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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は10月22日・23日です(講師は栗田)」。
「遠隔者のための記憶法、心象法の1日集中講習を11月26・27日開講
(講師は栗田)」。
「次回の初級速読法の半月集中講習は12月3日が初日です(講師は栗田)」。
「10月16日の定例会は『単純法(単純力増強横溢法)』です(『単純にすること、単純であること、単純になること』の意義とそのための技術を指導します」。
第1971話(読者)■色々なエクササイズがあってよかった
「見ているだけで頭が良くなる脳活性3Dトレーニング・ドリル」
(栗田昌裕著。学習研究社[Gakken Mook]。2005年6月初版)の感想文。
「絵を見るだけではなく。色々なエクササイズの方法が書いてあって、とても良かった。全体的に読みやすかった」。
(HK。15歳。男性。東京都板橋区。050808受け取り)。
第1972話(栗田)■赤城自然園から群馬県六合村にアサギマダラが41km移動した(AP3313。05年)
「群馬県の赤城山の山麓にある赤城自然園で放蝶したアサギマダラが、一見、通例と異なる方向にも見える西北西に飛んで、5日後に、草津温泉にも近い群馬県の六合村で再確認されました。
以下、その概略を説明します。
2005年9月28日に、群馬県赤城自然園で、『AP3313』とマーキングをしたアサギマダラを放蝶しました(APはAkagi Parkの略です)。
それから5日後の10月3日に、群馬県吾妻郡六合村(くにむら)の野反湖から3km下の林道で、服部國士さんが、上記のAP3313を捕獲し確認してくださいました。
赤城自然園から、六合村のその地点までの距離は、約261kmです。
9月下旬に、赤城自然園を出発したアサギマダラの集団が、どのように移動していくかという具体的な経路はまだ十分には明らかになっていません。
過去の事例を見ると、神奈川県に行ったり、東京都に行ったり、今回のように、西北西に行ったり、・・・という具合で、いろいろな可能性が混在しているように見えます。
やがては、愛知県その他の中部地方に出て、近畿地方にも行きますが、近畿地方に出る際にも、複数の経路があるようにも見えます。
今回のように、西北西に進んだものは、北アルプスの手前で南西に屈折して愛知県(三ヶ根山方面など)に行く可能性があるようにも見えます。
しかし、もしかしたら、北アルプスを越えて、一気に関西に向かう可能性もありそうです。
再々捕獲などを通じて、この経路がより明らかになるとよいと念じています」。
(栗田昌裕。SRS提唱者。051013記載)。
第1973話 ■グランドキャニオンへの旅(続き)
<以下は、第1969話の続きです>
「■ラスベガス−グランドキャニオン(木曜:5日目)_
翌朝、車を5時間走らせてグランド・キャニオンへ行きました。辺りをしっかり見回し、日本人にもたくさんあって、看板も日本語だったのには、さすが観光地だ。と思ったのでした。私自身は、グランドキャニオンのすばらしさについては、実のところあまり知らないでこの地に来ました。何がどうすばらしいのか。
真っ白な気持ちのまま、日の入りを見るため、Yaki Pointへ行くことにしました。
崖から5mほど離れたところで座っていると、写真を趣味とするUSアーミーとドイツ人のカップルがやってきました。
USアーミーは、崖のすぐ側にカメラを設置し、30分後に訪れる日の入りのために、準備をしていいました。ここに来たのは初めてだそうです。崖は全く怖くないといってました。
一方、ドイツ人の彼は私と同じく高所恐怖症だったのですが、彼女が前進して崖に近づいて行くのを制止し、早く座ってと言っていました。その光景を見て、私はドイツ人の彼に『俺たちって情けないね』といって、その場が和やかになり異文化コミュニケーションが少し展開されたのでした。といっても、私の会話力では、そう大した会話はできませんでしたが・・。
気持ちを真っ白にして望んだグランドキャニオンの風景ですが、日が沈むにつれて、グランドキャニオンの地層が色とりどりに変化し、その色に感動しました。
みんなの目も輝いてきて、美しい!おー!!の感嘆してました。私自身は、このとき、ものすごく地平線を意識できたのでした」。
<以下は帰国後の付記です>
P.S. 小貝川では、9月の上旬がフジバカマの最盛期だったようで、下旬には枯れていました。ここでは、アサちゃん(=アサギマダラの愛称)は発見できませんでした。明日から、那珂川・久慈川へ調査へ行ってきます。川関係でちょっといい話もお伝えできればと思っています」。
(大○哲○。男性。記憶法・瞑想法・上級速読法受講者。051010受け取り)。
[栗田注:大○氏は、以下の拙著の道筋を辿るカリフォルニアの旅をされました。
「3D写真で目がどんどん良くなる本 風景編」
(三笠書房刊、栗田昌裕著。01年12月初版)。
大○氏は、河川生態学の専門家でもあります。フジバカマは絶滅危惧種ですが、河原などでは自生している場所があることが知られています。そこにアサギマダラが集まるのですが、今回、確認してくださった上記の場所ではすでに開花が終わり、時期として遅かったもののようです。ちなみに、アサちゃんは、私が家族とアサギマダラについて話をするときの愛称です]。
第1974話 ■高尾山のサル
<メールにて投稿>
「 ◆おはようございます。
いつもお世話になっています。
◆『渡りをする蝶』アサギマダラの旅の記録を見ると、
「時間、空間、物質、情報、価値、人間、生命」がそれぞれ
本当に満たされてできたファイルだな、と感じさせられます。
何て長い距離を飛ぶんだ・・・。
そして移動した先で、そのことが確認されているところが本当にすごいですね!!
◆以下は昨日のちょっといい話です:
『高尾山のサル』
◆先日、JR中央線、京王線を乗り継いで、高尾山を訪れた。
◆高尾山は標高600メートルくらいのこぢんまりした山で
新宿からすぐ行けるし、駅から山までも5分ほど、
またケーブルカーやリフトがあり、ウォーキングコースも様々なので、
体力に応じて楽しめる、親しみやすい山だ。
◆私の目当てはサル園だった。
これはリフトを降りて5分ほどのところにある。
32頭のサルがいて、私たちは2階建ての建物から
その様子を見ることができる。
◆飼育係の方から以下のような説明を聞いた。
@サルのボスには任期がなく、仲間からの信頼が続く限りボスを務め続けるということ。
Aサルは高齢でも出産する。28歳(人間でいうと84歳!)で出産した例もあるとのこと。
B母ザルと子ザルの性格は似るということ。
◆たしかにボスザルは、人間たちや仲間たちをよく観察しているようだった。
またボスがエサを食べるときには、ほかのサルは近寄らず譲っていた。
◆興味深かったのは、飼育係になつっこく近づいてくる子ザルがいたが、
これは大きくなると仲間から嫌われる可能性がある、ということだった。
母ザルが子ザルの面倒をよく見ておらず、人間を警戒することを教えていないし、
ボスがエサを食べているのに平気で近づいたりしているからだそうだ。
◆思わず、人間社会と比べてしまう。
◆また、サルがジャンプしたりロープを登ったりする機敏な様子に感心した」。
(木○京○。SRSインストラクター。051003記)。
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