【今週のちょっといい話】 第1543話−第1546話

      
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第1543話(読者)■とても面白い、能力を高めていろんな事をしたい
 「栗田昌裕の目がよくなる眼力法」
      (KKロングセラーズ。栗田昌裕著)の感想文。
「とてもおもしろいです。これからの時代に興味ある分野です。
自分の能力を高めて、いろんな事ができたらいいなあと思っています。
三日坊主になりがちなのですが、読んでやってみようと思います。
どうもありがとうございました」。
   (SH。36歳。女性。奈良市。040927受け取り)。


第1544話 ■子供たちが鯉のぼりを喜んでくれ、娘の話を聞いて一緒にワクワクした
   (記憶法Aの3回目に提出された「ちょっといい話」)
「◆ 5/2(月) 我家の子供達が小さかった時に飾っていた団地サイズの鯉のぼりを処分してしまうに忍びなくて、職場の施設部門にもらってもらうことにした。届けたついでに私が組み立てることになり、やっていると、小さい子供たちが数人集まってきた。ポール、矢車を組み立て、吹き流し、鯉のぼりを1つ1つつないでいく間じゅううれしそうに眺め、質問をしてき、そして鯉のぼりの歌を何度もうたってくれた。我家でこれを組み立てていた、子供たちの小さい頃のことも思い出され、ほのぼのとした気持ちになった。不要になったものを持ってきただけなのにこんなに喜んでもらい、このようにかわいいもてなしをしてもらい心が暖まった。
 ◆ 5/4(水) 外出のついでに久し振りに図書館に寄ってみた。なんの気なしに植物の本を見てみたら、今まで知らなかったことがいろいろ発見でき、うれしくなった。(柳の葉芽と花芽のこと、八重桜の花弁のこと、スズメノエンドウとカラスノエンドウの違い…など)。
 ◆ 5/5(木) 仕事の他に家族の世話や家事で日々を過ごすことが殆んどの私にとって、子供たちの体験談を聞くことが楽しみである。息子たちは余り話してはくれないが、大学生の娘は日々よく話してくれる。娘の生活がよくわかって安心なだけでなく、私もフレッシュな感性でいろんなことを体験したような気持ちになりとてもうれしい。今日もイベントに出かけて帰宅した娘からたくさん話を聞いて一緒にワクワクした」。
    (MS。52歳。女性。050516提出)。


第1545話 ■難しめの法律書を1日一冊のノルマにして、閉眼の色彩変化に驚いた
  (初級半月速読法の2日目の前に書かれたチェックリストと、
        3、4ステップの感想文より)
「<チェックリスト>
【気づき】
 ◆ 2/25:指回し(薬指が苦手)は毎日少しずつ上手くなっていくのがわかって嬉しい。TVを見ている時や入浴中に行っています(眼球、呼吸法も)。1分を適当に見当で計っているのですが、STOP WATCHを買ってやった方がいいなと思いつつ、買っていない。買おう。
 ◆ 読書は勉強を兼ねて難しめの法律書を読んでいます。1冊/日はきつい。『3時間でわかる刑事訴訟法』など読んで1冊のノルマとしていますが、本当はのべにするともっと読んでいます。もともとハリーポッターくらいの本なら1日1冊平気で読んでいましたが、現在読みたい本はもう少し内容が難しかったりするのでなかなか…。
【今週のちょっといい話】
 ◆ 久しぶりに叔父に会った。叔父の方から『昔、必要にせまられて速読ができるようになった』という話題が出た。詳しく聞いてみると、小学生の頃、忍者を名乗る興行師が出し物をして黒板に聴衆が無作為に書いた30文字くらい(意味のない平仮名のられつ)を一目見て、後ろを向き、スラスラと暗唱したのを見た経験を参考にしたそうだ。その忍者は『残像を頭に焼きつける』と言ったそうだが、それを参考に独自に訓練をし、ついにはブ厚い歴史書27巻を3日で読破できるくらいになったと言う。疑う友人に内容について質問してもらったところ、くわしく内容を記憶しているので叔父の友人も舌をまいたそうだ。また、会社経営の際、経理の人に『社長は何でも見ている』という事を印象づけるため、たとえば連番のふられた100枚くらいの請求書の宛先、金額、番号などを一度だけパラパラと見せてもらい、後から何も見ないで『ところで53番の××さん宛の○○万円の件だが…』とやり、社員をおどろかせたそうである。
 現在は残念ながら片目の視力をほとんど失い、昔ほど速読はできないそうであるが、記憶力は私も前々からすごいと思っていた。速読までやっていたとは知らなかったが、叔父曰く『訓練すれば必ず出来る』ので、私も頑張ろうと思う。身近な親類で速読をしていた人がいたという事実にものすごく励まされる思いがした」。
<ステップ3>
【気付き】指まわし少し上達。
【役立て】読書量を意図的に増やした。
【大文字訓練】大ちゃんは7mくらいのペラペラのプラスチックで、黒々つやつやしている、大きいのではじめは公園の木々を踏み倒していたが、次に湖に行って水面をつつつーっと泳ぎはじめた、私は大ちゃんの上に乗っている。次に水面からふわりと空へ飛び、私も空飛ぶじゅうたんに乗った気分で飛行を楽しんだ。
【イメージ訓練/自己拡大法】1000倍くらいになると、頭が寒く、空気が徐々に薄くなってくる気がした。2000倍になると雲の上に頭が出て、ハエのように飛ぶ飛行機が見えた。1/10000に縮小されると、自宅のムートンの敷物の間をくさむらのようにかきわける自分が見えた。
【手のひら凝視】大昔のトカゲであった手が土をつかんでいた感触をありありと感じた。幼少期に蚊取線香の灰をつかめそうですぐ崩れ、つかめなかった感触を思い出した。未来は爪がなくなり、指が20cmくらいに伸びる気がした。少し湿気を帯びていた。
【全体の感想】
 ◆ 閉眼で手をまわしている時、手と腕の影が見えた(透視したような感じ)のが面白かった。
 ◆ 迷路と計算が伸びた、うれしい。
 ◆ 往復読みがはじめすごくつらかったのが抵抗なくなってきた。
 ◆ 計算の際、見ただけで結果がわくような感じがした。
<ステップ4>
【イメージ訓練/単純移動法】沖縄で見たような透明度が高い海辺の白い砂浜の上に私は座っている。左前方の海のエメラルドグリーンの濃い、やや遠くの方から一せきの軍艦がやってきた。海上自衛隊のイージス艦だ。大きくにび色に光っている(陽光をうけて)。ゆっくりと右のかなたの海の方へ、あまり波もたてず、するすると去っていく。乗組員の姿は見えない。日章旗がはためいていた。
【閉眼指回し】閉眼指回しで、今まで閉眼で見たことがなかった青系が出現し、おどろいた。また、形を今までは円形が多かったのが閃光のようなものがレーザービームのように走り(緑色)、『こんな見え方もあったのか』と分かった[栗田注:閉眼変化は、SRSの訓練で潜在意識の活性化が起きることと、眼力が変化することとの2つの側面を示唆しています]。
【全体の感想】
 ◆ 閉眼の色彩が変化したことが驚きだった。
 ◆ 速く見てもけっこう内容が残っているものだと思った。速読は速い方のようだが、先生の言う数字の上を意識的に上回るように心がけないと、もう4千を超えているのに4千を超えるのを目指したりしてしまう(という失敗が今日あったので、明日気をつけよう)」。
 (JN。32歳。女性。SRS速読法初級第551クラス受講者。050313受け取り)
[スタッフ注:JNさんの読書速度は、初速が1560字/分でしたが、
初級講習の10ステップで、27500字/分(17.6倍)に到達しました。
 第551初級クラス全体では、初速は837字で、最終回の平均は21853字/分(26.7倍)でした]。


第1546話(栗田)■特定外来生物被害防止法の施行を喜ぶ
  (栗田昌裕。SRS提唱者。050606記)
「2005年6月1日から特定外来生物被害防止法(外来生物法)が施行された。
 外国から入り込んだ侵略的で繁殖力が強い動植物から、日本固有の自然環境や生物を守ることを目的としている。この法が施行されたことをまず喜びたい。
 特定外来生物として規制対象となったのは37種ある。
 その中にはオオクチバスのように、釣り愛好家やそれに関わる業者からの強い反対があって、当初から注目度が高かった種もある。
 私が個人的に関心を持っているのは、ミズヒマワリとジャワマングースだ。
 ミズヒマワリは、アサギマダラを誘因する力が強く、過去にはミズヒマワリが繁殖している地域で、多数のマーキングがなされた例がある。私も大阪府の高槻市の芥川流域のミズヒマワリの繁殖地は実際に観察に行った。東京にもミズヒマワリの繁殖地があるので、今後の絶滅させる方向により強力に働きかけをするべきであろう。
 ジャワマングースはハブを絶滅させるための放たれたものだが、現在は奄美大島と沖縄に繁殖していて、この島にもともと住んでいた貴重な動物を減らして来た。今回の法律が施行されたことで、絶滅への努力が加速されることを願いたい。
 ジャワマングースは昼行性で、ハブは夜行性である。両者が出会うチャンスは少なく、結局、マングースはハブを食べることはなかったとされている。マングースをこれらの島に繁殖させようとしたことは、人間の浅知恵が生態系に大きなひずみを生み出した悪例として、反省し、記憶に留めて、後生まで語り伝えるに値する事件である」。

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