とは異なる側面でどんどんと情報処理能力を充実させていきます。このクラスの例では特定の個人ではなく、クラス全体の平均が5日間で100倍を超えています]」。
        (JS。23歳。男性。SRS速読法中級第436クラス受講者。040627受け取り)
[スタッフ注:JS氏の読書速度は、初速が850字/分でしたが、
     中級講習で、87600字/分(103.1倍)に到達しました。
なお第436中級クラス全体の平均は89500字/分(103倍)でした]。


第1066話 ■20年のぶりの友人から電話があり驚いた
 (第35期記憶法の2回目に提出された「ちょっといい話」より)
「・20年ぶりの高校時代の友人から電話があって、久しぶりに会おうということになりました。驚きです。
 ・ここ一年間仕事でお互いに不信感があり、余り必要以上話さなかった後輩と普通に話せるようになった」。
                            (SO。41歳。男性。040629受け取り)。
[栗田注:SOさんは、速読法のクラスも受講されています。一般に、SRSの訓練をすると、不思議な出会いや、偶然の一致が重なって、人間関係がどんどん改善されてくるものです。そのような現象を自覚したときこそ、人間関係を作り出している深層の仕組みを洞察するチャンスなのです]。

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