【今週のちょっといい話】 第2023話−第2026話

 
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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。    
「遠隔者のための記憶法、心象法の1日集中講習を11月26・27日開講
                                  (講師は栗田)」。

「次回の初級速読法の半月集中講習は12月3日が開始日です(講師は栗田)」。   
「第125回定例会は11/28(月)開催で『結念法(結念心玉操作法)』です」。


第2023話 ■通勤の行き帰りに見ている
   「3D写真で目がどんどん良くなる本 植物編」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著。05年5月初版)の感想文。
「通勤の行き帰りに見ています。電車の中で」。
   (NI。58歳。男性。福岡県宮前市。050905受け取り)。


第2024話(栗田)■愛知県三ヶ根山から鹿児島県奄美大島に1006km移動したアサギマダラを再捕獲した(SRA914。10/29。05年)<奄美大島再捕獲9例目>
「愛知県の三ヶ根山で放蝶されたアサギマダラを、26日目に、奄美大島(=鹿児島県大島郡龍郷町)で再捕獲しました。
 以下、その概略を説明します。
 2005年10月3日に、愛知県幡豆郡幡豆町の三ヶ根山で、榊原君江さんが、『BR538』とマーキングをしたアサギマダラを放蝶されました。
 それから26日後の10月29日に、奄美大島の北部に位置する龍郷町の長雲峠で、上記のBR538に出逢って、再捕獲をしました。私は「SRA914」と付記をして、再度、放蝶しました。
 三ヶ根山から、奄美大島のその場所までの距離は、約1006kmです。
 移動方向は南西です。 
 この出来事は、2005年に九州以北から奄美大島まで移動したアサギマダラのうち、私が再捕獲したもののうちの第9番目の例となりました。
 奄美大島での私による再捕獲は、10月31日までに10例になっていますが、本例を含めると、4例が三ヶ根山の周辺からの移動になっています(「イヨ」マークが一例。「カズマ」マークが2例。「BR」マーク[=本例]が一例)。
 これは、三ヶ根山周辺が、アサギマダラの移動にとって非常に重要な役割を果たしていることを示しています。なぜ、この土地がそれほど重要な場所になっているのかの解明は今後の課題です」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051102記載)。


第2025話(栗田)■徳島県から奄美大島に765km移動したアサギマダラを再捕獲した(SRA671。10/29。05年)<奄美再捕獲6例目>
「徳島県の明神山で放蝶されたアサギマダラを、22日後に、鹿児島県奄美大島で再捕獲しました。
 以下、その概略を説明します。
 2005年10月6日に、徳島県海部郡由岐町の妙神山で、神野清司さんが、『トク下106』とマーキングをしたアサギマダラを放蝶されました。
 それから22日後の10月29日に、鹿児島県の奄美大島の龍郷町の長雲峠に赴いた私がその蝶を再捕獲しました。
 明神山と長雲峠との距離は、直線距離で約756kmです。移動方向は南西です。
 この出来事は、九州以北から奄美大島に移動したアサギマダラのうち、私が再捕獲した第6番目の例となりました(1例目=愛知県扇子山から。2例目=福島県グランデコスキー場から。3例目=愛知県三ヶ根山から。4例目=徳島県明神山から。5例目=福島県グランデコスキー場から。6例目=徳島県明神山から=本例)。本例は、4例目と同じ場所から、同じ標識者が放蝶し、同じ場所に移動したものです。しかし、4例目は10月13日に標識され、本例は10月6日に標識されました。
 アサギマダラが本州から奄美大島に移動する場合に、どこの海岸から大海原を渡り始めるかについては全くと言っていいほど分かっていません。徳島県にいたアサギマダラの場合には、室戸岬や足摺岬から海に出ることが考えられます。
 しかし、そこからまず九州に渡るのか、それとも、一気に離島に渡るのか、といった簡単なことすら分かっていないのが現状なのです。
 アサギマダラにはたくさんの謎があるのです」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051102記載)。


第2026話(栗田)■グランデコから群馬県赤城自然園へアサギマダラが161km移動した(SRS5518 05.8/16)<第7例>
「05年8月16日に、グランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、群馬県の赤城自然園で再捕獲されたことが分かりました。
 これは『グランデコ→赤城』という移動の第7例になります。
 05年の8月16日に、福島県耶麻郡北塩原村のグランデコスキー場で、私はアサギマダラにSRS5518と標識をして放蝶しました。
 その蝶は、40日後の05年9月25日に、群馬県の赤城山の山麓にある赤城村の赤城自然園で、松本幸雄・内田洋子の両氏によって再捕獲されました。
 移動距離は約160km。移動方向は南西です。
 グランデコでマーキングされた個体は数多くありますから、赤城自然園での再捕獲は次々に増えていきました。
 毎年、東北のある場所から、関東の特定の場所へと一群のアサギマダラが確実に移動する能力に関しては、大きな謎があります。
 グランデコから赤城自然園の移動の第一例は、SRS3209で「8/6標識→9/17再捕獲」。
 第二例は、SRS11549で「9/1標識→9/17再捕獲」。
 第三例は、SRS10231で「8/31標識→9/20再捕獲」。
 第四例は、SRS10675で「8/31標識→9/21再捕獲」。
 第五例は、SRS12678で「9/3標識→9/21再捕獲」。
 第六例は、SRS13776で「9/4標識→9/25再捕獲」。
 第七例は、SRS5518で「8/16標識→9/25再捕獲」。
 このように一定の場所にどんどん移動する出来事をどんな能力が支えているのでしょうか。想像力をたくましくして推測してみませんか」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051102記載)。
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