【今週のちょっといい話】 第2079話−第2082話

 
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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。    
「第126回定例会は12/21(水)開催で『集続法(思念仕事集中持続法)』です」。
「定例会『潜在法』『通信法』『摩擦法』のDVD版ができました。→詳細は問合わせを」。
「SRS記憶法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。


第2079話(読者)■本の写真で立体視をすると目が楽になり、とてもいい
   「3D写真で目がどんどん良くなる本 水族館編」
   (三笠書房刊。栗田昌裕著。04年5月初版)の感想文。
「本にのっている写真で立体視をすると、目が楽になるような感じがして、とてもいいです。これからもどんどん本を出版してください」。
   (YN。14歳。男性。大分市。051004受け取り)。


第2080話(栗田)■グランデコから愛知県岡崎市扇子山にアサギマダラが409km移動した(SRS6045 8/17。05年)<愛知県20例目>
「福島県のグランデコスキー場で放蝶したアサギマダラが、愛知県岡崎市で、SRSマークの愛知県での20例目として、52日後に再捕獲されました。
 以下、その概略を説明します。
 2005年8月17日に、福島県のグランデコスキー場で、『SRS6045』とマーキングをしたアサギマダラを放蝶しました。
 それから、52日後の10月8日に、その蝶は愛知県岡崎市の扇子山で、伊豫田壽男さんにより再捕獲されました。伊豫田さんは『イヨ』と追記して再度放蝶されました。
 グランデコから扇子山までの距離は、約409kmです。移動方向は南西になります。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第20番目の例となりました(1例目=知多半島の南知多町。2例目=渥美半島の田原町蔵王山。3例目=豊田市の炮烙山。4例目=三ヶ根山。5例目=名古屋市の大高緑地公園。6、7例目=美浜町の冨具神社。8例目=南知多町の旧・内海フォレストパーク。9例目=三ヶ根山。10例目=蔵王山。11、12例目=三ヶ根山。13例目=冨具神社。14、15、16、17、18例目=三ヶ根山。19例目=蔵王山。20例目=扇子山)。
 扇子山としては1例目になります。
 東北からのアサギマダラの主要ルートは愛知県の三ヶ根山を通るもののようですが、三ヶ根山の北西にある扇子山を通過する個体も少なくありません。
 そのうちの何割かは、扇子山→三ヶ根山という経路を辿るようです。
 本例は愛知県で再捕獲された4例目の雌個体ですが、今回の例も含めて、いずれもが、移動中に交尾をしたことが分かりました。このようなことも一例一例での観察の蓄積から分かってくることです。
 アサギマダラは『不思議な渡り』をする『不思議な蝶』です。
 その不思議な蝶は、不思議な遭遇を体験する機会を与えてくれます」。
    (栗田昌裕。SRS提唱者。051211記載)。


第2081話(栗田)■グランデコからアサギマダラが愛知県南知多町まで441km飛んだ(SRS5058 05.8/13)<愛知県22例目>
「2005年8月13日に、福島県のグランデコスキー場で標識をしたアサギマダラが、56日後に、愛知県の南知多町で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月13日に、福島県のグランデコスキー場で、私がアサギマダラに『SRS5058』と標識をして放蝶しました。
 その後、56日後の05年10月8日に、愛知県南知多町内海の旧・内海フォレストパークで、その蝶を犬嶋満さんが再捕獲されました。犬嶋さんは『MI19 UTS』と追記して放蝶されました。
 移動距離は約441km。移動方向は南西です。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第22番目の例となりました(1例目=知多半島の南知多町。2例目=渥美半島の田原町蔵王山。3例目=豊田市の炮烙山。4例目=三ヶ根山。5例目=名古屋市の大高緑地公園。6、7例目=美浜町の冨具神社。8例目=南知多町の旧・内海フォレストパーク。9例目=三ヶ根山。10例目=蔵王山。11、12例目=三ヶ根山。13例目=冨具神社。14、15、16、17、18例目=三ヶ根山。19例目=蔵王山。20例目=扇子山。21例目=衣笠山。22例目=旧・内海フォレストパーク)。
 グランデコスキー場では、おそらく8月下旬から9月上旬までいて、そこから一ヶ月で愛知県に移動するようですが、そのときは、三ヶ根山も渥美半島も知多半島も一気に移動して駆け抜けるように思われます。
 何がその衝動となり、どんな情報処理がその移動を支えているのでしょうか。
 アサギマダラは不思議な生き物なのです」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051211記載)。


第2082話(栗田)■グランデコからアサギマダラが愛知県三ヶ根山まで418km飛んだ(SRS4070 05.8/8)<愛知県23例目>
「2005年8月8日に、福島県のグランデコスキー場で標識をしたアサギマダラが、55日後に、愛知県の三ヶ根山で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月8日に、福島県のグランデコスキー場で、私がアサギマダラに『SRS4070』と標識をして放蝶しました。
 その後、55日後の05年10月2日に、愛知県幡豆町の三ヶ根山で、その蝶を西村克巳・昭子さんが再捕獲されました。
 移動距離は約418km。移動方向は南西です。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第23番目の例となりました(1例目=知多半島の南知多町。2例目=渥美半島の田原町蔵王山。3例目=豊田市の炮烙山。4例目=三ヶ根山。5例目=名古屋市の大高緑地公園。6、7例目=美浜町の冨具神社。8例目=南知多町の旧・内海フォレストパーク。9例目=三ヶ根山。10例目=蔵王山。11、12例目=三ヶ根山。13例目=冨具神社。14、15、16、17、18例目=三ヶ根山。19例目=蔵王山。20例目=扇子山。21例目=衣笠山。22例目=旧・内海フォレストパーク。23例目=三ヶ根山)。
 グランデコスキー場では、おそらく8月下旬から9月上旬まで滞在して、そこから約一ヶ月で愛知県に移動します。
 その際には、三ヶ根山も渥美半島も知多半島もほぼ同時に出現します。
 10月2日に再捕獲された本例は、三ヶ根山での再捕獲の最も早期の例ですが、知多半島では9月29日が最初の例で、渥美半島では10月1日が最初の例でした。
 このようにして、愛知県に一気に多数のアサギマダラが出現するのですが、そこまでの1ヶ月間に、どこでどうして過ごしているのかは、ほとんど知られていないのです。
 アサギマダラには未知の側面があります」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051211記載)。


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