【今週のちょっといい話】 第2196話−第2200話

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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。    
   ← ← <関東圏の人には2月下旬からの半月集中クラスがお薦め>
「次回の中級速読法は1/14から始まります(講師は栗田)。問合せはお早めに」。
「第127回定例会は1/19(木)開催で 『安定法(運命・生活・精神安定化法)』です」。
   ←← <O.安定性は方向を変えた発想から活路が生まれる>060112
「定例会No.65『集中法』No.66『関係法』のDVD版が出来た。→詳細は問合わせを」。
「SRS記憶法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
   ← ← <26技術からなる独自のSRS記憶法Aの世界を講義し尽くす>
「SRS速読法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
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第2196話(読者)■SRSでは心を扱うビジョンが見えている気がした
   「本がいままでの10倍速く読める法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「医学会では心について明確な定義がない、というようなことを聞いたことがありますが、SRSではそのビジョンが見えている気がしました。人の不思議についても見えてくるといいなと思います」。
  (茶木恵祐。30歳。男性。北海道札幌市。051118受け取り)。
栗田注:SRSでは、「心」は難しく考えないで、「情報処理をする仕組み」のこととしてとらえます。ただし、それをSRSは独自な観点から広い範囲でとらえ、その上で「心」の働きを独自の総合的なアプローチで改善していきます。


第2197話(栗田)■グランデコから長野県大町市までサギマダラが237km移動した(SRS4168 05.8/8) <長野4例目>
「2005年8月8日に、グランデコスキー場で私が標識したアサギマダラが48日後に、長野県の大町市で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月8日に、福島県のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに、『SRS4168』と標識をして放蝶しました。
 それから48日後の05年9月25日に、長野県大町市平の中綱湖畔にある『のっぺ山荘』で、大代孝浩さんが、この個体を再々捕獲して、『のっぺ オオシロ』と追記して、再放蝶されました。
 このときの移動距離は237kmで、移動方向は南西でした。
 前日の9月24日には、大代さんが、『グランデコ→長野県大町市』まで移動したアサギマダラを2例再捕獲されていました(ちょっといい話の第2187話、2192話参照)。まとめると、以下のようになります。
 9/15 大町市(のっぺ山荘。栗田昌裕。8/20 SRS7811)。第1例。
 9/24大町市(のっぺ山荘。大代孝浩。8/23 SRS 9523)。第2例。
 9/24大町市(のっぺ山荘。大代孝浩。8/4 SRS 2395)。第3例。
 9/25大町市(のっぺ山荘。大代孝浩。8/8 SRS 4168)。第4例。
 以下は大代さんからいただいた10/25日のコメントです:
 『栗田さん、続々と到着しているもようです。
 のっぺに来ている個体ですがここ数日から破損があったり、鮮度が落ちていたりするものが増えたように感じました。
 先週は長野県内の移動個体が多く、今週末は東北地方の移動個体が多かったことから
 入れ替わっていることがわかるような気がします。では、長野北部個体はどこへ?
 来週末は10月に入りますが、のっぺで10月までいたという記憶は(過去の例では)ありません。どうなるか楽しみです。よろしくお願いいたします』。
 別な方から伺った話では、実際には、10月中旬になっても少数のアサギマダラがのっぺ山荘で観察されたとのことです。
 9月下旬は04年の場合は、アサギが急速に減っていった時期です。05年は特例だったのでしょうか。9月の後半の時期に続々とグランデコからの個体が再捕獲され始めたのは、ちょっと興味深い解明課題です」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。060112記載)。


第2198話(栗田)■グランデコから愛知県三ヶ根山まで418km飛んだアサギマダラを自己再捕獲できた(SRS13433 05.9/4) <愛知県45例目>
「2005年9月4日に、福島県のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラを、40日後に、愛知県の三ヶ根山で自分で再捕獲することができました。
 以下、その詳細を記載します。
 05年の9月4日に、福島県北塩原村のグランデコ・リゾートのスキー場で、私はアサギマダラに『SRS13433』と記載して放蝶しました。
 それから40日後の10月14日に、愛知県幡豆郡幡豆町の三ヶ根山で、私はその蝶に再会して再捕獲することができました(=自己再捕獲)。そこで私は『SRT3351 ハズ』と追記をして放蝶しました。
 移動距離は418km。移動方向は南西でした。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第45番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧・内海フォレストパーク。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22. 旧・内海フォレストパーク。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.南知多町の旧・内海フォレストパーク。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。34.衣笠山。35.三ヶ根山。36,37.冨具神社。38.三ヶ根山。39.冨具神社。40.三ヶ根山。41.豊橋市多米峠。42,43.扇子山。44,45.三ヶ根山)。三ヶ根山としては21例目です。愛知県での自己再捕獲としては8例目に当たります。
 本例は雄の個体ですが、出発点と到着点の両方で画像が揃ったので、その途中の翅の劣化を評価することができました。移動後には腹部がやせたことも確認できました(これはむしろ珍しい出来事です)。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。福島県に滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県に多数の個体が出現します。
 本例は、9/4というアサギマダラのシーズンの比較的初期にグランデコで標識されました。その後、まもなく移動を開始し、10月14日までに三ヶ根山に来たものと推測されます。
 同じ日にグランデコで標識した他の2例と並べて掲げると、
 ●SRS13776 9/4 → 05.09.25  群馬県赤城自然園
 ●SRS13433 9/4 → 05.10.14 愛知県三ヶ根山
 ●SRS13655 9/4 → 05.10.15  三重県熊野市
となっています。群馬県あたりまでで2週間、それより以南で2週間くらいかかっているように推測されます。 
 『アサギマダラは複数例を時空に配置することで流れが読めてくる』。
 社会のいろいろな出来事も、大きな時空の中に配置すると、流れが読めてくるものです」。
      (栗田昌裕。SRS提唱者。060112記載)。


第2199話(栗田)■グランデコから群馬県赤城自然園まで160km移動したアサギマダラを自己再捕獲できた(SRS2358 05.8/4) <赤城第15例>
「2005年8月4日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、57日後に、群馬県の赤城自然園で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月4日に、群馬県耶麻郡北塩原村のグランデコリゾート内のスキー場で、私がアサギマダラに『SRS2358』とマーキング(標識)をして放蝶しました。この蝶には、私が標識をする前にFD Lyra 197と記載してありました。これはMSさんが、同日に記載したものだと後で分かりました。
 その後、57日後の05年9月30日に、群馬県赤城村の赤城自然園で、その蝶に再度遭遇し、自分で再捕獲することができました。私はその蝶に『AP3332』と追記して再度放蝶しました。
 移動距離は約160km。移動方向は南西です。
 本例は、2005年にグランデコから赤城自然園まで移動して確認された第15例目となりした。本例はグランデコで私が放った蝶を自分で再捕獲した最初の例となりました。
前後の画像が揃いましたから、翅の破損や腹部の色調の変化を比較でき、結果として、1ランク程度の劣化が起きたことが確認できました。
 上記の15例は、標識日は異なりますが、類似の経過を辿って、赤城自然園に来た可能性があると考えています。数多く並べて比較することで、集団の動きが幅を持って見えてきます。さしあたって赤城自然園には9月後半に押し寄せていることがよく分かります。
 どの例を見ても、間に最小でも2週間(半月)はかかっているので、この間に、いったいどこでどのようにて過ごしているのか、非常に興味が持たれるところです。
 こんなにも多くの移動例が具体的に分かっているのに、人間には途中の様子が見えていないというのは、何とも不思議なことだと思います。
 『グランデコ→赤城』という移動ストリームに関するだけでも、『見えていない時間・空間(=空白の時空=時空ギャップ)』が大きいことに注目しておきたいと思います」。
       (栗田昌裕。SRS提唱者。060112記載)。


第2200話 ■金のなる木
<第124回定例会 「単純法(単純力横溢法)」で提出された「ちょっといい話」より。
「前SRS瞑想法の時、講義の題材としていただいた、金のなる木という葉っぱは生命力が強いという。それで自宅に持ち帰り、適当に植えておいたが、しだいにしわしわになりダメになってしまった。何ヵ月たつが元気がない。しかし完全にダメにはならない。先日ふと思いつき、茎を切り、ペットボトルに差して外に出しておいた。2週間ぐらいたつが、ついに根が出てきたのには驚いた。その出方も茎の横の方から細い毛みたいに出ている。これも予想外だ。復活しそうな『予感』がしていたのだが、新葉が出てきそうなので楽しみにしている。どんな葉の出方をするのかこれも『予感』してみたい(図あり)」。
(○瀬○吾。SRSインストラクター。051017受け取り)


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