【今週のちょっといい話】 第2136話−第2140話

    
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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。
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「次回の中級速読法は1/14から始まります(講師は栗田)。問合せはお早めに」。
「第127回定例会は1/19(木)開催で 『安定法(運命・生活・精神安定化法)』です」。
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「定例会No.60『増識法』No.61『回転法』のDVD版が出来た。→詳細は問合わせを」。
「SRS記憶法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
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「SRS速読法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
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第2136話(読者)■先生の本を20冊買い集めていて、勉強になった
「見ているだけで頭が良くなる脳活性3Dトレーニング・ドリル」
     (栗田昌裕著。学習研究社[Gakken Mook]。2005年6月初版)
     の感想文。
「僕は栗田先生の本が大好きで、気付けば20冊位買い集めていました。
 この本は、ワーキングエリアや視空間知能の話があり、とても勉強になりました。
 また、各種訓練の方法とその効果も豊富なので、独学の僕にはありがたいです。
 立体視をした時、右目と左目の見ている画像が合いにくい部分があるので、視空間知能が弱いのかなあ、と思いました。訓練に励もうと思います」。
   (AU。20歳。男性。大阪府大阪市。051026受け取り)。


第2137話(栗田)■群馬県の赤城自然園から愛知県の三ヶ根山まで258km移動したアサギマダラを再捕獲した(SRT3266 05.10/14)
「2005年9月21日に、群馬県の赤城自然園で標識されたアサギマダラを、23日後に、愛知県の三ヶ根山で再捕獲しました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の9月21日に、群馬県赤城村の赤城自然園で、根本舞さん、大川美咲さんがアサギマダラに、『AP1345』と標識をして放蝶されました。
 それから23日後の05年10月14日に、その蝶を、愛知県幡豆町の三ヶ根山で私が再捕獲をしました。私は『SRT3266』と追記して放蝶しました。
 移動距離は約258km。移動方向は南南西です。
 赤城自然園から、愛知県までの2005年の移動例を並べて見ると、
AP640 9/17 根本舞      →10/3 愛知県三ヶ根山 榊原君江 
AP1345 9/21 根本舞 ・大川美咲→10/14愛知県三ヶ根山 栗田昌裕
AP1424 9/21 松本幸雄・大川美咲→10/19 愛知県三ヶ根山 宇野弘子
AP3014 9/22 栗田昌裕    →10/2 愛知県蔵王山  東三河
AP2033 9/25 岡本茂 ・内山公代→10/9 愛知県三ヶ根山 石浜智
AP3267 9/28 栗田昌裕     →10/13 愛知県三ヶ根山 星野京子
AP2590 9/30 内田洋子・片場富夫→10/15 愛知県三ヶ根山 石浜智
AP2686 9/30 根本舞 ・大川美咲→10/20 愛知県旧内海FP 榊原君江
AP2378 9/29          →10/22 愛知県三ヶ根山 伊豫田壽男
となっており、私は3例に関わっています(上記の他にも移動例があります)。
 この9件の移動日数は、「16, 23, 28, 10, 14, 15, 15, 20, 23」となっており、平均は18.2日になります。すなわち、主に9月下旬に赤城自然園で見られた個体群は、20日弱の移動日数で愛知県に移動し、10月中旬頃に移動集団としてのピークを描くことになります。
 ものごとは、一例一例をよく観察した後で、それを総合として集団としての動向を整理すると、その本質が見えてくることがあります」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051230記載)。


第2138話(栗田)■グランデコから愛知県三ヶ根山までアサギマダラが418km飛んで自己再捕獲できた(SRS12973 05.9/3) <愛知県33例目>
「2005年9月3日に、福島県のグランデコスキー場で標識をしたアサギマダラを、37日後に、愛知県三ヶ根山で自己再捕獲をすることができました。
 以下、その出来事の詳細を記載します。
 05年の9月3日に、福島県のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに『SRS12973』と標識をして放蝶しました。
 それから36日後の10月9日に、愛知県幡豆郡幡豆町の三ヶ根山で、この蝶を自分で再捕獲することが出来、『SRT2867』と追記して再度、放蝶しました。
 移動距離は418km。移動期間は36日間でした。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第33番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧・内海フォレストパーク。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22. 旧・内海フォレストパーク。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.南知多町の旧・内海フォレストパーク。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。)。
 自分で放った蝶を自分で再捕獲した出来事としては、5例目です。自己再捕獲ができた例は、すべて、前後の画像が揃っているので、旅の途中で翅その他がどのように変化したかが分析できます。したがっていずれも貴重な価値ある例なのです。本例の場合は、出発時には、中程度の翅の鮮度の個体でしたが、36日間の移動経過で、約1ランクの翅の劣化が生じたと考察できました。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。福島県にある時期まで滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として、一斉に『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県にどっと出現します。
 本例は、9/3に標識されて、10/9に主要な移動経路上にある三ヶ根山で見出されましたので、愛知県での第32例(ちょっといい話の2133話参照)と同じ、典型的な道を辿った一例です。
 『アサギマダラは複数個体を比較すると、流れが見えてくる』」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051230記載)。


第2139話(栗田)■グランデコから三重県熊野市までアサギマダラが563kmを移動した(SRS7564 05.8/19) <三重県10例目>
「2005年8月19日に、福島県で標識をしたアサギマダラが、68日後に、三重県熊野市で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月19日に、福島県のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに『SRS7564』と標識をして放蝶しました。
 その後、68日後の05年10月26日に、三重県熊野市札立峠で、その蝶を杉下賢史さんが再捕獲してくださいました。杉下さんはその蝶に『KS1063』と追記して再度放蝶されました。
 移動距離は約563km。移動方向は南西です。
 本例は、三重県でのSRSマーク個体(グランデコ発)の再捕獲12例のうちの10例目でした(10例目までは以下の通り。1.伊勢市朝熊山。2.南伊勢町藤坂峠。3.熊野市。4.御浜町横垣峠。5.南伊勢町鵜倉園地。6.南伊勢町藤坂峠。7.南伊勢町鵜倉園地。8,9.南伊勢町大紀町。10.熊野市札立峠)。
 同じ杉下さんは、もう一例私が標識した蝶を再捕獲されていました。
1)「10/15 杉下賢史 熊野市札立峠」←「SRS13655 9/4」 ・・・三重県3例目
2)「10/26 杉下賢史 熊野市札立峠」←「SRS7564 8/19」 ・・・三重県10例目
 福島県のグランデコスキー場で夏場を過ごしたアサギマダラの集団は、9月の声を聞く前後から南下を始めて、10月中旬には愛知県で移動のピークを迎え、10月20日頃に、三重県のピークを迎えるのであろうと推測されます。
 上記の杉下さんの再捕獲例は、ちょうどそのピークをはさむ形で私がマークした蝶の集団をとらえてくださったことになっていると思います。
 アサギマダラの移動現象の一部をとらえて、そこから全貌を推測するのは、一種の『知的挑戦』である」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。051230記載)。


第2140話 ■初級速読法半月ク講習の第467クラスが終了し、速読は27.7倍、30472字/分になった
「2005年12月3日から、12月18日まで、SRS速読法の初級半月講習が開催されました。これは第467クラスになります。その成果の概略を紹介しましょう。
 HPには、グラフでも示していますので、ご参照ください。
 このクラスは読書初速が高く1125字/分でした(この値、及び、以下の値には、速読訓練の経験者のデータは除外されています。以下の値はすべて平均値です)。
 最終ステップ(=10ステップ)では、30472字/分になりました。
 すなわち、1125字/分→30472字/分となったのです。
 読書速度の倍率は、27.7倍になりました。
 迷路は初回は8.9点でしたが、10ステップでは24.6点になりました。
 計算は初回は75.9点でしたが、10ステップでは107.9点でした。
 このクラスの特徴は、最初の平均値が、通常のクラスよりも高いことです。
 その結果、最終回の成果も、通常のクラスのよりも高い値に到達しました。
 このクラスの人たちからも中級や上級に進みますから、今後の成果がさらに期待されます」。
    (栗田昌裕。SRS提唱者。051229記)

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