【今週のちょっといい話】 第2126話−第2130話

 
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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。    
「次回の中級速読法は1月14日から始まります(講師は栗田)。問合せはお早めに」。
「第127回定例会は1/19(木)開催で『安定法(運命・生活・精神安定化法)』です」。
「定例会No.55『想像法』No.59『加速法』のDVD版が出来た。→詳細は問合わせを」。
「SRS記憶法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
「SRS速読法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。


第2126話(読者)■脳と心を鍛える七つの原理のインパクとが大きい
    「仕事力を10倍高める!栗田式 頭がよくなる脳トレーニング」
     (栗田昌裕著。PHP研究所。05年9月初版)。
「十二脳神経運動の背景や実施のポイントが良く分かった。脳と心を鍛える七つの原理のインパクトが大きかった。イメージ能力upのヒントがあった」
   (KH。50歳。男性。千葉県八千代市。051128受け取り)。


第2127話(栗田)■長野県上村から愛知県三ヶ根山まで104km移動したアサギマダラを再捕獲した(SRT3221 05.10/14)
「2005年9月25日に、長野県上村で標識されたアサギマダラを、19日後に、愛知県三ヶ根山で再捕獲しました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の9月25日に、長野県下伊那郡上村のしらびそ高原で、佐分隆文さんが、アサギマダラに、『SB81 上』と標識をして放蝶されました。
 それから19日後の05年10月14日に、私は、愛知県幡豆郡幡豆町の三ヶ根山で、その蝶を再捕獲しました。私は『SRT3221』と追記して放蝶しました。
 移動距離は約104km。移動方向は南西です。
 しらびそ高原は、南アルプスの西側に位置しています。ここは、2005年の9月に、新たな脚光を浴びた場所と言えます。というのは、これまで空白の期間であった9月に、数多くのアサギマダラがここを通過していることが分かったからです。
 その事始めは、9/11に、矢延直樹さん、藤野適宏さんが、113頭の♂と28頭の♀をここで標識されたことから始まりました。数々の移動が確認されました:
●8/27長野県大鹿村鳥倉林道 石浜智 →9/18 しらびそ高原       桜井正人
●8/30しらびそ高原     佐分隆文→11/5 静岡県南伊豆町蛇石大峠  達橋
●9/1 山梨県大和村日川林道 白土信子→9/19 しらびそ高原 星野義隆
●9/15 長野県鳴沢村富士林道 橋本定雄→9/23 しらびそ高原 星野京子
●9/17 しらびそ高原 榊原君江→10/10 大阪府池田市五月山  松本清
●9/17 しらびそ高原 榊原君江→10/13 和歌山県美浜町日の岬  津野修一
●9/18 しらびそ高原 桜井正人→10/4 愛知県美浜町冨具神社  桑山一七
●9/18 しらびそ高原 桜井正人→10/14 愛知県名古屋市名東区にじが丘 大久保範夫
●9/18 しらびそ高原 桜井正人→10/28 愛知県海部郡由岐町明神山  岩佐晴男・和子
●9/19 しらびそ高原 星野京子→ 10/9 愛知県美浜町冨具神社 谷川正仁
●9/19 しらびそ高原 星野京子→ 10/15 愛知県旧内海フォレストパーク 犬嶋満
●9/19 しらびそ高原 星野京子→ 10/24 和歌山県日高町西山 崎山孝也
●9/23 しらびそ高原 星野京子→ 10/6 愛知県幡豆町三ヶ根山 宇野弘子
●9/23 しらびそ高原 星野京子→ 11/5 鹿児島県喜界島百之台公園 犬嶋満
●9/25 しらびそ高原 佐分隆文→ 10/9 愛知県幡豆町三ヶ根山 栗田昌裕
 参考データとして、上村の近くの大鹿村からの移動も参考になります。
●9/11 長野県大鹿村鳥倉林道 桜井正人
             → 10/27 徳島県阿南市椿町須屋 憮中義美・喜代美
 このような新たな知見から、これまで見えなかった出来事が垣間見えるようになります。 新しい場所の発見は、ものごとをとらえる目を大きく変えることに貢献します」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051228記載)。


第2128話(栗田)■グランデコから愛知県三ヶ根山までアサギマダラが418km飛んで自己再捕獲できた(SRS3584 05.8/7) <愛知県31例目> 自己再捕獲例
「2005年8月7日に、福島県のグランデコスキー場で標識をしたアサギマダラを、63日後に、愛知県三ヶ根山で自己再捕獲しました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月7日に、福島県のグランデコスキー場で、私がアサギマダラに『SRS3584』と標識をして放蝶しました。
 それから63日後の10月9日に、愛知県幡豆郡幡豆町の三ヶ根山で、この蝶を自分で再捕獲して、『SRT2859』と追記して再度、放蝶しました。
 移動距離は418km。最初と最後の期間は、63日間となっています。
 このアサギマダラは雌でした。雌の例は雄よりも頻度が少なく、この時点までに愛知県で再捕獲された31例のうちの6例目になります。
 この6例のいずれもが、グランデコを出たときは、まだ未交尾であったのですが、再捕獲されたときには、交尾済みであることが分かりました。
 また、本例のように私が放蝶し、私が再捕獲できた例では、前後の画像が揃っていますので、その翅の変化が分析できます。418km、63日の移動の過程で、翅が1ランク劣化したことが本例でも確認できました。
 さまざまな問題意識から検討することで、未知の世界が少しずつ解明されていきます」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051228記載)。


第2129話(栗田)■グランデコから三重県大紀町までアサギマダラが513kmを移動した(SRS13536 05.9/4) <三重県8例目>
「2005年9月4日に、福島県で標識をしたアサギマダラが、46日後に、三重県南伊勢町で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の9月4日に、福島県のグランデコスキー場で、私がアサギマダラに『SRS13536』と標識をして放蝶しました。
 その後、46日後の05年10月24日に、三重県度会郡大紀町錦で、自宅のフジバカマに訪れたその蝶を西村冨士生さんが再確認して報告してくださいました。
 移動距離は約513km。移動方向は南西です。
 本例は、三重県でのSRSマーク個体(グランデコ発)の再捕獲12例のうちの8例目のでした(8例目までは以下の通り。1.伊勢市朝熊山。2.南伊勢町藤坂峠。3.熊野市。4.御浜町横垣峠。5.南伊勢町鵜倉園地。6.南伊勢町藤坂峠。7.南伊勢町鵜倉園地。8.南伊勢町大紀町)。
 8月3日に標識をしたSRS2310は10月20日に南伊勢町鵜倉園地で再捕獲され、9月3日に標識をしたSRS13118も10月20日に南伊勢町鵜蔵園地で再捕獲され、8月23日に標識をしたSRS9631は10月19日に南伊勢町藤坂峠で再捕獲されました。
 9月4日に標識をしたSRS13536(本例)は10月20日に大紀町錦で再捕獲されました。南伊勢町と大紀町は、隣接した海岸の町で、大紀町の方が西側になっています。グランデコからの距離は大差ありません。
 これら4例はおそらく、グランデコに滞在して、同じ頃にグランデコから南下を開始し、ほぼ同じスケジュールで移動して来たのではないかと思われます。
 500kmもの距離を、ほぼ同じスケジュールで移動するアサギマダラの能力は大変不思議なものと思われます。お互いに何らかのコミュニケーションを交わしながら移動してくるのでしょうか。あるいは、単に環境の情報を目安にして飛んで来た結果として、同期して移動しているように見えるのでしょうか」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051227記載)。


第2130話 ■定例会『単純法』を受講して行動改善のきっかけがつかめた
 (以下は、05年10月17日の定例会「単純法」のためにメールで提出された
  『今月のちょっといい話』の3項目のうちの3項目です)。
「【3】『単純法』を受講して行動改善のきっかけがつかめた
 最近、仕事やプライベートなどで、やるべき事をついつい先延ばしにしている事が気になっていた。インプットするエネルギーに比べて効果的なアウトプットが少ないと感じていた。
 そのような時期に仕事帰りに大手の本屋にでかけて色々な分野の本を眺めていたら『行動の先送り』事を論じた本が目にとまった。やるべき事の周りをぐるぐる回っている図が印象的であった。しかし、書いてあるメカニズムはその通りで理屈では理解できたが、そこからどのように脱するかが課題だと思った。

 それから1週間後。定例会で『単純法』を受講した。その中で『感情と潜在意識の単純化が実現できるとエネルギーロスが減って元気になる』という言葉に出会ってハッとした。同時に高校の物理で学んだ『変圧器等で鉄心に渦電流が流れるとエネルギーロスになる』という現象のイメージが連想されて浮かんだ。何かアクションを起こす必要のある時に、感情や不安などの回路に渦電流が流れて行動を起こすエネルギーを奪っているのだと気づいた。その気づきで元気づいたのか、計算、迷路、速読が定例会でのいつもの数字よりかなりアップしたし、視覚の変容のような事まで体験した。
 翌日の夜、それまで2ヶ月近く放置していた書類手続きの準備を1時間ほどでばたばたと仕上げ、次の日に発送した。また気になっていた情報を問い合わせたら、問題が無いことがわかった。仕事で作成していた資料も、色々な事を書きすぎて複雑化していたことに気づき、整理して2項目程度に書き直したら、内容がスムーズに理解された。この3つが片付いたので、非常にすっきりした。『潜在意識の単純化』で"渦電流"を減らす事は、今の自分にとても必要な事だと思った。その勢いで速読の訓練が中途半端になっているのも立て直そうと思った」。
   (KH。50歳。速読初級、中級、視力回復法、
       肩のこらない会も数回受講。051023受け取り)。
【注】定例会「単純法」の講義内容は06年1月には、DVD版で入手可能となります。
興味がおありの方は、SRS研究所にお問い合わせください。

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