【今週のちょっといい話】 第2166話−第2170話

    
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「定例会No.65『集中法』No.66『関係法』のDVD版が出来た。→詳細は問合わせを」。
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第2166話(読者)■毎日見るようにしており、目の運動が気持ちいいです
   「3D写真で目がどんどん良くなる本 水族館編」
   (三笠書房刊。栗田昌裕著。04年5月初版)の感想文。
「毎日、見るようにしています。目の運動が気持ちいいです。
視力回復に結びつくようがんばっていきたいです」。
   (HK。37歳。女性。石川県輪島市。050114受け取り)。


第2167話(栗田)■愛知県の三ヶ根山から三重県御浜町までサギマダラが148km移動した(SRT3053 05.10/10)
「2005年10月10日に、三重県の御浜町で私が標識したアサギマダラが10日後に、三重県の御浜町で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の10月10日に、愛知県の三ヶ根山で、私はアサギマダラに、『SRT3053』と標識をして放蝶しました。
 それから10日後の05年10月20日に、三重県南牟婁郡御浜町神木の横垣峠で、児嶋毅さんが、その蝶を再捕獲されました。
 移動距離は約148km。移動方向は南西です。
 三重県でのSRSマーク個体(福島のグランデコスキー場発)と、APマーク個体(赤城自然園)と、SRTマーク個体(その他地域)の再捕獲は下記のリストの通りです。
 これらの中で横垣峠で再捕獲されたのは6例です。
 10/18、10/19、10/20、10/20、11/1、11/1がその日付の分布です。10/20には児嶋さんは、200例以上に標識され、そこから5例が再捕獲となり、その中に、下記のAPマーク、本例のSRT、他にサンガネ unoマーク、ハズ さとマークが含まれます(他例は志賀マーク)ので、三ヶ根山から、横垣峠への太い移動ラインが想定できます。
【三重県再捕獲要約】SRS
 捕獲日 再捕獲者  再捕獲地      標識
1)10/3 玉置高志 伊勢市朝熊山 SRS8123 8/21
2)10/9 久保文香 南伊勢町藤坂峠 SRS4724 8/13 デコ
3)10/15 杉下賢史 熊野市札立峠 SRS13655 9/4
4)10/18 石田昇三 御浜町横垣峠 SRS7822 8/20
5)10/19 玉置高志 南伊勢町鵜倉園地 SRS13118 9/3
6)10/20 玉置高志 南伊勢町藤坂峠   SRS9631 8/23
7)10/20 玉置高志 南伊勢町鵜倉園地 SRS2310 8/3
8)10/24 西村冨士生 大紀町錦   SRS13536 9/4
9)10/26 西村冨士生 大紀町錦   SRS10429 8/31
10)10/26 杉下賢史 熊野市札立峠   SRS7564 8/19
11)11/1 中井節二 御浜町横垣峠 SRS2122 8/3 デコ
12)11/1 中井節二 御浜町横垣峠 SRS12356 9/2
【三重県再捕獲要約】SRT、AP
1)10/15 中西元男  鳥羽市      AP3117 9/28
2)10/19 児嶋毅 御浜町横垣峠   SRT1560 9/19 のっぺ
3)10/20 児嶋毅 御浜町横垣峠   SRT3053 10/10 ハズ
4)10/20 児嶋毅 御浜町横垣峠   AP3096 9/28
 ものごとは、単独例と、複数例を組み合わせて総合判断することで、一般的な真相が見えて来ます。これが『事実』から『知識』へと情報をランクアップする秘訣です」。 
   (栗田昌裕。SRS提唱者。060105記載)。


第2168話(栗田)■グランデコから愛知県美浜町までアサギマダラが441km飛んで再捕獲された(SRS5503 05.8/16) <愛知県39例目>
「2005年8月16日に、福島県のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、58日後に、愛知県の美浜町で再捕獲されました。
 以下、その詳細を記載します。
 05年の8月16日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに『SRS5503』と標識をして放蝶しました。
 それから58日後の10月13日に、知多半島にある愛知県美浜町の冨具神社で、村井信彦さんがこの蝶を再捕獲されました。村井さんは『ちたのま ムライ』を追記した後に再度放蝶されました。
 移動距離は441km。移動方向は南西でした。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第39番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧・内海フォレストパーク。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22. 旧・内海フォレストパーク。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.南知多町の旧・内海フォレストパーク。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。34.衣笠山。35.三ヶ根山。36,37.冨具神社。38.三ヶ根山。39.冨具神社)。本例は、『グランデコ→冨具神社』への移動個体としては6例目でした。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。福島県にある時期まで滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として、一斉に『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県にどっと出現します。
 本例は、8/16という中間期にグランデコで標識しましたが、おそらくグランデコ周辺に夏の終わりまで滞在して、10月13日までに知多半島に移動したものと推測します。
 振り返ると:
8/16に標識したSRS5518は9/25に赤城自然園で再捕獲、
 8/16に標識したSRS5871は9/27に山梨県小渕沢で再捕獲、
 8/16に標識したSRS5816は10/8に愛知県田原市で再捕獲、
 8/16に標識したSRS5503は10/13に愛知県美浜町で再捕獲、
となっており、この配置を眺めていると、ある程度の時間経過と
空間的な流れが推測できるような気がしてきます。
 『アサギマダラは複数例を時空に配置することで移動の流れが見えてくるかもしれない』」。
       (栗田昌裕。SRS提唱者。060105記載)。


第2169話(栗田)■グランデコから和歌山県日高町までアサギマダラが621kmを移動した(SRS8714 05.8/21) <和歌山県2例目>
「2005年8月21日に、福島県で標識をしたアサギマダラが、68日後に、和歌山日高町西山で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月21日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに『SRS8714』と標識をして放蝶しました。
 その後、68日後の05年10月28日に、和歌山県日高町西山という場所で、その蝶を乾風登さんが再捕獲してくださいました。乾風さんは『再 西山 10/28 AN−003』と追記してその蝶を再度放蝶されました。
 移動距離は約621km。移動方向は南西です。
 本例は、和歌山県でのSRSマーク個体(グランデコ発)の再捕獲3例のうちの2例目、でした。和歌山での再捕獲をまとめると、以下のようになります:
   捕獲日 再捕獲者 再捕獲地    標識
 1)10/4 崎山孝也 日高町西山 SRS4137 8/8 デコ 
 2) 10/28 乾風登 日高町西山 SRS8714 8/21
 3 10/29 尾鼻誠史 東牟婁郡串本町吐生(はぶ) SRS12141 9/2
 本例は8月下旬の段階で、グランデコですでにかなりの鮮度低下が認められた例です。
 それでも600km遠方に移動することを示す一例です。
 大島さんの御報告によれば、乾風さんは、
  10/25には、24雄16雌(そのうち、既交尾12)、
  10/27には、16雄14雌(そのうち、既交尾11)、
  10/28には、18雄2雌(そのうち、内既交尾1)、
に対して標識(=マーキング)をされ、ガガイモの葉で卵や幼虫を発見され、さらに奥様がキジョラン(=アサギマダラの食草)も発見されたとのことです。
 本例はそのうちの10月28日に捕獲された1頭でした。
上記のSRS4137のように10月上旬に辿り着いた個体で、しかも雌の個体であれば、その頃にすでに産卵をした可能性がありそうです」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。060105記載)。


第2170話(読者)■栗田式速読が本当に大学生活に役立ち、時間が節約でき、理解も深まり、感無量で、社会学の勉強のために図書館を使い尽くしたい

 【栗田注: 以下は、私の著書を読んだ読者から三笠書房宛に出されたお便りです。
 04年の末のものですが、参考までに掲げておきます】

「栗田先生へ
 こんにちは。栗田先生の速読術は本当によく実生活に役だっています。そのおかげで今生活がとても充実しています。とうもありがとうございます。
 私が22歳(女)で、北大文学部社会学専攻の3年生です。昔から読書が大好きでしたが、読書にはすごく時間がかかるというのが悩みのタネでした。社会学の研究分野は多岐に渡っていて、読みたい本や、ぜひ読んでおかなければならない本は無数にあります。どんどん本を読んで吸収して教養を深めたいと思っても、時間がかかる音読をしていたので、一生懸命読めば読むほど自分の大学生活の中で可能な読書量の限界を感じ、勉強から遠ざかりたくなることがたびたびありました。
 栗田先生の速読シリーズを最初に手に取った時は、『嘘だろう。こんなに速く読めるわけがない』と、信じていませんでした。ところが試しに訓練を積んで見ると、本を読む速度が急上昇して、ものすごく驚きました。
 読むスピードが速くなったから、読書量が増え、目もあまり疲れなくなりました。
 片方が0.4と眼鏡をかけるか、かけないかの瀬戸際にいましたが、しばらくは大丈夫そうです。いや、むしろ向上するのではないかと思うと、とても楽しみです。速読を心掛けるようにすると、時間が節約できるのに、理解も深まり、いいことづくめで、感無量です。
 最近『脳力』という言葉が注目を集めていますが、速読をしていると、『脳は使えば使うほど活性化される』ということを実感できます。おかげで以前より読書と勉強が好きになりました。どうもありがとうございます!
 他にも、栗田先生の、視力、記憶に関する本も読みました。役に立ちそうです。
 今は本を在学中にどれだけ読み込めるかと考えると楽しみです。
 総合大学の特徴をフル活用してどんな本でもむさぼり読んでいくつもりです。
 今まで自分にはもうあまり関係がなく、難解なので、きっとあまり理解できないだろうと思っていた理系の専門書にもどんどん挑戦しています。
 読んで見ると、興味深いものばかりで、視野も広がり、『あらゆる学問は繁っているものだなあ』とつくづく感じる今日この頃です。
 これからも総合大学の特権をフル活用して、図書館を使い尽くします。
 今はまだ、栗田先生のように。1分1冊というレベルでは全々ありませんが、以前の10倍は速くなりました。これからもどんどん速くしていくつもりです。
 また、次々と良書を出版されることを期待しています。本当にありがとうございました」。
    (ST。22歳。女性。041221記載)。

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