【今週のちょっといい話】 第2231話−第2236話

一つ前のいい話に
戻る
次のいい話に進む
タイトル一覧表へ
SRS能力開発法の
HP表紙に戻る

<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は2月18日・19日です(講師は栗田)」。    
   ← ← <関東圏の人には2月25日開講の半月集中クラスがお薦め>
「次回の初級速読法集中講習は2月25日開始です(講師は栗田)」。    
「第128回定例会は2/23(木)開催で『選択法(人生最良選択決断法)』です」。
   ← ← A.選択法では、そもそも選択肢をどれくらい持つか問題となる。060119
「定例会No.67『連想法』No.68『解決法』のDVD版が出来た。→詳細は問合わせを」。
「SRS記憶法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
   ← ← <26技術からなる独自のSRS記憶法Aの世界を講義し尽くす>
「SRS速読法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
   ← ← <『テキスト単独』または『テキスト+DVD』のいずれも可>


第2231話(読者)■速読を是非マスターしてあきらめてきたことにチャレンジしたい
   「本がいままでの10倍速く読める法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「速読を是非マスターして、これまであきらめてきたことにチャレンジしたいと思いました」。
     (RS。29歳。女性。長野県宇治市。050817受け取り)


第2232話(栗田)■グランデコから喜界島までサギマダラが1408km移動した(SRS7095 05.8/18) <喜界島5例目>
「2005年8月18日に、グランデコスキー場で私が標識したアサギマダラが77日後に、鹿児島県の喜界島で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月18日に、福島県のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに、『SRS7095』と標識をして放蝶しました。
 それから77日後の05年11月3日に、鹿児島県大島郡の喜界島(奄美諸島のひとつ)で、福島誠さんが、この個体を再捕獲されました。
 このときの移動距離は1408kmで、移動方向は南西でした。
 本例はグランデコから喜界島へ移動して再捕獲された第5例目となりました。
 他の例も並べると、
1)10月19日 福島誠 喜界島 SRS9450 8/23
2)10月25日 福島誠 喜界島 SRS5359 8/14
3)10月26日 福島誠 喜界島 SRS12127 9/2
4)10月29日 福島誠 喜界島 SRS4742 8/13, SRS5761 8/16
5)11月3日 福島誠 喜界島 SRS7095 8/18 ←本例
6)11月3日 福島誠 喜界島 SRS10540 8/31
7)11月28日 福島誠 喜界島 SRS10673 8/31
となっています。このうちの第6例目は、福島さんのあとで、自分でも再遭遇して、再捕獲しています。
 これだけの数の再捕獲をしていただけたので、私の喜界島での再捕獲データと、奄美大島での結果も併せることで、統計的な計算が可能となり、喜界島、奄美大島への飛来頭数や、両島の比較や、グランデコと他地域との比較などに関して、定量的な議論も可能になります。
 本例は、標識時と再捕獲の画像を比較することができました。77日間、1408kmの移動で、1ランク強の翅の劣化が生じましたが、翅全体でムラなく均一な鮮度の低下が起きており、破損の度合いも少ないことから、比較的穏やかな旅をしたと推測されました。
 本例は雌でしたが、グランデコでは未交尾の状態で、喜界島では交尾後と推測されました。
 東北地方から、数多くのアサギマダラが、1400km以上も海を渡って南西の比較的小さい島に渡っていきます。どのような途中経過をたどっていくのでしょうか。どのようにして海を渡っていくのでしょうか。特に海を渡っている途中の詳細はいまだにほとんどのことが分かっていないのです。
 アサギマダラはすごい&おもしろい&素晴らしい!!
アサギマダラの渡りは感動だ!」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。060119記載)。


第2233話(栗田)■グランデコから愛知県三ヶ根山まで418km移動したアサギマダラを自己再捕獲した(SRS3376 05.8/6) <愛知県52例目>
「2005年8月6日に、福島県のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラに、70日後に、愛知県の三ヶ根山で再度巡り会って再捕獲しました。
 以下、その詳細を記載します。
 05年の8月6日に、福島県北塩原村のグランデコ・リゾートのスキー場で、私はアサギマダラに『SRS3376』と記載して放蝶しました。
 それから70日後の10月15日に、愛知県幡豆郡幡豆町の三ヶ根山で、私はその蝶に再会することができました。その蝶には、『SRT3796 ハズ』と追記をして放蝶しました。
 移動距離は418km。移動方向は南西でした。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第52番目の例となりました(1.知多半島の南知多町。2. 渥美半島の田原町蔵王山。3.豊田市炮烙山。4.三ヶ根山。5.名古屋市大高緑地公園。6,7. 美浜町の冨具神社。8.南知多町の旧・内海フォレストパーク。9.三ヶ根山。10.蔵王山。11,12.三ヶ根山。13.冨具神社。14,15,16,17,18.三ヶ根山。19.蔵王山。20.扇子山。21.衣笠山。22. 旧・内海フォレストパーク。23,24,25.三ヶ根山。26.名古屋市。27.南知多町の旧・内海フォレストパーク。28.幸田町。29.三ヶ根山。30.豊橋市大岩町。31,32,33.三ヶ根山。34.衣笠山。35.三ヶ根山。36,37.冨具神社。38.三ヶ根山。39.冨具神社。40.三ヶ根山。41.豊橋市多米峠。42,43.扇子山。44,45,46.三ヶ根山。47,48,49.蔵王山。50,51,52.三ヶ根山)。グランデコから三ヶ根山への移動は25例目となりました。自己再捕獲としては三ヶ根山での13例目となりました。
 本例では2回出逢った際の画像をもとに、翅の鮮度の比較ができました。8月の初めからの70日間の移動の前後で、翅の表面の鮮度が1ランク劣化したことが分かりました。しかし、破損がないので、移動の道中は平和であったと思われます。
 福島県で8月の異なる日に標識をしても、移動先の愛知県ではほぼ同時多発的に出現します。福島県に滞在した後、8月下旬〜9月上旬に、何らかの契機を引き金として『ほぼシンクロして』、南下の旅を始めるようです。
 それから約30〜40日経つと愛知県に多数の個体が出現します。
 本例は、8月6日というアサギマダラのシーズンの比較的初期にグランデコで標識されました。その後、9月の声を聞く頃までグランデコに滞在した後に移動を開始し、10月15日までに三ヶ根山に来たものと推測されます。
 愛知県の第50例であるSRS3093は8/6に標識され、10/15の8:36に、
第51例のSRS3958は8/8に標識され10/15の9:54に、
第52例の本例SRS3796は8/6に標識され10/15の10:51に、
いずれも三ヶ根山で再捕獲されました。三者は出発点も、再捕獲点でも
近い集団に属していたと考えられます。そこで、8/6、8/8に
標識された個体たちのその後の経過を眺めてみると以下の通りです:
 グランデコ05.08.06 SRS3093→05.10.15 愛知県三ヶ根山
 グランデコ05.08.06 SRS3209→05.09.17 赤城自然園
 グランデコ05.08.06 SRS3227→05.10.06 愛知県三ヶ根山
 グランデコ05.08.06 SRS3402→05.11.12 奄美大島
 グランデコ05.08.06 SRS3796→05.10.15 愛知県三ヶ根山
 グランデコ05.08.08 SRS3958→05.10.15 愛知県三ヶ根山
 グランデコ05.08.08 SRS4070→05.10.02 愛知県三ヶ根山
 グランデコ05.08.08 SRS4164→05.10.09 愛知県三ヶ根山
 グランデコ05.08.08 SRS4168→05.09.25 のっぺ山荘
 群馬県は9月中旬、長野県は9月下旬、愛知県は10月上〜中旬、10月末から11月になると南西諸島に行っています。 
 これらの顔ぶれを見ると、8月の上旬にグランデコにいた集団が、10月15日頃をピークとして、愛知県を目指して移動している様子がよく見えて来ます。
 これはなかなかすごい事実ではないかと感じます。
 『アサギマダラは集団の時空配置で移動の流れが読めてくる』」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。060119記載)。


第2234話(栗田)■グランデコから大阪府高槻市までアサギマダラが515km移動した(SRS3553 05.8/7) <大阪府第1例>
「2005年8月7日に、福島県北塩原村のグランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラを、52日後に、大阪府高槻市で再捕獲されました。
 以下、詳細を記載します。
 05年の8月7日に、群馬県耶麻郡北塩原村のグランデコリゾート内のスキー場で、私がアサギマダラに『SRS3553』とマーキング(標識)をして放蝶しました。
 その52日後の05年10月8日に、大阪府高槻市の芥川流域で桝田初美さんがこの蝶を再捕獲されました。桝田さんは、『HM 390 TK』と追記して放蝶されました。
 移動距離は約515km。移動方向は南西です。
 本例は、2005年にグランデコから大阪府まで移動して確認された唯一の例となりました。
どのような経路で大阪に行き、どのような経路でさらに移動をしていくのか、いずれも謎であり、興味が深い例です。単独行をしていったのか、それとも同行の群れがあったのか。どこかで他の群れと合流したのか。
 具体的な目的意識もなく、当たりばったりで動いていたのか、・・・などいろいろなことが考えられます。こういう例がもう少し多く蓄積され、再々捕獲例も加わるといいと
思います。
 アサギマダラはすごい&おもしろい&素晴らしい!!
アサギマダラの渡りは感動だ!」
       (栗田昌裕。SRS提唱者。060119記載)。


第2235話 ■SRS治療法のビデオがDVD化された
「医道の日本社からSRS治療法のビデオがシリーズで出ています。
 その4本のビデオが1月にDVD化されました。タイトルは、
 『栗田博士の臨床シリーズ まわひねりき療法 頸部疾患編』
 『栗田博士の臨床シリーズ まわひねりき療法 五十肩編』
 『栗田博士の臨床シリーズ まわひねりき療法 腰痛編』
 『栗田博士の臨床シリーズ まわひねりき療法 膝痛編』
となっています。問い合わせは、医道の日本社(電話03−3226−3777)へ。
 上記のDVDは、治療家のために作られたもので、一般の方のために作られたものではありません。間違えないようにお願いします。
 私独自の治療技術を公開しています」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。060119受け取り)。


<特別指導会[定例会]の内容がDVD化されました→問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第33回「通信法」の内容のメッセージを紹介します:

◆ 第33回 「パソコン・インターネット活用能力開発法(通信法)」 98年3月
 通信法のテーマはパソコン・インターネットなどの情報ツールを使いこなして「意識の場を広げる」ことにある。能力開発の原理は情報環境を拡大することにある。パソコンは能力を増幅する道具であり、インターネットは情報源を拡大する最良の仕組みである。時代はその作業を快適高速で行える方向に日進月歩している。通信法をマスターして情報処理能力を高め発揮する新天地を開拓しよう。

一つ前のいい話に戻る
次のいい話に進む
タイトル一覧表へ
SRS能力開発法の
HP表紙に戻る