【今週のちょっといい話】 第2141話−第2145話

    
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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。    
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「次回の中級速読法は1/14から始まります(講師は栗田)。問合せはお早めに」。
「第127回定例会は1/19(木)開催で 『安定法(運命・生活・精神安定化法)』です」。
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「定例会No.60『増識法』No.61『回転法』のDVD版が出来た。→詳細は問合わせを」。
「SRS記憶法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
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「SRS速読法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
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第2141話(読者)■訓練を毎日やって、集中力がついた
    「10倍速で10倍記憶できる!
    [栗田式]超スピード勉強法トレーニング」
  (PHP研究所。栗田昌裕著。04年9月初版)の感想文。
「友だちに勧められて、資格試験合格のために、本書を購入しました。
書かれている訓練(速読・眼球運動など)毎日やっていますが、以前より集中力が付いた気がします」。
   (YI。32歳。女性。大阪市旭区。050126受け取り)。


第2142話(栗田)■群馬県の赤城自然園から愛知県の名古屋市までアサギマダラが245km移動した(AP3148 05.10/15)
「2005年9月28日に、群馬県の赤城自然園で私が標識したアサギマダラが17日後に、愛知県の名古屋市で再確認されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の9月28日に、群馬県赤城村の赤城自然園で、私はアサギマダラに、『AP13148』と標識をして放蝶されました。
 それから17日後の05年10月15日に、愛知県名古屋市天白区の天白町で、佐藤葉子さんが、自宅の庭のフジバカマに訪れたその蝶を再捕獲されました。佐藤さんはその蝶を撮影後、『YS36』と追記して放蝶されました。
 移動距離は約245km。移動方向は南南西です。
 群馬県赤城自然園の3000番代(私が標識した500頭余)で再捕獲された個体は10例ありますが(再捕獲率=約2%)、そのうち、4例が、9/28に標識されたものでした。
 参考までに並べてみると、
  9/28 AP3313 →10/3 群馬県六合村     
  9/28 AP3267→10/13 愛知県三ヶ根山
  9/28 AP3148 →10/15 名古屋市天白町   (本例)
  9/28 AP3117 →10/15 三重県鳥羽市答志嶋 
となります。群馬県から愛知〜三重に来るのに、みかけ上15〜17日かかっていることになります(ここには標識されてから出発するまでの時間と、到着してから発見されるまでの時間が含まれているのはもちろんです)。
 赤城自然園から愛知県に来るまでには複数のコースが想定されますが、まだどれがメインコースなのか分かってはいない状態です。今年は、移動途中の場所として、長野県の『しらびそ高原』が新たに見出されましたが、それ以外にもう2、3箇所、アサギマダラの移動がモニターできる新たな観測点が発見されるとよいと願っています。
 ものごとは、一例一例をよく観察した後で、それを総合として、大局からとらえ直すと、その本質がよりよく見えてくるものです」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051231記載)。


第2143話(栗田)■グランデコから愛知県田原市までアサギマダラが425km飛んで自己再捕獲できた(SRS2870 05.8/5) <愛知県34例目>
「2005年8月5日に、福島県のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、64日後に、愛知県の田原市の衣笠山で、再捕獲されました。
 以下、その詳細を記載します。
 05年の8月5日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに『SRS2870』と標識をして放蝶しました。
 それから64日後の10月10日に、愛知県田原市の衣笠山で、鈴木隆さんがこの蝶を再捕獲されました。鈴木さんは写真を撮影した後に、再度放蝶されました。
 移動距離は425km。移動期間は64日間でした。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第34番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧・内海フォレストパーク。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22. 旧・内海フォレストパーク。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.南知多町の旧・内海フォレストパーク。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。34.衣笠山)。本例は、『グランデコ→衣笠山』の移動個体としては2例目で、『グランデコ→田原市』への移動個体としては5例目です。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。福島県にある時期まで滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として、一斉に『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県にどっと出現します。
 本例は、8/5という早期にグランデコで標識しましたが、おそらくグランデコ周辺に夏の間は滞在して、10月10日までに愛知県に至った例でしょう。
 本例では、出発点と再捕獲時の両方の画像が得られましたので、翅の鮮度の変化が分析できました。相当に新鮮であったものが、愛知県まで来ると、距離・期間に相応した劣化が起きるようです。
 本例は、渥美半島の田原市に移動しましたが、(移動の主流であると考えられる)三ヶ根山への流れと、田原市への流れがどのような比率であり、しかも相互にリンクしているかは興味深い課題です。これまでの再捕獲個体数の比率で言うと、
  田原市:三ヶ根山=5:16
となっています。
 『アサギマダラは複数個体を考察することで流れが見えてくる』」。 
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051231記載)。


第2144話(栗田)■グランデコから三重県御浜町までアサギマダラが566kmを移動した(SRS2122 05.8/3) <三重県11例目>
「2005年8月3日に、福島県で標識をしたアサギマダラが、90日後に、三重県御浜町で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月3日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに『SRS2122』と標識をして放蝶しました。
 その後、90日後の05年11月1日に、三重県南牟婁郡御浜町神木横垣峠で、その蝶を中井節二さんが再捕獲してくださいました。中井さんはその蝶を再度放蝶されました。
 移動距離は約566km。移動方向は南西です。
 本例は、三重県でのSRSマーク個体(グランデコ発)の再捕獲12例のうちの11例目でした(11例目までは以下の通り。1.伊勢市朝熊山。2.南伊勢町藤坂峠。3.熊野市。4.御浜町横垣峠。5.南伊勢町鵜倉園地。6.南伊勢町藤坂峠。7.南伊勢町鵜倉園地。8,9.南伊勢町大紀町。10.熊野市札立峠。11.御浜町横垣峠)。
 SRSマーク個体は、和歌山県でも10月に再捕獲されていますから、本例は、三重県としては後期の個体になります。
 中井さんによって、三重県の第11例目(=本例。グランデコ発)と三重県の第12例目(=グランデコ発)と、愛知県の知多半島の冨具神社で放蝶された個体とは、三例同時に再捕獲されました。
 したがって、グランデコ発の2例も、愛知県経由で移動して来たものと推測しています。
 一例一例では意味をなさなくとも、複数例が蓄積することで、意味が生まれて来ます」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。051231記載)。


第2145話 ■初級速読法冬休み子どもクラス(第469クラス)終わった
「2005年12月23日から、12月28日まで、SRS速読法の初級子ども集中クラスが開講されました。これは第468クラスになります。9歳から19歳までの30名の生徒さん(平均14.9歳)が、全員欠席することなく最後まで参加されました。
 5日目(最終日の前の日)までの成果を示すと、
 速読は、初速は687字/分→13834字/分。
 倍率は、この時点で24.3倍になっています。
 迷路は、7.0点→18.0点 (2.9倍)
 計算は、66.0点→92.1点(42%アップ)
 最終日は、さらなる飛躍が起きたことと思われます。
 (最終データは近日中に、HPに示されます)」。
    (栗田昌裕。SRS提唱者。051231記)
追記。次回の子どもクラスは、3月下旬に開催されます。詳細はHPに発表される予定をご覧いただくか、SRS研究所にお問い合わせください(電話 03−3828−0359)。
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