【今週のちょっといい話】 第2211話−第2215話

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「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。    
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「次回の中級速読法は1/14から始まります(講師は栗田)。問合せはお早めに」。
「第127回定例会は1/19(木)開催で 『安定法(運命・生活・精神安定化法)』です」。
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「定例会No.67『連想法』No.68『解決法』のDVD版が出来た。→詳細は問合わせを」。
「SRS記憶法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
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「SRS速読法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
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第2211話(読者)■速読法のおかげで試験が早く出来、見直しも出来、点数が取れた
   「本がいままでの10倍速く読める法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「栗田博士の速読法のおかげで、試験の文章題などの問題が早く理解でき、すぐ解答に取り組めました。見直しも多くでき、それなりの点数がとれました。感謝しております」。
     (TI。14歳。男性。鎌倉市。051121受け取り)


第2212話(栗田)■グランデコから群馬県桐生市までサギマダラが162km移動した(SRS8583 05.8/21) <群馬21例目>
「2005年8月21日に、グランデコスキー場で私が標識したアサギマダラが42日後に、群馬県の桐生市のぐんま昆虫の森で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月21日に、福島県のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに、『SRS8583』と標識をして放蝶しました。
 それから42日後の05年10月2日に、群馬県桐生市新里町鶴ヶ谷のぐんま昆虫の森で、羽賀佐市さんが、この個体を再捕獲されました。
 このときの移動距離は162kmで、移動方向は南西でした。
 グランデコから群馬県へは、結局22例が移動したことが確認されています。
 本例はそのうちの第21番目になります。22例のうち、20例が、赤城自然園で確認され、残り2例が、ぐんま昆虫の森で確認されました。本例はそのうちの1例です。
 赤城自然園とぐんま昆虫の森は、グランデコから見ると、誤差は2km以内で、ほぼ同じ距離にあります。
 赤城自然園からぐんま昆虫の森を見ると、南東に18.6kmの距離にあり、アサギマダラの移動能力から見ると、赤城自然園とぐんま昆虫の森は、往来できる範囲ですから、アサギマダラの移動現象としてはひとつながりのエリアを形成している可能性もあります。
 いろいろな方の観察例が蓄積することによって、アサギマダラの移動現象がふくらみを持って少しずつ見えて来ているのです」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。060115記載)。


第2213話(栗田)■グランデコから愛知県田原市までアサギマダラが424km移動した(SRS6421 05.8/17) <愛知県48例目>
「2005年8月17日に、福島県のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、59日後に、愛知県の田原市の蔵王山で再捕獲されました。
 以下、その詳細を記載します。
 05年の8月17日に、福島県北塩原村のグランデコ・リゾートのスキー場で、私はアサギマダラに『SRS6421』と記載して放蝶しました。
 それから59日後の10月15日に、愛知県田原市の蔵王山の権現の森で、斉藤幹弥さんがその蝶を再捕獲されました。斉藤さんは、『ミキヤ91 三河』と追記をして放蝶されました。
 移動距離は424km。移動方向は南西でした。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第48番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧・内海フォレストパーク。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22. 旧・内海フォレストパーク。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.南知多町の旧・内海フォレストパーク。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。34.衣笠山。35.三ヶ根山。36,37.冨具神社。38.三ヶ根山。39.冨具神社。40.三ヶ根山。41.豊橋市多米峠。42,43.扇子山。44,45,46.三ヶ根山。47,48.蔵王山)。グランデコから田原市への移動は7例目となりました。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。福島県に滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県に多数の個体が出現します。
 本例は、8/17というアサギマダラのシーズンの中期にグランデコで標識されました。その後、しばらく滞在をした後、10月15日までに田原市に来たものと推測されます。
  本例と同日に標識された個体の時空経過は以下の通りです:
 グランデコ 05.08.17 SRS6147→05.10.09 愛知県名古屋市
 グランデコ 05.08.17 SRS6421→05.10.15 愛知県田原市
 グランデコ 05.08.17 SRS6203→05.10.30 高知県足摺岬
 グランデコ 05.08.17 SRS6184→05.11.03 宮崎県宮崎市
 これらの例を見ると、愛知県に10月中旬頃に来た個体は、そこから2週間程度で一気に本州を抜けてしまうように思われます。
 『アサギマダラは複数例を時空に配置することで流れが読めてくる』」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。060115記載)。


第2214(栗田)■グランデコから群馬県赤城自然園までアサギマダラが160km移動した(SRS10274 05.8/31) <赤城第18例>
「2005年8月31日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、37日後に、群馬県の赤城自然園で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月31日に、群馬県耶麻郡北塩原村のグランデコリゾート内のスキー場で、私がアサギマダラに『SRS10274』とマーキング(標識)をして放蝶しました。
 その後、37日後の05年10月7日に、群馬県赤城村の赤城自然園で、内田洋子さん、片場富夫さんがその蝶を再捕獲されました。内田さん、片場さんは、その蝶に『AP4248』と追記して再度放蝶しました。
 移動距離は約160km。移動方向は南西です。
 本例は、2005年にグランデコから赤城自然園まで移動して確認された第18例目となりした。
 これらの18例は、標識日は異なりますが、類似の経過を辿って、赤城自然園に来た可能性を考えています。数多くの例を知ることで、集団の動きが幅を持って見えてくるとよいと思います。さしあたって9月後半から10月にかけて赤城自然園に押し寄せていることが注目に値します。
 どの例も、間に最小でも2週間(半月)はかかっているので、この間に、いったいどこでどのようにて過ごしているのか、非常に興味が持たれるところです(最短移動期間=16日)。多くの移動例が具体的に分かっているので、人間には途中の様子が見えていないというのは、何とも不思議なことだと思います。
 『グランデコ→赤城』という移動ストリームに関するだけでも、『見えていない時間・空間(=空白の時空=時空ギャップ)』が相当に大きいこと注目しておきたいと思います。
 8月31日にグランデコで標識された個体は以下のような経過を辿りました。
●8/31 SRS 10231→9/20  群馬県赤城自然園 松本・大川
●8/31 SRS 10675→9/21  群馬県赤城自然園 松本・大川
●8/31 SRS 10842→9/30  群馬県赤城自然園 内田・片場
●8/31 SRS 10425→10/1  愛知県美浜町 村井信彦
●8/31 SRS 10790→10/15 愛知県三ヶ根山 斉藤幹弥
●8/31 SRS 10274→10/15 群馬県赤城自然園 内田・片場
●8/31 SRS 10429→10/26 三重県大紀町 西村冨士生
再捕獲先は群馬、愛知、三重と3県に渡っていますが、群馬県への移動だけを見ても、かなりの幅があることが分かります。こういった諸例から、移動スケジュールの許容範囲(=移動の幅)も具体的に見えてきます」。
       (栗田昌裕。SRS提唱者。060115記載)。


第2215話 ■奄美大島の旅行で昨年と同じ場所でアサギマダラに出会った遊んだ
<第124回定例会 「単純法(単純力横溢法)」で提出された「ちょっといい話」より>
「奄美大島に3泊4日の旅行に行きました。
 前日まで、台風などで天気がよくなかったようで、少し心配していましたが、4日間とも快晴でした。
 去年も出会うことができたアサギマダラに、今年も出会えるかなと思って、去年と同じ場所に行ってみました。
 今年は2頭のアサギマダラに出会い、1時間半くらい、写真を撮ったりして、一緒に過ごしました。一緒に遊んだ感じ」。
   (HT。25歳。男性。SRS速読法、定例会受講者。051017受け取り)
[栗田注:よい思い出が出来てよかったですね。アサギマダラは、集団で集まる性質があります。ポイントを見つければ、もっとたくさんの個体で出会えるでしょう]。


<特別指導会[定例会]の内容がDVD化されました→問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第29回「知力法」の内容のメッセージを紹介します:
◆ 第29回知的体力鍛錬法(知力法) 97年11月
 知力とは智性(知性と直観)を支え動かす力(知的パワー、知的フォース、知的体力)である。知力には総合性、集約性、定常性の三側面がある。知力が弱いと情報処理は不安定、効率不良、粗雑、散漫になる。知力強化で情報処理が綿密になると自分がよく分かり強力な並列処理とよく集約された出力が可能になる。知力を鍛える五本柱を解説指導する。


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