【今週のちょっといい話】 第2226話−第2230話

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「第127回定例会は1/19(木)開催で 『安定法(運命・生活・精神安定化法)』です」。
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第2226話(読者)■読ませて頂いて実践したらパチンコで勝てました
   「脳をいままでの10倍よく働かせる法」
   (三笠書房刊。栗田昌裕著。04年2月初版)の感想文。
「読ませて頂いて実践しましたらパチンコで勝てました。
今は、車の運転がうまくなりたいのです。こわがりですので!!」
     (SA。21歳。男性。京都府宇治市。051118受け取り)
[栗田注:読者が内容をどう活用・応用するかは、自由ですが、上記の本は『パチンコに勝つための本』ではありませんので、一般の読者は、上記の体験談を読んで、本の内容・趣旨に関して誤解をされないようにお願いいたします]。


第2227話(栗田)■グランデコから喜界島までサギマダラが1408km移動した(SRS4742 05.8/13) <喜界島4例目>
「2005年8月13日に、グランデコスキー場で私が標識したアサギマダラが77日後に、鹿児島県の喜界島で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月13日に、福島県のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに、『SRS4742』と標識をして放蝶しました。
 それから3日後の8月16日に、同所で、そのアサギマダラに再会し、『SRS5761』と追記をして再度放蝶しました。
 それから74日後の05年10月29日に、鹿児島県大島郡の喜界島(奄美諸島のひとつ)で、福島誠さんが、この個体を再捕獲されました(77日=3日+74日)。
 このときの移動距離は1408kmで、移動方向は南西でした。
 本例はグランデコから喜界島へ移動して再捕獲された第4例目となりました。
 他の例も並べると、
1)10月19日 福島誠 喜界島 SRS9450 8/23
2)10月25日 福島誠 喜界島 SRS5359 8/14
3)10月26日 福島誠 喜界島 SRS12127 9/2
4)10月29日 福島誠 喜界島 SRS4742 8/13, SRS5761 8/16 ←本例
5)11月3日 福島誠 喜界島 SRS7095 8/18
6)11月3日 福島誠 喜界島 SRS10540 8/31
7)11月28日 福島誠 喜界島 SRS10673 8/31
となっています。このうちの第6例目は、福島さんのあとで、自分でも再遭遇して、再捕獲しています。
 これだけの数の再捕獲をしていただけたので、私の喜界島での再捕獲データと、奄美大島での結果も併せることで、統計的な計算が可能となり、喜界島、奄美大島への飛来頭数や、両島の比較や、グランデコと他地域との比較などに関して、定量的な議論も可能になります。
 本例では、3回の画像を比較することができました。77日間、1408kmの移動で、1ランク弱の翅の劣化が生じましたが、比較的穏やかな旅であったと推測されました。
 本例は雌でしたが、グランデコでは未交尾の状態でした。
 東北地方から、数多くのアサギマダラが、1400km以上も海を渡って南西の比較的小さい島に渡っていきます。どのような途中経過をたどっていくのでしょうか。どのようにして海を渡っていくのでしょうか。特に海を渡っている途中の詳細はいまだにほとんどのことが分かっていないのです。
 アサギマダラはすごい&おもしろい&素晴らしい!!
アサギマダラの渡りは感動だ!」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。060118記載)。


第2228話(栗田)■グランデコから愛知県三ヶ根山までアサギマダラが418km移動したアサギマダラを自己再捕獲した(SRS3958 05.8/8) <愛知県51例目>
「2005年8月8日に、福島県のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラに、68日後に、愛知県の三ヶ根山で再度巡り会って再捕獲しました。
 以下、その詳細を記載します。
 05年の8月8日に、福島県北塩原村のグランデコ・リゾートのスキー場で、私はアサギマダラに『SRS3958』と記載して放蝶しました。
 それから68日後の10月15日に、愛知県幡豆郡幡豆町の三ヶ根山で、私はその蝶に再会することができました。その蝶には、『SRT3755 ハズ』と追記をして放蝶しました。
 移動距離は418km。移動方向は南西でした。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第51番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧・内海フォレストパーク。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22. 旧・内海フォレストパーク。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.南知多町の旧・内海フォレストパーク。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。34.衣笠山。35.三ヶ根山。36,37.冨具神社。38.三ヶ根山。39.冨具神社。40.三ヶ根山。41.豊橋市多米峠。42,43.扇子山。44,45,46.三ヶ根山。47,48,49.蔵王山。50,51.三ヶ根山)。グランデコから三ヶ根山への移動は24例目となりました。自己再捕獲としては三ヶ根山での12例目となりました。
 本例は雌個体でしたので、画像をもとに、交尾時期を特定することができました。移動前には未交尾で、移動後は交尾後でしたので、移動中に交尾をしたことが分かったのです。
 グランデコから愛知県に移動した9例の雌のうちの、1例は情報が得られませんでしたが、8例は、移動前は交尾徴候なしで、移動後は交尾徴候がありましたので、福島県から愛知県への移動途中で交尾が行われることが分かりました。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。福島県に滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県に多数の個体が出現します。
 本例は、8/8というアサギマダラのシーズンの比較的初期にグランデコで標識されました。その後、9月の声を聞く頃までグランデコに滞在した後に移動を開始し、10月15日までに三ヶ根山に来たものと推測されます。
 愛知県の第50例であるSRS3093は8/6に標識され、10/15の8:36に、第51例である本例はSRS3958は8/8に標識され10/15の9:54に、どちらも三ヶ根山で再捕獲されました。両者は出発点も、再捕獲点でも近い集団に属していたと考えられます。そこで、8/6、8/8に標識された個体たちのその後の経過を眺めてみると以下の通りです:
●グランデコ05.08.06 SRS3209→05.09.17 赤城自然園
●グランデコ05.08.06 SRS3227→05.10.06 愛知県三ヶ根山
●グランデコ05.08.06 SRS3402→05.11.12 奄美大島
●グランデコ05.08.08 SRS4070→05.10.02 愛知県三ヶ根山
●グランデコ05.08.08 SRS4164→05.10.09 愛知県三ヶ根山
●グランデコ05.08.08 SRS4168→05.09.25 のっぺ山荘
 群馬県は9月中旬、長野県は9月下旬、愛知県は10月上〜中旬、そして、10月末から11月になると喜界島や奄美大島に行っています。 
 群馬県の赤城自然園と長野県ののっぺ山荘は、お互いに接点のないコースかというと、必ずしもそうとは言えません。しかし、どちらも、9月中旬に多くの個体が見られますから、グランデコからの移動集団は、赤城自然園に寄るコース、のっぺ山荘に寄るコースと、おおざっぱには分岐している可能性があると思います(但し、個人的な定量的な試算では、もっと別な未知のコースに行くものの方がはるかに多いようですが)。
 『アサギマダラは集団の時空配置で移動の流れが読めてくる』。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。060118記載)。


第2229話(栗田)■グランデコから神奈川県藤沢市までアサギマダラが270km移動した(SRS11228 05.9/1) <神奈川県第1例>
「2005年9月1日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラを、52日後に、神奈川県の藤沢市で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の9月1日に、群馬県耶麻郡北塩原村のグランデコリゾート内のスキー場で、私がアサギマダラに『SRS11228』とマーキング(標識)をして放蝶しました。
 その52日後の05年10月23日に、神奈川県藤沢市の藤沢駅から1kmほどのところにある新林公園内で、島崎行雄さんがこの蝶を捕獲され、標識を確認し、再度放蝶されました。島崎さんは、蝶研出版に連絡をされ、蝶研出版の連絡によって私のもとに情報がもたらされました。
 移動距離は約270km。移動方向は南西です。
 本例は、2005年にグランデコから神奈川県まで移動して確認された唯一の例となりました。10月23日というと、愛知県のピークを過ぎたあたりの時期です。こんな時期に、藤沢市にいるということは何を意味するのでしょうか。
 新林公園は、三浦半島の西の根本にあり、藤沢駅には北西に1km以内の場所で、江ノ島への南に約3km、鎌倉へは東南東に5kmの位置にあります。
 愛知県での大きなピークのあとに、静岡での報告が散発的にあったり藤沢の報告があったりすると、単に『のんびりと遅れている特別な個体が見出された』というよりも、逆に海岸経由で、関東南部に戻っている『集団』があるのではないか、という気もして来ます。
『1頭の標識されたアサギマダラの背後には、標識されていないその仲間が百頭はいる』と考えていますので、それらがどのような旅行プランにしたがって動いているかは実に興味深い課題です。
 ここから一気に南下すれば、伊豆諸島に行くのが自然かなとも考えられます。そこから先はやや南南東に飛べば小笠原諸島も移動圏内に入って来ます。
 別な方から個人的にいただいた情報では、05年には11月になっても、丹沢山系のヒヨドリバナに集まっていたアサギマダラがそこそこの数見られたようですから、このあたりの調査の今後の成果が楽しみになる再捕獲例と言えます。
 アサギマダラはすごい&おもしろい&素晴らしい!!
アサギマダラの渡りには未知のエリアが残されている」。
       (栗田昌裕。SRS提唱者。060118記載)。


第2230話 ■楽しめるレンタカー
「久々にレンタカーを運転した。カーナビ付きハイブリッド車で、手渡されたキーが箱形形状なのにまず驚いた。エンジン始動は、キーを回さず、別のボタンを押すのだ。オートマ用の見慣れた大きなシフトバーは無く、パネル前面にある小さなノブの操作に慣れるのに手間取った。駐車時のバックはモニター画面を見ながら恐々と・・・初心者の心境となった。新しいことばかりに、戸惑いながらも珍しさが勝り、半日を楽しく面白く過ごせた(No.283)」。
(赤○敏○。SRSインストラクター。060114受け取り)
[栗田昌裕:バックの際に、後部の周囲画像が見られるレンタカーは私もときどき乗りますが、奄美大島などの山道で、側溝脇ぎりぎりで駐車したり、道路の縁で草むらがあって運転台からの視認が難しい場所に止めなくてはいけない場合などには、なかなか便利な機能だと思っています]。


<特別指導会[定例会]の内容がDVD化されました→問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第32回「高揚法」の内容のメッセージを紹介します:

◆ 第32回知性気分高揚法(高揚法) 98年2月25日
身体にも精神にも波がある。波の高い領域を高揚と呼ぶ。高揚の仲間には飛翔・発揚・充実・止揚があり成功につながる。対比概念は沈滞・抑鬱・低迷・抑圧・空虚であり失敗に連動する。後者を打破し知的高揚、感情的高揚、身体的高揚(身体・内臓のハイな状態)、潜在系の高揚を実現する技術を解説指導する。高揚する回路を創り高揚体験を増やそう。

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