【今週のちょっといい話】 第1755話−第1758話

   
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<お知らせ>
「夏の子供クラスの後期は8月19日−24日に行われます。募集中」。
「8月9日に肩のこらない会として『叩打健康法』が開催されます(講師は栗田)。」
「8月30日、特別指導会『要約法(大観本質要約法)』が開催されます(講師は栗田)」。
    

第1755話(読者)■短時間、眺めているだけでも楽しい
   「3D写真で目がどんどん良くなる本 植物編」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著。05年5月初版)の感想文。
「短時間で、眺めているだけでも楽しいのでいいです。
視力回復も期待できるならなおさらです」。
    (HT。51歳。女性。吹田市。050623受け取り)。


第1756話 ■運命を分けたザイル
「友人がある映画を観て感動したと連絡してきた。
映画を観ながら私のことを思い出していたとのこと。
映画の題名は『運命を分けたザイル』。
私はまだ観てないのだが原作を読んだ。
『死のクレバス・アンデスの氷壁』という日本訳だが
原題名は『TOUCHING THE VOID』という著者が主人公の実話である。
二人組みの登山家がアンデスの6000m峰に挑んで下山中に一人が
滑落し骨折してしまう。それでも二人で下山を再開するが、
垂直の壁で、お互いを結んだザイルを切らなければ
自分も死ぬという場面に遭遇する・・・・・・。
読み終わった後、背筋がシャンとした。
チャレンジという言葉が迷子になっていた心に活が入った気分だ。
その日、懇意の山岳ガイドからE-MAILが届いた。
文面は『エベレストをネパール側からもう一度登りませんか』」。
     (高橋和夫。SRSインストラクター。050722記)。


第1757話 ■日本の外来植物とスゲ属の謎
「SRSスタッフ 様
 お世話になっております。
 ちょっといい話をお送りします。

『日本の外来植物の多くは、輸入飼料に混入していたり、斜面の早期緑化材としてもたらされたものが多い。そのため、これらの外来種の多くは、開けた空間で使われることが多く、光の環境を好む(好光性)。統計データでも外来種が好光性が多いことも明らかになっており、都市化した街を歩くと外来種が威張っている。
 一方、スゲ属には、ほとんど外来種が見あたらない。それは、侵入経路が少ないことと、極めて環境条件が限定されているためである。日本のスゲの多くは、在来種が多い。昨日、お付き合いのある先生にその話をしたら、スゲの外来種は空港の造成湿地で確認されたものが数種類くらいあるということだ。スゲ属には謎が多く、カヤツリグサ科の中でも最も新しい属であるといわれ、未だに種分化が激しい。そのため、花が咲いているとそれは新しい種かもしれない。近くの博物館に持ち込んで是非学芸員に調べてもらって欲しい』」。
   (大○哲○。男性。記憶法・瞑想法・上級速読法受講者。050727記)
[栗田注:大○氏は、河川生態の調査に関する専門家です]。


第1758話 ■寄せ植えの暗合、整理整頓の効用、
   (記憶法Aの5回目に提出された「ちょっといい話」。
    メールより転記。後半部分。後半は1755話の続き)。
「◆5/28(土) 今朝たまたまついていたテレビ番組で、半球状の大きな篭にハーブなどを寄せ植えするのをやっており、私は何の気なしに見ていた。夕方夫を迎えに車で駅まで行ったら、『はい、お土産』と半球状の大きな植木鉢に寄せ植え用の花の苗とゴールドクレストの小鉢を入れたものを手渡してくれた。それを見て、この暗合に私は驚いてしまった。夫の言うには、ちょっと時間があったので何の気なしにすぐそこの花屋に行ってみたらこれらが目に入ったそうだ。夫はこれまで切り花も鉢物も殆ど買ったことがない人なのでただでさえびっくりするところなのに、朝のテレビとの一致で、私はとても驚いた。そして嬉しかった。
◆ 5/29(日) 今日は自治会の除草作業がある日で、腰を痛めている私に代わって娘が自分から進んで参加してくれ、とても助かり、ありがたかった。そして、帰ってきた娘から、私が育てているゼラニウムを近所の人たちがほめていたと聞かされ、嬉しくなった。
◆ 5/30(月) 明日までに着くように送らなければならないものがあってすっかり忘れていたら、今朝フッと思いだし、夕方の宅急便で明日着くように送ることができ、ほっとした。
◆ 5/31(火)都合良く母宅を訪ねることができた。母宅はつい最近風呂場と洗面所をリフォームしたばかりで、その場所だけでなくその周辺も物がなくなってすっきりし、とてもきれいになった。思い切って要らない物を処分したり片づけたりしたらしい。あちこち新しく整然となったことも良かったが、なにより母がそれを喜んでいきいきとしていることが嬉しかった。そして、近所のお宅にも刺激され、来週からはダイニングキッチンのリフォームもすることになっているとか。そしてきれいになったところに兄弟を招待することを楽しみに、母は物の処分や整理整頓をいきいきとやっている。栗田先生が言われている通り、整理整頓の効用はすごいと思う。
◆ 夜、入浴中、浴槽に入ろうとしたとき、光が水を透してできた模様が水底でゆらめいているのが目に入り、と同時に、子供の頃海で遊んでいたときに見た海底の光の模様やプールの底の光の模様が目の前に浮かんではっとしてしまった。タイムスリップしたような感覚だったが、きれいだなと思って眺めていた自分や周辺のことも次々と思い出され、のどかな懐かしい時を味わうことができ嬉しかった」。
    (MS。52歳。女性。050606提出)。

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