【今週のちょっといい話】 第1307話−第1310話

      
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第1307話(読者)■分かりやすく好感を持っている
   「本がいままでの10倍速く読める方法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「速読には以前から大変興味を持っていたが、栗田氏の本は非常にわかりやすく好感を持っている。講習会等にもぜひとも参加したいと思っている。早く、速読をマスターしたい」。
   (MB。41歳。男性。京都市。050218受け取り)。 


第1308話(初級)■以前は気づかなかった自然の音に気づいて楽しんだ
  (初級速読法の3テップの前に書かれたチェックリストより)
「【今週のちょっといい話】
 私の職場には、大きな窓があって、小さいけれどいい感じの庭が見えます。
 とねりこの木が1本あって、いくつかのプランターが置いてあるのですが、様々な季節の移り変わりや、天気の変化を見ているとあきることがありません。
 ただ、都会のど真中なので聞こえてくる音は嵐ででもない限り、騒音ばかりです。
 ところが、今日は少し強めの風が吹いていて、木や、草が、やや、激しくそよぐのを眺めていたら、ふと、そのそよぐ音が聞こえるように感じました。以前は気付かなかった音に、初めて、気が付いたのです。しばし、楽しみました」。
  (YN。55歳。女性。SRS速読法初級第442クラス受講者。040921受け取り)
[スタッフ注:YN氏さんの読書速度は、初速が680字/分でしたが、
初級講習で、16400字/分以上(24.1倍)に到達しました。
第442初級クラス全体の最終回の平均は21003字/分(26.6倍)でした]。


第1309話(中級)■内なる地図作りの意義を知り、アナロジーの重要さが分かった
 (中級速読法5日間集中クラスの3日目に書かれたチェックリストと、
    15、16ステップの体験談より)
「<チェックリスト>
【気づき】
 ◆ 12/8:イメージ訓練ではちょっとアレンジして脳細胞のシナプスがどんどん新たに結合して増えている姿をイメージした。夢は久々に脳をしぼり上げられる感覚から解放された。
 ◆ 12/9:夢を見ず、熟睡できた。
 ◆ 12/10:歩いている途中にエッジビュー訓練や、目をつぶって風景の移り変わりをイメージする訓練を行っている。
 ◆ 12/11:一日のプランを朝にイメージして一日一日を完成させるようにしている。電車の中では自己啓発書、自宅へ戻ってからは専門知識を増やすための本を読み込んでいる。
 ◆ 12/12:30人程の前で自己紹介をする機会があった。出来事を並べただけだったため単調な話になってしまった。ポイントを絞り、キーワードを使って話せばよかったと思う。
 ◆ 12/13:これ以降、コメントさぼりました。次回がんばります。
<ステップ15> 【KW】『酸素たっぷり、いい呼吸』
【柔軟度】肩こりの原因についての話はとても興味深く、環境、生活(知的)活動までもが影響しているということに深い感銘を覚えた。
【意識が深まる】
 ◆ 身体でおぼろげにわかっていることが的確に言語化できた時。洞察力のある人と接すると、この体験をする。
 ◆ 理屈でわかっていることが、現実生活の中で実行、実現、達成された時の思い、経験が多層的になること。
【銀河法】接近では鼻の穴から呼吸といっしょに体の中に入り込み、体の中が、宇宙空間になるイメージになった(特に腹腔部)。遠ざかる時は、鼻から出るというより、腹部がひろがる感覚。
【樹木法】惑星の半分ぐらいに大きく根をはっているとても大きな木。『く』の字ではなく『クランク状』に曲がる。
【ブラインドウォーク】
 ◆ 人によって歩く姿が千差万別なのは当然だが、このように的確にポイントをついて指摘されると、その人のちょっとした意識のおき方の違いや時には、多少の経歴まで推測できるのには驚きました。
【総合感想】
 ◆ [内なる地図をつくり、意識する、というポイントについて(初級からの復習かもしれませんが)]入力全般において意識的にギアを変えるようにモードチェンジすれば、日々の体験が、より深く味わえ、心の中に豊かに残っていくのではないかと思いました。これを10年以上続ければ、人生に大きなインパクトを与えられると思います。早速これを書いたあとから意識していきたい。
<ステップ16> 【KW】『いのうち(いのち)』『息々(イキイキ)』
【柔軟】側屈でブレークスルーが起きたような気がする。今までなかなか伸びなかっただけに嬉しい。効果の出る臨界点まで気長に続けよう。
【動的眼球訓練】目と頭が(グニャグニャモミモミ)とマッサージされる感覚。目玉が球体であることを改めて意識するような感覚がおこる。
【10分間閉眼指回し】色は変わらなかったが手足がしびれ、口のまわりから頭全体も少々しびれた。しばらくすると上の目の粗い図の模様がクリアに見える。前のクリスマスツリー(ボール状のもの)の色が鮮やかに見える。
【総合感想】
 ◆ 『アナロジーの豊かさ』。先生の講義を受けてて、知性の豊かさの尺度は一つには『アナロジーの豊かさ』なのかなと感じました。一つの体験や、身体知と別の体験や『たま』で置きかえる、または自分のファイルと響かせて、引っぱり出してくるという知の活動は、単なる知識の堆積では絶対に起こりえないと思う[栗田注:『たま』とは、体験や知識が構成するファイルのことで、SRS独自の用語です]。
 ◆ 訓練や講義で言われるように、自在に処理し、自在に出力することが必要なのだなと感じました。
 ◆ 色々なスピードで速読訓練をしたいと思います」。
  (HH。33歳。男性。SRS速読法中級第426クラス受講者。031221受け取り)
[スタッフ注: HH氏の読書速度は、初速が2000字/分でしたが、中級講習の最後で、90000字/分(45.0倍)に到達しました。
第426中級クラス全体の最終回の平均は82116字/分(90.9倍)でした]。


第1310話(栗田)■春の子供クラスの成果と、子供の花粉症の割合は?
「本日でSRS速読法の『春の子供クラス』が終わります。
 6日間をかけて多くのお子さんを対象として講習が行われました。
 4日目の時点(ステップ7まで)で、10138字(16.7倍)となり、
 5日目の時点(ステップ9まで)で、13900字(22.7倍)となっています。
 最終日はステップ10ですが、結果が出るのはこれからです。
 5日目に、花粉症になっている人の割合を調べてもらいました。
 その結果は41人中14名で、34%となりました。
 3人に1人という割合を超えており、大人よりも高率であることに驚かされます。
 今後も、花粉症の割合の推移に注目したいと思います」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。050330記)。

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