【今週のちょっといい話】 第1807話−第1810話

   
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<お知らせ>
「8月30日、特別指導会『要約法(大観本質要約法)』が開催されます(講師は栗田)」。
「9月の肩のこらない会では均衡健康法が指導されます(講師は栗田)」
    

第1807話(読者)■9歳の子供が立体的に見えるのは不思議
   「楽しく遊んでみるみる目が良くなるマジック・アイ」
   (ワニブックス、監修・栗田昌裕、01年4月初版)の感想文。
「子供がマジックアイの本を見て、親がみても全て浮き出てはこないのに、子供が見ると、見える、見える、〜、カエルだ、イヌだと頭をなでているのを見て、すごく不思議に見えました。
 この状況で、視力が回復してくれればいいなと思っています」。
   (KK。9歳。上川郡鷲栖町)。 


第1808話(栗田)■速読法夏休み後期の子供集中クラス(第461)は87倍速読に
「2005年8月19日〜24日に、SRS速読法初級の子供クラスが開催され、無事終了した。このクラスは第461番目のクラスであった。
 全国から集まった参加者は9歳から18歳までで、平均12.6歳(標準偏差は2.9歳)である。講師は早乙女明インストラクター。その結果を示す(数値はクラスの平均値)。
 速読は、
  初速は577字/分で、最高速度は34942字/分となり、87倍になった。
 迷路は、
  初回は5.7点だったものが、最後は18.1点になり、3.52倍になった。
 計算は、
  初回は57.5個だったものが、最後は91.2個となり、1.65倍になった。
 SRSの歴史に新たな1頁が加わった」。
    (栗田昌裕。SRS提唱者。050825日記載)。


第1809話 ■カボチャの花
「週末、実家に帰ったら、庭のすみに植えてあったマンリョウ、レモン、ユズ、シャクナゲの若木が育っていた。
 カボチャの黄色い花が青空に映え、つるが伸びる様子が力強く、鮮やかで美しかった。実が6つついている。
 母が、『(カボチャは)、Kくん(私の甥)の離乳食にしようかと思って』と何気なく言っていたのだが、生活のなかで、具体的で生産的なアイディアをもつというのは、本当にいいなあ、と思った。
 真夏のじりじりと暑い太陽と、空と、地面がとても美しく、懐かしいものに思えた。
 私は車でスーパーに買い物に行って、簡単に昼食を整えたり、子どもや甥にごはんを食べさせたり、家族の肩や背中に叩打・押圧を加えてマッサージしたりして、何気ないながらも、充実した時間を過ごすことができた。
 家族をマッサージしているときに、鮮明に骨や肉を感じることができ、知らず知らず、自分の凝りもほぐれていた。
 こんなちょっとした時間を、いくつもいくつも、一つでも多く過ごせたらいいな。
     (木○京○。SRSインストラクター。050820記載)


第1810話 ■落花生の話(2) 子房柄が出た!
「研究所で育てている落花生のその後(『ちょっといい話』第1746話をご覧ください)です。
 8月に入ってからもポツンポツンと花が咲く状態が続いたが、開花後5日ほどで出るという『子房柄』が1本も出てこない。日照が少ないのだろうか、土が合わなかったのだろうか、などと毎日眺めては心を痛めていた。
 先週の週末、研究所が夏休みで、スタッフが全員出勤しない日が数日続いた(水やりはビルの管理会社の人にお願いしておいた)。
 そして、お盆明けの17日。出勤して観察した。
一見したところ以前と変わりはない。葉は元気に繁り、花が1つポツンと咲いている。
 しかし、葉をかきわけて、よーく茎を見てみるとそこに、『あったー!!』
 茶色の細い紐のようなものが、まっすぐ下に向かって伸びている。爪楊枝よりも細いような太さしかないが、そっとさわってみると、しっかりした手応えがある。茎のやわらかさというよりも、枝の固さに近い感触だ。もう少しで土に届くところまできている。
 研究所の落花生は、スタッフの1人が同時に自宅で育てている落花生と比べて、『成長の遅い子』である。発芽−開花−子房柄の伸び、と、いつもいつも私たちをやきもきさせている。スタッフはみんな、『這えば立て、立てば歩けの親心』で毎日を過ごしている。
 でも、『できない子ほどかわいい』という。夏の強い陽を浴びて元気に育っているのがうれしい。
 秋には、必ず実もなるだろう。
 がんばれ、がんばれ」。
    (上○美○子。SRSスタッフ&インストラクター。050819記載)


 「落花生の花から地面に向かって出る子房柄」。

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