【今週のちょっといい話】 第2156話−第2160話

    
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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。    
   ← ← <関東圏の人には半月集中クラスがお薦め>
「次回の中級速読法は1/14から始まります(講師は栗田)。問合せはお早めに」。
「第127回定例会は1/19(木)開催で 『安定法(運命・生活・精神安定化法)』です」。
   ← ← <F.気力の安定は感情系の制御訓練支える> 
「定例会No.65『集中法』No.66『関係法』のDVD版が出来た。→詳細は問合わせを」。
「SRS記憶法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
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「SRS速読法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
   ← ← <『テキスト単独』または『テキスト+DVD』のいずれも可>


第2156話(読者)■指回しで頭がすっきりした
    「イラスト図解 『指回し体操』のコツ 
     『指回し』で全身が10倍パワーアップ」
     (三笠書房刊。栗田昌裕著。04年11月初版)の感想文。
「指回しをしましたら、頭がすっきりしてきました」。
   (HK。69歳。男性。横浜市港北区。050119受け取り)。


第2157話(栗田)■愛知県の三ヶ根山から愛知県の南知多町までアサギマダラが26km移動した(SRT3169 05.10/13)
「2005年10月13日に、愛知県の三ヶ根山で私が標識したアサギマダラが6日後に、愛知県の南知多町で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の10月13日に、愛知県幡豆町の三ヶ根山で、私はアサギマダラに、『SRT3169』と標識をして放蝶されました。
 それから6日後の05年10月19日に、愛知県南知多町内海の旧・内海フォレストパークで、桑山一七さんが、その蝶を再捕獲されました。桑山さんはその蝶を撮影後、『KK12 UTS』と追記して放蝶されました。
 移動距離は約26km。移動方向は南南西です。
『三ヶ根山→旧内海FP』は、移動のメインルートの一つと思われます。この例は、ちょうどピーク時に渡った典型例と言えると思います。
 既に記載した2例と本例とを並べて見ると、
  三ヶ根山『SRS3212 ハズ 10/14』→『内海 10/17 桑山一七』
  三ヶ根山『SRS3581 ハズ 10/14』→『内海 10/19 桑山一七』
  三ヶ根山『SRS3169 ハズ 10/13』→『内海 10/19 桑山一七』←本例
 時間差は1、2日ありますが、ほぼ同じルートをたどったものと思われます。
 この程度の時間差は常に生じ得るものと思われます。
 蝶と人との出会いのラグも考慮してものごとの真相を推理することは容易なことではありません」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。060103記載)。


第2158話(栗田)■グランデコから愛知県美浜町までアサギマダラが441km飛んで再捕獲された(SRS13761 05.9/4) <愛知県37例目>
「2005年9月4日に、福島県のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、37日後に、愛知県の美浜町で再捕獲されました。
 以下、その詳細を記載します。
 05年の9月4日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに『SRS13761』と標識をして放蝶しました。
 それから37日後の10月11日に、愛知県美浜町の冨具神社で、市野義成さんがこの蝶を再捕獲されました。市野さんは『ちたのま』を追記した後に再度放蝶されました。
 移動距離は441km。移動方向は南西でした。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第37番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧・内海フォレストパーク。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22. 旧・内海フォレストパーク。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.南知多町の旧・内海フォレストパーク。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。34.衣笠山。35.三ヶ根山。36,37.冨具神社)。本例は、『グランデコ→冨具神社』への移動個体としては5例目でした。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。ある時期まで福島県に滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として、一斉に『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県にどっと出現します。
 本例は、9月4日という遅い時期にグランデコで標識しましたので、おそらく、直後に移動を開始して、10月11日までに知多半島に到達したものと推測します。
 以下の分布を見ると、移動集団は、ここまでの例で見る限り、10日くらいの時間幅を許す集団をなしていることが分かります。
  9/30 美浜町 (冨具神社。村井信彦。 8/19 SRS7469)。 愛知県第6例。 
  10/1 美浜町 (冨具神社。村井信彦。 8/31 SRS10425)。 愛知県第7例。
  10/4 美浜町 (冨具神社。窪田宣和。 8/21 SRS8647)。 愛知県第13例。
  10/7 美浜町 (冨具神社。亀口幸代。 8/21 SRS8379)。 愛知県第36例。
  10/11 美浜町 (冨具神社。市野義成。 9/4 SRS13761)。 愛知県第37例。
『アサギマダラは集団をとらえると、移動の時空幅が見えてくる』」。
       (栗田昌裕。SRS提唱者。060103記載)。


第2159話(栗田)■グランデコから和歌山県串本町までアサギマダラが613kmを移動した(SRS12141 05.9/2) <和歌山県3例目>
「2005年9月2日に、福島県で標識をしたアサギマダラが、57日後に、和歌山串本町で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の9月2日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに『SRS12141』と標識をして放蝶しました。
 その後、57日後の05年10月29日に、和歌山県東牟婁郡串本町の吐生(はぶ)という場所で、その蝶を尾鼻誠史さんが再捕獲してくださいました。尾鼻さんは『OBA、ハブ119』と追記してその蝶を再度放蝶されました。
 移動距離は約613km。移動方向は南西です。
 本例は、和歌山県でのSRSマーク個体(グランデコ発)の再捕獲3例のうちの3例目、でした。和歌山での再捕獲をまとめると、以下のようになります:
   捕獲日 再捕獲者 再捕獲地    標識
 1)10/4 崎山孝也 日高町西山 SRS4137 8/8 デコ 
 2) 10/28 乾風登 日高町西山 SRS8714 8/21
 3) 10/29 尾鼻誠史 東牟婁郡串本町吐生(はぶ) SRS12141 9/2
 紀伊半島の南端にあたる串本町と、西端にあたる日高町とが、グランデコからの移動のルートとして、どちらが重要か、興味深いことですが、上の3例だけから見ると、西山の方が先に行っているのは、西山の方が、重要だ(すなわち、主要ルートに乗っている)ということでしょうか。
 少なくとも、みかけだけからすると、10月初めに先駆けが三重県に辿りつくのとほぼ同時に、一気に10月4日に西山にまで行ってしまう個体がいることを興味深く思いました。このあたりの事情を明らかにするためには、もう少し多くの個体例を重ねる必要がありそうです。
 個人的には潮岬から南方洋上に飛び出す個体がいたりするのではないかとも思っているのですが・・・」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。060103記載)。


第2160話 ■初級一泊研修の受講者からの便り
 <以下は、資料の整理中に出て来たお便りです。
 少し古いものですが、参考までに掲げておきます>
「 今回は速読法初級研修(5/14−15)をありがとうございました。
 この講座のおかげで、『速読とは速く読めて分かることだ。分かるためには確の目と脳内の光の辞書と内部出力までいける要集力が必要なのだ』と分かりました[栗田注:『確』、『光の辞書』、『要集力』および、以下の『光の読書の社長さん』のいずれも初級講習で学ぶキーとなる概念です]。
 これまでの自分の読み方を振り返ってみるに、見事に光の読書の社長さんが欠けていて、そのためにどうにも分からなかったのだ、と分かりました。これからは『わかる感覚』を自分のものとするために、毎日速読を実践していこうと思います。
 今後、速読をしていくうちに、どーにもわからないことがでてきたりしたときには、再び研修に行くとか、質問させていただくことがあるかもしれません。
 その時には、軌道修正のためにも、またあきれずにお答えいただければと思います。
 速読について教えていただきありがとうございました」。
 (YI。女性。十和田市。0505受け取り)
[栗田注:速読をマスターするには、『理解するとはどういうことか』の本質をとらえ直すことが重要です]。


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