【今週のちょっといい話】 第1699話−第1702話

   
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第1699話(読者)■速読法と目の体操とで一石二鳥だ。速読を極めたい。
   「本がいままでの10倍速く読める法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「速読法なのに、目の体操にもなって、一石二鳥だと思いました。
 これからも速読を極めたいと思います」。
   (YT。20歳。男性。静岡市。050520受け取り)。


第1700話 ■初夏の岐阜城
「万博見学の翌日は、岐阜城(稲賀山城)を訪問した。金華山の山頂までロープウエイに乗り、初夏の山道で汗をかいた。濃尾平野が眼下に広がり、長良川の岸辺に渓流された鵜飼船も見えた。斎藤道三(第9代城主)や織田信長(第12代城主)も、夜の天守閣から鵜飼舟の篝火を楽しんだのだろうか。芭蕉が「夏来ても ただ一つ葉の 一葉かな」と読んだヒトツバの群生も帰路に確認できた。昨日の疲れも吹き飛び、来て良かった」(No.271話)。
    (赤○敏○。SRSインストラクター。050716提出)。


第1701話(栗田)■落花生の花を観察した
「SRSのインストラクター会議で、自宅で落花生を育てているインストラクターが、花の咲いた落花生の株を持参して、皆に見せてくれた。
 落花生の花は地上に咲くが、落花生の実は土中で実る。
 なぜこんなことが起きるのか。
 それは、花の下部から、槍のようなものが出て、それが伸びて土中に突き刺さり、その先端に実をつけるからである。
 私の実家では祖母が落花生を育てていたので、花は何度も見ていたし、実を採取する様子も知っているが、開花から結実までのプロセスを経時的に追った経験はない。
 今回、改めて、槍のようなものが出始めている様子を細かく観察することで、落花生の実ができるプロセスを実感を持ってとらえることができた。
 まず、花の柄がずいぶん細長いことを再確認できた。
 花が受粉した後で、雄花の遺伝子は花の子房から、細長い柄を移動して、花がついている葉の腋の部分に行く。
 遺伝子は、そこから槍のような構造の先端に宿り、槍が伸びるにつれて大地の中に移動する。そして、最後は、豆の中に宿ることになるのだ。
 このようなメカニズムを作り出した落花生の進化の歴史を改めて不思議に感じた。
 落花生は、研究所のバルコニーでも育てているので、いずれ写真で様子を示すことができれば幸いだ」。
  (栗田昌裕。SRS提唱者。050717記)。
 

第1702話 ■『肩のこらない会』で学んだ方法で精神・内臓の制御ができる
(記憶法45ステップで提出された「ちょっといい話」)
「◆ 24日 先生の授業で出てきた数学の問題を解くと2となり、参考書を見て正しかったので嬉しく思い、極限の分野を見直す機会となった。
 ◆ 私もその1人だが、女性は体の凝りや便秘など体の調子で気分が左右されることが多いと思う。しかし私はSRSの『肩のこらない会』で教わった運動を毎日することで凝りだけでなく心や体に余裕が作れるようになり、精神・内臓を自分でコントロールしようと努めれば便秘も解消しスッキリするようになった[スタッフ注:『肩のこらない会』は、毎月1回開催されるSRS健康法を指導する会合です。詳細は、HPの鋼材日程案内の欄を参照のこと]。
 規律正しく生活すると自分の体や周囲の自然の変化にも敏感に気付くようになり、明るく強くなれる。良い循環の連続です。
 ◆ 夕食後は疲れが出やすい。そこでゆかたに着替えて自分の本棚全体が見渡せる位置で正座し、呼吸法をしながら薄暗い部屋の中で自分の心を探検する。数分行うと、心から冷静でリラックスして体が柔軟になっている。その後10分間の散歩をすると、体は左右対称でリズミカルに動き、姿勢はとても良く、視野は全体を見渡せたり細かい所も気付くようになっている。
 同じ単調な生活でもこうして散歩すると自分の大きな成長に気付くことがある。
 ◆ 栗田先生の授業で学んだ視野の広げ方やその他多くの内容は、音楽の実技試験で大変役立つと思う。曲は20〜30分あるが、いくら個々のハイレベルの技術が使えるようになっても全体の構造を様々な視点から弾けなければ高得点はもらえない。感情制御できるようになって、より深い音の世界を築けるようになったと思う」。
    (SK。20歳。050606受け取り)。


<付記> 「夏休みの前期子供クラス」(初級速読法)が、
     7/26−31に開講されます。
     子供クラスは、平均50倍速読を超えるのが通例です。
     現在、受付中です。

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