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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。
「遠隔者のための記憶法、心象法の1日集中講習を11月26・27日開講
(講師は栗田)」。
「次回の初級速読法の半月集中講習は12月3日が開始日です(講師は栗田)」。
「第125回定例会は11/28(月)開催で『結念法(結念心玉操作法)』です」。
第2031話 ■分かりやすく、前向きな気持ちになった。シリーズを揃えていきたい。
「本がいままでの10倍速く読める法」
(三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「本屋さんで、他の著書と比べましたが、栗田先生が一番分かりやすく、加えて前向きな気持ちになりました。栗田先生のシリーズを揃えていきたいです」。
(ST。31歳。女性。仙台市。050819受け取り)。
第2032話(栗田)■群馬県赤城自然園から沖縄県本部町にアサギマダラが1523km移動した(AP3305。9/28。05年)
「群馬県の赤城自然園で標識したアサギマダラが、39日後に、沖縄県本部町で再捕獲されました。
以下、その概略を説明します。
2005年9月28日に、群馬県赤城村の赤城自然園で、私がアサギマダラに『AP3305』とマーキングをして放蝶しました。
それから39日後の11月6日に、沖縄本島の中部から西に突出する本部町の大嘉陽林道で、野林美枝さんが、上記のAP3305を、再捕獲して確認してくださいました。
赤城自然園から、沖縄のその場所までの距離は、約1523kmです。
移動方向は南西です。
この出来事は、2005年に私が標識したアサギマダラの中で、沖縄で再捕獲された第2番目の例となりました。
第1例は、ちょっといい話の2000話で紹介した『SRS9961』と標識した個体で、
『福島県グランデコスキー場 8/24 → 沖縄県本部町 10/24 』
と、1681kmを移動したものです。
同じ場所で、同じ方に再捕獲してもらっています。
沖縄へ行く際に、途中でどこに寄っているのかは全くの謎です。
南西諸島を順番に飛んで移動しているのか、あるいは、何100kmも一挙に長距離を飛ぶことがあるのか。おそらく、両方の可能性があるように想像しているのですが、実際の解明は今後の課題にゆだねられています」。
(栗田昌裕。SRS提唱者。051108記載)。
第2033話(栗田)■グランデコから茨城県下妻市へアサギマダラが169km移動して蜘蛛から助けられた(SRS2383 05.8/4)<茨城県第1例>
「05年8月4日に、グランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、茨城県下妻市で再確認されていたことが分かりました。
これは『グランデコ→茨城県』という移動の第1例になります。
以下、詳細を記載します。
05年の8月4日に、福島県耶麻郡北塩原村のグランデコスキー場で、アサギマダラにSRS2383と標識をして放蝶しました。
その後、8月13日に、その個体に再会し、『SRS4480』と追記して、再放蝶しました。
その後、その蝶は、22日後の05年の9月4日に、茨城県の下妻市で、石倉清さんに「クモの巣に引っかかっていたのを保護」されました。その後、「一週間くらい、近くのヒヨドリバナ付近で静養していたが、やがて行方不明に」なったとのことです。翅は先端がすこしぼろぼろになっていたが、飛翔には問題なさそうだったとのこと。
この内容は、アサギネット掲示板に投稿されたものです。
グランデコから下妻市までの移動距離は約169km。移動方向は南西です。
これはグランデコスキー場で放蝶されたSRSマークの個体の中で、茨城県で再確認された第一例になります。
東北地方の福島県のグランデコから南下を開始したアサギマダラは、9月17日以後に、群馬県の赤城自然園で数多く再確認されるようになります。南下の開始は、8月下旬から9月上旬と推測されますが、約2週間ほどの間、どこで何をしているかほとんど分かってはいません。
2005年には、1例だけ栃木県の那須塩原で、SRSマークの個体が写真撮影で確認されました。今回の茨城県での確認によって、狭いルートを渡っていくのではなく、『意外に空間的に広がったエリアを南下していくのかもしれない』と推定する根拠が一つ得られたことになります。
アサギマダラの移動には未解明の謎があるのです」。
(栗田昌裕。SRS提唱者。051108記載)。
第2034話(栗田)■グランデコから群馬県赤城自然園へアサギマダラが161km移動した(SRS2711 05.8/5)<赤城第9例>
「05年8月5日に、グランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、群馬県の赤城自然園で再捕獲されたことが分かりました。
これは『グランデコ→赤城』という移動の第9例になります。
05年の8月5日に、福島県耶麻郡北塩原村のグランデコスキー場で、私はアサギマダラにSRS2711と標識をして放蝶しました。
その蝶は、51日後の05年の9月25日に、群馬県の赤城山の山麓にある赤城村の赤城自然園で、松本幸雄・内田洋子の両氏によって再捕獲されました。
移動距離は約160km。移動方向は南西です。
グランデコでマーキングされた個体は数多くありますから、赤城自然園での再捕獲は次々に増えていきました。
毎年、東北のある場所から、関東の特定の場所へと一群のアサギマダラが確実に移動する能力には、驚くべき側面があります。
グランデコから赤城自然園の移動の第一例は、SRS3209で「8/6標識→9/17再捕獲」。
第二例は、SRS11549で「9/1標識→9/17再捕獲」。
第三例は、SRS10231で「8/31標識→9/20再捕獲」。
第四例は、SRS10675で「8/31標識→9/21再捕獲」。
第五例は、SRS12678で「9/3標識→9/21再捕獲」。
第六例は、SRS13776で「9/4標識→9/25再捕獲」。
第七例は、SRS5518で「8/16標識→9/25再捕獲」。
第八例は、SRS10632で「8/31標識→9/23再捕獲」。
第九例は、SRS2711で「8/5標識→9/25再捕獲」(本例)。
このように一定の場所にどんどん移動する出来事をいかなる能力が支えているのでしょうか。想像力をたくましくして推測してみたいものです」。
(栗田昌裕。SRS提唱者。051108記載)。
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