【今週のちょっといい話】 第2206話−第2210話

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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。    
   ← ← <関東圏の人には2月25日開講の半月集中クラスがお薦め>
「次回の中級速読法は1/14から始まります(講師は栗田)。問合せはお早めに」。
「第127回定例会は1/19(木)開催で 『安定法(運命・生活・精神安定化法)』です」。
   ←← <Q.精神の安定性はリアクションをきちんと出力することで得る>060114
「定例会No.67『連想法』No.68『解決法』のDVD版が出来た。→詳細は問合わせを」。
「SRS記憶法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
   ← ← <26技術からなる独自のSRS記憶法Aの世界を講義し尽くす>
「SRS速読法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
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第2206話(読者)■図による説明もあり、とても読み易い本でした
   「本がいままでの10倍速く読める法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「あれこれと文字で埋められていなくて、図による説明もあり、とても読み易い本でした。
 そのおかげで、本の中で紹介されている各トレーニング法にも関心が持てました。
 自分は視力回復についても、興味があるので、その分野の栗田博士の著書も読んでみたいと感じました」。
    (YT。20歳。男性。静岡市。051101受け取り)


第2207話(栗田)■グランデコから長野県大町市までサギマダラが237km移動した(SRS8214 05.8/21) <長野6例目>
「2005年8月21日に、グランデコスキー場で私が標識したアサギマダラが35日後に、長野県の大町市で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月21日に、福島県のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに、『SRS8214』と標識をして放蝶しました。
 それから35日後の05年9月25日に、長野県大町市平の中綱湖畔にある『のっぺ山荘』で、大代孝浩さんが、この個体を再々捕獲して、『のっぺ オオシロ』と追記して、再放蝶されました。
 このときの移動距離は237kmで、移動方向は南西でした。
 前日の9月24日には、大代さんが、『グランデコ→長野県大町市』まで移動したアサギマダラの第2例、第3例を再捕獲されました(ちょっといい話の第2187話、2192話参照)。9月25日には、第4例、第5例を再捕獲され、本例が第6例になります。
 以上をまとめると以下のようになります。
 9/15 大町市(のっぺ山荘。栗田昌裕。8/20 SRS7811)。第1例。
 9/24大町市(のっぺ山荘。大代孝浩。8/23 SRS 9523)。第2例。
 9/24大町市(のっぺ山荘。大代孝浩。8/4 SRS 2395)。第3例。
 9/25大町市(のっぺ山荘。大代孝浩。8/8 SRS 4168)。第4例。
 9/25大町市(のっぺ山荘。大代孝浩。9/1 SRS 11285)。第5例。
 9/25大町市(のっぺ山荘。大代孝浩。9/1 SRS 8214 )。第6例。
 以下は大代さんからいただいた10/25日のコメントです:
 『栗田さん、続々と到着しているもようです。
 のっぺに来ている個体ですがここ数日から破損があったり、鮮度が落ちていたりするものが増えたように感じました。
 先週は長野県内の移動個体が多く、今週末は東北地方の移動個体が多かったことから入れ替わっていることがわかるような気がします。では、長野北部個体はどこへ?
 来週末は10月に入りますが、のっぺで10月までいたという記憶は(過去の例では)ありません。どうなるか楽しみです。よろしくお願いいたします』。
 別な方から伺った話では、実際には、10月中旬になっても少数のアサギマダラがのっぺ山荘で観察されたとのことです。
 8月24、25日には、ほぼ間違いなく、グランデコからの集団をかなり含む流れがのっぺ山荘に流入したのだと思います。
 この流れが、群馬県の赤城自然園へ行く集団と無関係なのか。
 愛知県の三ヶ根山に行く集団と無関係なのか。
 いろいろな関心・問題意識が生まれます。
 私の個人的な意見では、05年の9月下旬にのっぺ山荘に飛来したグランデコ個体を含む集団は、おそらく、赤城自然園とは異なる流れであろうと思います。三ヶ根山へ行く集団とは一部(全部ではなく一部)関わっているのではないか、と推測しています」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。060114記載)。


第2208話(栗田)■グランデコから愛知県田原市までアサギマダラが424km移動した(SRS10790 05.8/31) <愛知県47例目>
「2005年8月31日に、福島県のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、45日後に、愛知県の田原市の蔵王山で再捕獲されました。
 以下、その詳細を記載します。
 05年の9月2日に、福島県北塩原村のグランデコ・リゾートのスキー場で、私はアサギマダラに『SRS10790』と記載して放蝶しました。
 それから45日後の10月15日に、愛知県田原市の蔵王山の権現の森で、斉藤幹弥さんがその蝶を再捕獲されました。斉藤は、『ミキヤ22 三河』と追記をして放蝶されました。
 移動距離は418km。移動方向は南西でした。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第47番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧・内海フォレストパーク。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22. 旧・内海フォレストパーク。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.南知多町の旧・内海フォレストパーク。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。34.衣笠山。35.三ヶ根山。36,37.冨具神社。38.三ヶ根山。39.冨具神社。40.三ヶ根山。41.豊橋市多米峠。42,43.扇子山。44,45,46.三ヶ根山。47.蔵王山)。グランデコから田原市への移動は6例目となりました。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。福島県に滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県に多数の個体が出現します。
 本例は、8/31というアサギマダラのシーズンの比較的後期にグランデコで標識されました。その後、まもなく移動を開始し、10月15日までに田原市に来たものと推測されます。
 本例と同日に標識された例はこれまでの報告では以下の通りです:
 グランデコ 05.08.31 SRS10231→05.09.20赤城自然園
 グランデコ 05.08.31 SRS10425→05.10.01愛知県美浜町
 グランデコ 05.08.31 SRS10675→05.09.21赤城自然園
 グランデコ 05.08.31 SRS10632→05.09.23赤城自然園
 グランデコ 05.08.31 SRS10790→05.10.15田原市蔵王山 ←本例
 これらを集団としてとらえる、9月20日前後に赤城自然園に移動し(誤差は何とわずか3日間!!)、それから10〜20日で愛知県に来ていることが分かります(もちろん、愛知県に来た個体が、赤城自然園経由で来たと述べているわけではありません)。
 『アサギマダラは複数例を時空に配置することで流れが読めてくる』」。
      (栗田昌裕。SRS提唱者。060114記載)。


第2209(栗田)■グランデコから群馬県赤城自然園まで160km移動したアサギマダラを自己再捕獲できた(SRS6916 05.8/18) <赤城第17例>
「2005年8月17日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、47日後に、群馬県の赤城自然園で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月17日に、群馬県耶麻郡北塩原村のグランデコリゾート内のスキー場で、私がアサギマダラに『SRS6916』とマーキング(標識)をして放蝶しました。
 その後、47日後の05年10月4日に、群馬県赤城村の赤城自然園で、根本舞さん、大川美咲さんがその蝶を再捕獲されました。根本さん、大川さんは、その蝶に『AP2988』と追記して再度放蝶しました。
 移動距離は約160km。移動方向は南西です。
 本例は、2005年にグランデコから赤城自然園まで移動して確認された第17例目となりした。
 これらの17例は、標識日は異なりますが、類似の経過を辿って、赤城自然園に来た可能性を考えています。数多くの例を知ることで、集団の動きが幅を持って見えてくるとよいと思います。
 さしあたって9月後半に赤城自然園に押し寄せていることが注目に値します。
 どの例も、間に最小でも2週間(半月)はかかっているので、この間に、いったいどこでどのようにて過ごしているのか、非常に興味が持たれるところです(最短移動期間=16日)。多くの移動例が具体的に分かっているので、人間には途中の様子が見えていないというのは、何とも不思議なことだと思います。
 『グランデコ→赤城』という移動ストリームに関するだけでも、『見えていない時間・空間(=空白の時空=時空ギャップ)』が相当に大きいこと注目しておきたいと思います。
 8月18日にグランデコで標識された個体は以下のような経過を辿りました。
 ●8/18 SRS6511 → 9/29 諏訪市豊田文出 宮阪誠文 
 ●8/18 SRS6916 → 10/4 群馬県赤城村  根本・大川 ←本例
 ●8/18 SRS7126 → 10/9 愛知県豊橋市 白井保男
 ●8/18 SRS6829 → 10/12 愛知県三ヶ根山 桑山一七
 ●8/18 SRS7141 → 10/14 長野県大町市 大代孝浩
 ●8/18 SRS6587 → 11/14 鹿児島県屋久島 久保田義則
再捕獲先は群馬、長野、愛知、鹿児島と4県に渡っていますが、陸地を移動する場合は、ある程度、距離に依存した時間をかけていることがよく分かるような気がします。
 こういった諸例から、移動スケジュールの許容範囲(=移動の幅)も具体的に見えてきます」。
       (栗田昌裕。SRS提唱者。060114記載)。


第2210話 ■牛が来た
<第124回定例会 「単純法(単純力横溢法)」で提出された「ちょっといい話」より>
「牧場に行って牛を見たいと思っていたところ、週末、あまり天気がよくなかったので、出かけなかった。
 すると電話で連絡が入り、近所にイベントで牛が来ていることがわかった(!!)。
 早速、子供を連れて出かけ、牛乳をもらった。
 牛が近くまで来てくれる、というのはスゴイのではないか?」。
   (木○京○。SRSインストラクター。051017受け取り)


<特別指導会[定例会]の内容がDVD化されました→問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第28回「直観法」の内容のメッセージを紹介します:
◆ 第28回「直観法(直観力開発法)」 97年10月22日
 直観力は二つの側面を持ち、ものごとの大局をとらえる力であり、本質を知る力る。SRSは直観力を磨く体系であり、速読訓練も直観力の訓練に他ならない。直観は二種の仕組みで成立し、二つの場で支えられ、七つの領域に作動し、三つの様式で発現する。講習では、直観力を磨く四つの特殊な方法と、日常で直観力開発をする方法を解説・指導する。

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