【今週のちょっといい話】 第2035話−第2038話

 
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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。    
「遠隔者のための記憶法、心象法の1日集中講習を11月26・27日開講
                                  (講師は栗田)」。

「次回の初級速読法の半月集中講習は12月3日が開始日です(講師は栗田)」。   
「第125回定例会は11/28(月)開催で『結念法(結念心玉操作法)』です」。


第2035話 ■向上心が潜在意識まで影響するのを実感できた
「10倍速で10倍記憶できる!
[栗田式]超スピード勉強法トレーニング」
(PHP研究所。栗田昌裕著。04年9月初版)の感想文。
「向上心が潜在意識まで影響しているのを実感することができ、日々意識してみようと思いました」。
   (MI。18歳。男性。東京都八王子市。050812受け取り)。

第2036話(栗田)■グランデコから長野県諏訪市へアサギマダラが262km移動した(SRS6511 05.8/18)<長野県第8例>
「05年8月18日に、グランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、長野県諏訪市で再確認されていたことが分かりました。
 これは『グランデコ→長野県』という移動の第8例になります。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月18日に、福島県耶麻郡北塩原村のグランデコスキー場で、アサギマダラにSRS6511と標識をして放蝶しました。
 その後、その蝶は、42日後の05年の9月29日に、長野県諏訪市豊田で、宮阪誠文さんの自宅のフジバカマに訪れて吸蜜しているところを偶然に見出され、もともとアサギマダラの移動に関心があった宮阪さんは『スワ マサ文』と追記した上で、再度放蝶されました。
 グランデコから諏訪市豊田までの移動距離は約262km。移動方向は南西です。
 これはグランデコスキー場で放蝶されたSRSマークの個体の中で、長野県で再確認された第8例になります。
 8月下旬から9月上旬にかけて東北地方の福島県のグランデコから南下を開始したアサギマダラは、9月17日以後に、群馬県の赤城自然園で数多く再確認されるようになりますが、同じ頃、長野県の「のっぺ山荘」でも再確認されるようになります。
 しかし、福島県から長野県にどのように移動するのか、また長野県から最終的には、愛知県やそれよりも以西、やがては、南西諸島にどのような経路で移動するかは、ほとんどのことが分かっていません。
 今回、諏訪市の市街地で確認されたことは、八ヶ岳の周囲、特に中央高速の走っているエリアを通過していく経路の存在を示唆しており、大変貴重なヒントを与えてくれます。
 アサギマダラの移動には未解明の謎がありますが、本例のような偶然の出逢いが、解明のヒントを与えてくれることがあり得るのです」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051108記載)。


第2037話(栗田)■愛知県三ヶ根山から奄美大島に1021km移動したアサギマダラを再捕獲した(SRA84。10/27。05年)<奄美再捕獲3例目>
「愛知県の三ヶ根山で小学4年生の人が標識したアサギマダラを、18日後に、奄美大島で私が再捕獲しました。
 以下、その概略を説明します。
 2005年10月9日に、愛知県幡豆郡幡豆町の三ヶ根山で、小学4年生の宮阪一馬君がアサギマダラに『カズマ 三ヶネ 139』とマーキングをして放蝶しました。
 それから18日後の10月27日に、奄美大島に行った私が、名瀬市の金作原という原生林に近い林道で、その個体を再捕獲して、『SRA84』と追記して放蝶しました。
 三ヶ根山から、奄美大島のその場所までの距離は、約1021kmです。
 移動方向は南西です。 
 この出来事は、2005年に私が奄美大島で再捕獲をしたアサギマダラの第3番目の例になりました。
 一馬君は、長野県の小学生ですが、以前いた小学校の担任の大代先生の影響で、アサギマダラのマーキングを始めたそうです。大代先生が指導する『のっぺ山荘』でのマーキング会にも参加しましが、いとこが愛知県の岡崎市にいることもあって、昨年から、愛知県の三ヶ根山でもマーキングを始めました。
 実は、宮阪一馬君は、第2037話の『ちょっといい話』で紹介した宮阪誠文さんのお孫さんに当たることが分かりました。
 すなわち、8月18日に私が福島県で放蝶したSRS6511を、宮阪誠文さんが、御自宅の庭のフジバカマの花で、偶然に発見され、連絡をくださったのですが、その御自宅が、一馬君の自宅に他ならなかったのです。一馬君のお母様のメールによれば、
 『栗田さんが8月18日にグランデコスキー場でマークしたアサギマダラが9月29日にうちの庭のフジバカマに来ました。
学校から帰ってきた息子に『SRSと言うアサギマダラが来たよ』といったらすぐに『栗田さんのじゃない』と教えてくれました。
大代先生から栗田さんのことも聞いていたんだと思います』。
とのことです。
 アサギマダラは、不思議な縁のつながりを生み出してくれるものですね」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051108記載)。


第2038話(栗田)■グランデコから群馬県赤城自然園へアサギマダラが161km移動した(SRS13161 05.9/3)<赤城第10例>
「05年9月3日に、グランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、群馬県の赤城自然園で再捕獲されたことが分かりました。
 これは『グランデコ→赤城』という移動の第10例目になります。
 05年の9月3日に、福島県耶麻郡北塩原村のグランデコスキー場で、私はアサギマダラにSRS13165と標識をして放蝶しました。
 その蝶は、23日後の05年の9月26日に、群馬県の赤城山の山麓にある赤城村の赤城自然園で、根本舞・大川美咲の両氏によって再捕獲されました。
 移動距離は約160km。移動方向は南西です。
 グランデコでマーキングされた個体は数多くありますから、赤城自然園での再捕獲は次々に増えていきました。
 毎年、東北のある場所から、関東の特定の場所へと一群のアサギマダラが確実に移動する能力には、驚くべき側面があります。
 グランデコから赤城自然園の移動の第一例は、SRS3209で「8/6標識→9/17再捕獲」。
 第二例は、SRS11549で「9/1標識→9/17再捕獲」。
 第三例は、SRS10231で「8/31標識→9/20再捕獲」。
 第四例は、SRS10675で「8/31標識→9/21再捕獲」。
 第五例は、SRS12678で「9/3標識→9/21再捕獲」。
 第六例は、SRS13776で「9/4標識→9/25再捕獲」。
 第七例は、SRS5518で「8/16標識→9/25再捕獲」。
 第八例は、SRS10632で「8/31標識→9/23再捕獲」。
第九例は、SRS2711で「8/5標識→9/25再捕獲」。
第十例は、SRS13161で「9/3標識→9/26再捕獲」(本例)。
 このように一定の場所にどんどん移動する出来事をいかなる能力が支えているのでしょうか。想像力をたくましくして推測してみたいものです」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051108記載)。



 
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