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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。
「遠隔者のための記憶法、心象法の1日集中講習を11月26・27日開講
(講師は栗田)」。
「次回の初級速読法の半月集中講習は12月3日が開始日です(講師は栗田)」。
「第125回定例会は11/28(月)開催で『結念法(結念心玉操作法)』です」。
第2027話 ■手軽にできる訓練から、速読まで学ぶことが可能
「本がいままでの10倍速く読める法」
(三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「速読に対して興味があまり湧かなかったとしても、もっと手軽にできる指回し体操や、呼吸訓練などが載っているので、そこから始めて、ヤル気が出て来たら速読、というのも可能な本だと思った」。
(TY。16歳。男性。三重県南勢町。050817受け取り)。
第2028話(栗田)■高知県室戸市から鹿児島県奄美大島に689km移動したアサギマダラを再捕獲した(SRA1277。11/3。05年)<奄美大島再捕獲13例目>
「高知県の室戸岬で放蝶されたアサギマダラを、6日目に、奄美大島(=鹿児島県大島郡龍郷町)で再捕獲しました。
以下、その概略を説明します。
2005年10月28日に、高知県室戸市の室戸岬で、多田弘一さんが、『タダ1260 ムロト』とマーキングをしたアサギマダラを放蝶されました。
それから6日後の11月3日に、奄美大島の北部に位置する龍郷町の長雲峠で、上記の『タダ1260 ムロト』に出逢って、再捕獲をしました。私は『SRA1277』と付記をして、再度、放蝶しました。
室戸岬から、奄美大島のその場所までの距離は、約689kmです。
移動方向は南西です。
この出来事は、2005年に九州以北から奄美大島まで移動したアサギマダラのうち、私が再捕獲したもののうちの第13番目の例となりました。
奄美大島での私による再捕獲は、11月3日までに実質14例になっていますが、本例を含めて、6例が四国からの移動になっています(「トサSN」マークが一例。「トク下」マークが3例。『トクシマイワサ』マークが1例。「ムロト」マーク[=本例]が一例)。
これは、四国が、アサギマダラの移動にとって重要な役割を果たしていることを示しています。
本例の場合、室戸岬からわずか6日後、奄美大島で発見されていることは、移動が、5日以内に起きたことを示します。移動距離が1000kmを超えていることを思うと、室戸岬から、どのような経路で渡ったのか。大変に不思議と言えるでしょう」。
(栗田昌裕。SRS提唱者。051104記載)。
第2029話(栗田)■グランデコから宮崎県宮崎市へアサギマダラが1016km移動した(SRS6184 05.8/17)<宮崎県第1例>
「05年8月17日に、グランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、宮崎県宮崎市で再捕獲されたことが分かりました。
これは『グランデコ→宮崎県』という移動の第1例になります。
05年の8月17日に、福島県耶麻郡北塩原村のグランデコスキー場で、私はアサギマダラにSRS6184と標識をして放蝶しました。
その蝶は、47日後の05年の11月3日に、宮崎県の宮崎市で、加藤多鶴子さんが写真撮影をされることによって、移動が確認されました。
移動距離は約1016km。移動方向は南西です。
これはグランデコスキー場で放蝶されたSRSマークの個体の中で、九州で再確認された第一例になります。
東北地方の福島県のグランデコから南下を開始したアサギマダラは、多くが愛知県に行くもののようです。その後、再捕獲のデータを見ると、三重県、和歌山県、四国の徳島県、高知県と足取りが伸びて行き、ついに、九州の南東の宮崎県に至ったのです。
ここから、奄美諸島の奄美大島や喜界島に行くには、間に、屋久島、種子島、トカラ列島が控えています。
これらを経由していくのでしょうか。それとも、経由しないでも、奄美諸島に行くことができるのでしょうか。
大きな未知の謎がここにあります」。
(栗田昌裕。SRS提唱者。051105記載)。
第2030話(栗田)■長崎県から奄美大島へアサギマダラが500km移動したアサギマダラを再捕獲した(SRA800 05.10/29)<奄美大島再捕獲第7例>
「05年10月12日に、長崎県長崎市で標識がなされたアサギマダラを、奄美大島で再捕獲することができました。
これは九州以北からの移動個体を奄美大島で私が再捕獲した第7例目になります。
05年の10月12日に、長崎県長崎市(旧外海町)の県民の森で、伊藤雅男さんが、アサギマダラに『ナガサキ バイオ647 モリ』と標識をして放蝶されました。
それから、17日後に、鹿児島県奄美大島龍郷町の長雲峠で、その蝶を再捕獲することができました。
移動距離は約500km。移動方向は南西です。
05年の秋には、伊藤さんの『ナガサキ バイオ モリ』の標識のあるアサギマダラは、鹿児島県の喜界島では、10月29日までに、5頭も再捕獲されています。そのうち2頭は、10月29日で、本例と同日です。
このようなことから、奄美大島と喜界島へは、アサギマダラ移動の波が、ほぼ同様に訪れているのではないかと思っています。ただし、奄美大島の方がはるかに広大な島なので、いったん島に移動してしまうと、原生林を含む広大な山地に拡散してしまい、遭遇が困難になってしまうと考えられます。したがって、再捕獲をしようと思った場合は、その拡散が起きる前のよいタイミングで、移動して来た集団に出逢うことが必須です。そのためには、移動の流れを『読むこと(= super reading)』ことが要求されます。
それに対して、喜界島は比較的小さく、車なら1時間で十分1周できる大きさなので、ここに来たアサギマダラは、拡散を免れ、密度も大きく、再捕獲も容易になっている可能性があります」。
(栗田昌裕。SRS提唱者。051105記載)。
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