【今週のちょっといい話】 第2216話−第2220話

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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。
   ← ← <関東圏の人には2月25日開講の半月集中クラスがお薦め>
「次回の初級速読法集中講習は2月25日開始です(講師は栗田)」。    
「第127回定例会は1/19(木)開催で 『安定法(運命・生活・精神安定化法)』です」。
   ←←<S.安定性は、ルーツ(原点)を確認することで生まれる>060116
「定例会No.67『連想法』No.68『解決法』のDVD版が出来た。→詳細は問合わせを」。
「SRS記憶法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
   ← ← <26技術からなる独自のSRS記憶法Aの世界を講義し尽くす>
「SRS速読法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
   ← ← <『テキスト単独』または『テキスト+DVD』のいずれも可>


第2216話(読者)■本書には、独自の視覚訓練が含まれ、気軽に実行できる
   「本がいままでの10倍速く読める法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「速読のための図書は今までも読んだことはあったが、本書は独自の視覚トレーニングが含まれており、気軽に実行できると思って購入しました。全部はまだ読んでいませんが、少しでも効果が上がるようがんばっていきたいと思います」。
     (ST。41歳。男性。東京都練馬区。051104受け取り)


第2217話(栗田)■グランデコから群馬県桐生市までサギマダラが162km移動した(SRS6684 05.8/18) <群馬22例目>
「2005年8月18日に、グランデコスキー場で私が標識したアサギマダラが50日後に、群馬県の桐生市のぐんま昆虫の森で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月18日に、福島県のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに、『SRS6684』と標識をして放蝶しました。
 それから50日後の05年10月7日に、群馬県桐生市新里町鶴ヶ谷のぐんま昆虫の森で、羽賀佐市さんが、この個体を再捕獲されました。
 このときの移動距離は162kmで、移動方向は南西でした。
 グランデコから群馬県へは、結局22例が移動したことが確認されています。
 本例はそのうちの第22番目になります。22例のうち、20例が、赤城自然園で確認され、残り2例が、ぐんま昆虫の森で確認されました。本例はそのうちの1例です。
 赤城自然園とぐんま昆虫の森は、グランデコから見ると、誤差は2km以内で、ほぼ同じ距離にあります。
 赤城自然園からぐんま昆虫の森を見ると、南東に18.6kmの距離にあり、アサギマダラの移動能力から見ると、赤城自然園とぐんま昆虫の森は、往来できる範囲ですから、アサギマダラの移動現象としてはひとつながりのエリアを形成している可能性もあります。
 いろいろな方の観察例が蓄積することによって、アサギマダラの移動現象がふくらみを持って少しずつ見えて来ているのです」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。060116記載)。


第2218話(栗田)■グランデコから愛知県田原市までアサギマダラが424km移動した(SRS 5176 05.8/14) <愛知県49例目>
「2005年8月14日に、福島県のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、62日後に、愛知県の田原市の蔵王山で再捕獲されました。
 以下、その詳細を記載します。
 05年の8月14日に、福島県北塩原村のグランデコ・リゾートのスキー場で、私はアサギマダラに『SRS5176』と記載して放蝶しました。
 それから62日後の10月15日に、愛知県田原市の蔵王山の権現の森で、斉藤幹弥さんがその蝶を再捕獲されました。斉藤さんは、『ミキヤ94 三河』と追記をして放蝶されました。
 移動距離は424km。移動方向は南西でした。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第49番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧・内海フォレストパーク。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22. 旧・内海フォレストパーク。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.南知多町の旧・内海フォレストパーク。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。34.衣笠山。35.三ヶ根山。36,37.冨具神社。38.三ヶ根山。39.冨具神社。40.三ヶ根山。41.豊橋市多米峠。42,43.扇子山。44,45,46.三ヶ根山。47,48,49.蔵王山)。グランデコから田原市への移動は8例目となりました。本例はミズヒマワリに来た例であることが注目に値します(ミズヒマワリはアサギマダラを強力に誘引する植物ですが、特定外来生物に指定されており、その後、駆除されたようですから、このような例は来年からは見られなくなることでしょう)。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。福島県に滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県に多数の個体が出現します。
 本例は、8/14というアサギマダラのシーズンの中期にグランデコで標識されました。その後、しばらくグランデコに滞在した後に移動を開始し、10月15日までに田原市に来たものと推測されます。
 本例と同日に標識された個体たちのその後の経過は以下の通り:
●グランデコ 05.08.14&17 SRS5345→05.09.17 栃木県那須塩原
●グランデコ 05.08.14 SRS5176→05.10.15 愛知県田原市←本例
●グランデコ 05.08.14    SRS5359→05.10.25 鹿児島県喜界島
 栃木県は9月中旬(注:他例では群馬県は9月20日頃)、愛知県は10月中旬、そして、10月終わりには、もう喜界島に行っています。愛知県から喜界島までは、それまでの時間経過に比べると、格段に短い時間で移動していることが次第にわかりつつあります。
 『アサギマダラは複数例を時空に配置することで時間空間の幅を考慮した流れが読めてくる』」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。060116記載)。


第2219(栗田)■グランデコから群馬県赤城自然園までアサギマダラが160km移動した(SRS10131 05.8/24) <赤城第19例>
「2005年8月24日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、44日後に、群馬県の赤城自然園で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月24日に、群馬県耶麻郡北塩原村のグランデコリゾート内のスキー場で、私がアサギマダラに『SRS10131』とマーキング(標識)をして放蝶しました。
 その8日後の9月1日に、私は同じスキー場で、その蝶に再会し、『B』(9/1を表す記号)を付記して、再度放蝶しました。
 その後、36日後の05年10月7日に、群馬県赤城村の赤城自然園で、内田洋子さん、大川美咲さんがその蝶を再捕獲されました。内田さん、大川さんは、その蝶に『AP4156』と追記して再々度放蝶されました(44日=8日+36日)。
 移動距離は約160km。移動方向は南西です。
 本例は、2005年にグランデコから赤城自然園まで移動して確認された第19例目となりました。
 これらの19例は、標識日は異なりますが、類似の経過を辿って、赤城自然園に来た可能性を考えています。数多くの例を知ることで、集団の動きが幅を持って見えてくるとよいと思います。さしあたって9月後半から10月にかけて赤城自然園に押し寄せていることが注目に値します。
 どの例も、間に最小でも2週間(半月)はかかっているので、この間に、いったいどこでどのようにて過ごしているのか、非常に興味が持たれるところです(最短移動期間=16日)。多くの移動例が具体的に分かっているので、人間には途中の様子が見えていないというのは、何とも不思議なことだと思います。
 『グランデコ→赤城』という移動ストリームに関するだけでも、『見えていない時間・空間(=空白の時空=時空ギャップ)』が相当に大きいこと注目しておきたいと思います。
 本例は8月24日と9月1日にグランデコで確認されましたが、その両日に標識された個体は以下のような経過を辿りました。
●8/24 SRS 9959 →10/3  愛知県三ヶ根山  榊原君江 
●8/24 SRS 9961 →10/24 沖縄県名護市   野林千枝 
●8/24,9/1 SRS10131 →10/9 群馬県赤城自然園 内田・大川 ←本例
●9/1 SRS 11285 → 9/25 長野県大町市 大代孝浩
●9/1 SRS 11344 →10/7 愛知県三ヶ根山 佐分隆文
●9/1 SRS 11363 →10/13 高知県物部村 土居敬典
●9/1 SRS 11393 →10/9 愛知県三ヶ根山 西村・栗田
●9/1 SRS 11549 →9/17 群馬県赤城自然園 松本・根本
●9/1 SRS 11708 →10/24 京都市左京区 金田 忍
再捕獲先は群馬、愛知、長野、高地、京都と5府県に渡っていますが、群馬県赤城自然園への移動だけを見ても、再捕獲日は9/17と10/9とで、かなりの幅があることが分かります。こういった諸例から、移動スケジュールの許容範囲(=移動の幅)も具体的に見えてきます」。
       (栗田昌裕。SRS提唱者。060116記載)。


第2220話 ■ラッキーな買い物
「お正月に近所の電器販売店で買い物をした。レシートがプリントアウトされ、『当たり』が印刷されていた。『50人に1人タダ・キャンペーン!』に運良く当選したのだ。支払った全額が返却された。全額とは言っても2020円だったのだが。もっと高価な買い物をしておけばよかったとチョッピリ思ったが、小額だからこそ当選したのだろうと思い直した。正月から縁起が良い。『大吉』とは言えないが『小吉』で始まる幸先のよい正月となった(No.282)」。
        (赤○敏○。SRSインストラクター。060114受け取り)


<特別指導会[定例会]の内容がDVD化されました→問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第30回「反応法」の内容のメッセージを紹介します:
◆ 第30回反応不良脱出法(反応法) 97年12月
 人生は反応の全体であり、出来事や入力情報に対する反応が人生も能力も運命も決めていく。反応は中枢神経系のシステム特性を示し、反応には質・度合い・方向の三側面と、顕在・潜在の二層性がある。われわれは例外なく反応不良の状態にあり、速読の理解度が低いのも反応力不足による。講義では反応領域を新たに創り出し「進化する反応力」を獲得する技術を解説・指導をする。


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